名古屋大学教育学部附属高校は、大学の研究環境を生かし、中高大の協同による探究を進めています。2026年卒の現役進路状況とSSHの研究プログラムをもとに、大学での学びへつながる研究経験の整理を紹介します。

2026年卒の現役進路状況は国公立大学56人・私立大学34人。SSHでは生徒の関心を研究へ発展させるカリキュラムを開発しています。

名古屋大学教育学部附属高等学校の2026年卒の現役大学進路状況

以下は、学校公式「過去2か年の進路状況(現役のみ:人数)」の2026年卒欄です。

区分人数
国公立大学56人
私立大学34人
四年制大学の計90人

出典:名古屋大学教育学部附属高等学校・教育・研究活動 2026年卒の現役進路状況。

国公立56人と私立34人を合わせた90人は、この進路状況表からの集計です。別表の大学別合格数は国公立が過去2か年、私立が前年の延べ人数のため、2026年単年の大学別進学人数には読み替えていません。

学校は大学別合格例も掲載していますが、集計範囲は進路状況表と異なります。所属大学の教育内容も含め、自分の研究に必要な方法を学べる学部を幅広く比較してみましょう。

学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。

名古屋大学教育学部附属高等学校のSSH探究・研究発表

以下は、学校公式が公表する2024〜2028年度SSH基礎枠・高大接続の研究開発概要をもとに整理した活動です。

活動名対象・時期公式資料で確認できる内容
SSH基礎枠第Ⅳ期2024〜2028年度サイエンス・エージェンシーを育成するカリキュラムを開発・実践。中高大の協同を生かす。
SSH重点枠・高大接続2024〜2028年度東海地区のSSHコンソーシアムと名古屋大学・岐阜大学が連携する研究開発を公表。

出典:名古屋大学教育学部附属高等学校・SSH第Ⅳ期基礎枠・高大接続の概要、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。

連携先の大学名は合格者の一覧ではありません。また、制度の紹介だけから全員が同じ研究を行ったとは判断できません。参加した授業やプロジェクトを具体的に示しましょう。

SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす

研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。

大学の研究者と関わった経験があれば、どの説明で疑問が解け、次に何を自分で調べたかを記録しましょう。大学の設備を使った事実と、自分で設計した研究の部分を分けると、取り組んだ内容が明確になります。

志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。

チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。

資格・コンテスト・探究を深める活動例

以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。

物理・数理

物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。

化学・生命

化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。

情報・データ

情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。

資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。

総合型・公募推薦を目指すための準備

志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。

確認したいこと準備のポイント
出願資格学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など
学力の確認数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無
研究や活動の資料問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲
志望理由高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり
日程と入学条件出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程

SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。

次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。

名古屋大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

岐阜大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

名古屋工業大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

名古屋大学教育学部附属高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問

SSHの活動を推薦入試で伝えるには、何を残せばよいですか?

活動名や参加した事実に加え、自分の問い、選んだ方法、得られたデータ、考え直した点を残しておきましょう。共同研究では自分が担当した部分も説明できることが大切です。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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高校で積み重ねた探究・研究を、大学で学ぶ理由と自分の強みとして伝えましょう。

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