岸和田高校のSSHでは、学年を越えた探究と、5つの学域での課題研究を進めています。2026年度の合格・実進学表と学校の探究資料から、研究の過程を理系推薦で伝える準備を紹介します。
2026年度は大阪大学に新卒7人・既卒4人が合格し、11人が進学。SSHでは2年生の研究を3年次の論文へつなげています。
大阪府立岸和田高等学校の大学合格実績
以下は、学校公式の令和8年度進路状況からの抜粋です。本年度卒業生の合格、過年度生の合格、進学者を原典どおり分けています。
| 大学 | 本年度卒の合格 | 過年度生の合格 | 実進学 |
|---|---|---|---|
| 大阪大学 | 7人 | 4人 | 11人 |
| 神戸大学 | 6人 | 2人 | 8人 |
| 同志社大学 | 35人 | 8人 | 10人 |
| 立命館大学 | 31人 | 11人 | 6人 |
| 近畿大学 | 177人 | 31人 | 35人 |
出典:大阪府立岸和田高等学校・令和8年度進路状況・合格と進学者。
表の最初の2列は合格人数、最後は実際の進学人数です。複数大学への合格もあるため、合格の延べ人数と実進学人数は同じではありません。
大学合格と実進学を別々に確認できる資料です。高校の研究で深めた問いから、志望する学部で学べる内容を比較してみましょう。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
大阪府立岸和田高等学校のSSH探究・研究発表
以下は、学校公式のSSH概要と学年別探究の取組をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 学年を越えた探究 | 学校公式のSSH概要 | 1年セレンディピティ、2年文理課題研究、3年キャリアスタートゼミを通して学びを継続。 |
| 5学域での文理課題研究 | 2024年度以降 | 数理・自然科学、情報・芸術、地域・健康、社会・異文化、人文・人間の学域で研究を進める。 |
| 発表と論文 | 2・3年の活動案内 | 2年次に中間・最終発表を行い、3年次に研究内容を精査して論文へまとめる。 |
出典:大阪府立岸和田高等学校・岸和田高校SSH・学年を越えた探究、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
研究の成果と、下級生に方法を伝えた経験は、それぞれ説明できる内容が異なります。助言したことだけで他の班の成果まで自分の実績にせず、自分が担った役割を明確にしましょう。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
前の学年で立てた計画と、研究後に書いた論文を比べてみてください。問いや方法がどのように変わり、どの結果が自分の見方を変えたかを振り返ると、研究の継続が具体的に伝わります。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
物理・数理
物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。
化学・生命
化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。
情報・データ
情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
大阪府立岸和田高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
SSHの活動を推薦入試で伝えるには、何を残せばよいですか?
活動名や参加した事実に加え、自分の問い、選んだ方法、得られたデータ、考え直した点を残しておきましょう。共同研究では自分が担当した部分も説明できることが大切です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
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