古川黎明高校は、大崎耕土のフィールドワークや課題研究発表を通じて、地域と科学を結び付けて学ぶSSHの高校です。2026年3月卒業生の資料では、大学・学部ごとに合格と実際の進学の人数が公表されています。研究から大学の専門分野へどうつなげるかを考えてみましょう。
2026年3月卒業生の資料には東北大学工学部や電気通信大学などへの合格・進学が掲載。地域の探究を、専門分野を学ぶ理由に結び付けることが大切です。
宮城県古川黎明高等学校の大学・学科別の合格と進学の実績
対象は2025年度卒業生(2026年3月卒)・学校公表の大学・学科別合格と進学の一部です。
| 大学 | 学部・学科等 | 合格 | 進学 |
|---|---|---|---|
| 東北大学 | 工学部・電気情報物理工学科 | 1人 | 1人 |
| 東北大学 | 工学部・建築社会環境工学科 | 1人 | 1人 |
| 電気通信大学 | 情報理工学域・II類 | 1人 | 1人 |
| 室蘭工業大学 | 理工学部・創造工学科 | 2人 | 1人 |
学科別の合格・進学人数であり、大学全体の合計ではありません。同じ大学の他学部の人数を含めていません。合格と進学は別の列です。
工学や情報分野への進学例があります。地域の水管理、エネルギー、食品などへの関心からも、多様な理工系の学びにつながる可能性があります。研究で何を確かめたいかから、学部・学科を比べてみてください。
学校の大学実績と、これから出願する方式の条件は分けて確認しましょう。 合格・進学した大学の一覧だけでは、利用した選抜方式やSSH活動との関係までは分かりません。
宮城県古川黎明高等学校のSSHの探究・課題研究で取り組めること
以下は、学校公式の2026年度SSH活動報告をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 大崎耕土フィールドワーク | 2026年6月・高校1年と中学3年 | 水管理などをテーマに9コースで実施し、地域や企業、行政の協力を得て学んだと報告されています。 |
| 高校3年課題研究発表会 | 2026年5月・高校3年生52班 | スライド発表と質疑応答を行い、大学や地域の関係者から意見を受けています。 |
| 東北大学での発表と交流 | 2026年6月・高校3年の参加班 | 春菊を使った商品の開発経緯を発表し、留学生との交流で反応や意見を得ています。 |
出典:宮城県古川黎明高等学校・SSH・2026年度のフィールドワークと発表会。
現地調査、研究、発表を通じて、地域の課題を複数の立場から考える機会があります。大学での発表の経験は進学実績とは分け、自分が説明した内容や受け取った意見を整理してください。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
地域の水やエネルギーを調べた場合は、現場で分かったことと、その後に資料や実験で検証したことを分けてみましょう。地域で見付けた疑問を、調べられる問いへ変えた過程が、志望理由の材料になります。
商品の開発などに取り組んだ場合も、作ったことだけでなく、どんな比較や試行を重ねたかが大切です。発表で得た意見を受けて、改良した点や新たに生まれた問いを記録しておきましょう。
チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
農学・生命科学
生物検定や化学検定の学習を、食品や水生生物の研究に必要な知識の理解につなげる方法があります。これは今後の活動例です。
工学・情報
今後の準備例として、統計検定やプログラミングの学習を地域データの整理に使う方法が考えられます。資格名と、研究で使った内容を併せて説明できることが大切です。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
宮城県古川黎明高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
SSHの研究経験は、推薦入試でどう説明すればよいですか?
研究テーマだけでなく、問いを選んだ理由、実験や調査の方法、自分の担当、結果を受けて考え直した点を説明してください。その経験から大学で確かめたいことへつなげると、志望理由に具体性が生まれます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、研究経験を大学進学につなげる
高校で積み重ねた探究・研究を、大学で学ぶ理由と自分の強みとして伝えましょう。
スキルパスでは、理系・情報系の資格・コンテスト・探究などの実績づくりから、志望理由書や面接までをオンラインの個別指導で支援しています。全国どこからでも受講でき、一人ひとりの志望校と活動に合わせて徹底伴走します。
「研究のどこを強みとして伝えるか」「今の活動からどの大学・学部を目指せるか」といった相談は、下の無料受験相談フォームをご利用ください。


