国分高校では、生徒自身がテーマや仮説を決め、試行錯誤を続ける課題研究の進め方が公開されています。令和8年の大学合格実績と、理数科・普通科それぞれの研究指導を紹介します。

令和8年の合格表には、鹿児島大学22人、宮崎大学4人、第一工科大学10人などが掲載されています。

国分高校の大学合格実績

対象は学校公式・令和7年度卒業生の進路状況に掲載された令和8年の大学合格者数です。

大学名合格者数うち過年度
鹿児島大学22人5人
宮崎大学4人掲載なし
筑波大学1人掲載なし
熊本大学1人掲載なし
佐賀大学1人掲載なし
第一工科大学10人掲載なし
福岡工業大学3人掲載なし

出典:鹿児島県立国分高等学校・令和7年度卒業生の進路状況・令和8年合格欄。

過去5年分の表から令和8年の列を抜粋しています。括弧内は過年度生の内数、空欄は「掲載なし」です。5年間の累計とは分けて読んでください。

実績にある大学名を参考にしながら、自分の研究分野と各大学の学部・学科で学べる内容を照らし合わせてみましょう。合格者数の多さだけでは、受験方式や研究との相性までは分かりません。

学校の大学実績と、これから出願する方式の条件は分けて確認しましょう。 合格・進学した大学の一覧だけでは、利用した選抜方式やSSH活動との関係までは分かりません。

国分高校の公式資料で分かるSSHと探究活動

以下は、学校公式が公開する理数科・普通科の課題研究の進め方をもとに整理した活動です。

活動名対象・時期公式資料で確認できる内容
テーマを決める過程理数科の指導資料教員との問答や試行錯誤を重ね、最終的にテーマや仮説を生徒自身が決定する方針を示しています。
検証と議論理数科の課題研究実験や議論を通して課題を見つけ、研究と発表を自ら進める力の育成を目指しています。
普通科の研究支援普通科の指導資料理数科の研究手法を生かし、共通の指導資料や自主ゼミなどで研究を支える構成です。

出典:鹿児島県立国分高等学校・理数科の課題研究の進め方、鹿児島県立国分高等学校・普通科の課題研究の進め方。

学校で用意された活動に参加したことと、自分が研究で判断・実行したことは分けて整理しましょう。テーマを選んだ理由、比較した条件、結果への疑問、発表で受けた質問を残すと、進学後に深めたい課題も説明しやすくなります。

SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす

研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。

テーマを決めるまでに迷った経験も、研究の一部として整理しましょう。最初の案がどこで行き詰まり、どの観察や助言を受けて問いを変えたかを示すと、考えた過程が伝わります。

教員から紹介された方法を使った場合は、その方法の目的を理解し、自分の対象にどう当てはめたかを説明してください。研究発表では、分かったことと、まだ検証できていないことを分けることが大切です。

グループ研究では、チーム全体の成果に加え、自分が担当した作業や提案、結果を受けて変更した点を説明できるようにしておきましょう。総合型・公募推薦では、研究資料だけでなく、調査書、学力評価、面接などの条件も大学・学部・方式ごとに確認が必要です。

予想と異なった結果も、原因をどう検討したかが研究の説明に役立ちます。

資格・コンテスト・探究を深める活動例

以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。

数学・情報・データ分析

統計検定で学んだ分析を研究データに使う方法や、情報オリンピックでアルゴリズムの理解を深める方法が考えられます。例えば予選Bランクなどの実績を得た場合は、取り組んだ問題、改善した解法、探究で使えた考え方まで説明しましょう。

物理・化学・生物

物理検定・化学検定・生物検定の学習や、科学オリンピック、研究発表会への挑戦も活動の例です。検定で学んだ知識と、自分の実験・観察で確かめたことを結びつけてみましょう。

資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。

総合型・公募推薦を目指すための準備

志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。

確認したいこと準備のポイント
出願資格学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など
学力の確認数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無
研究や活動の資料問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲
志望理由高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり
日程と入学条件出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程

SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。

次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。

鹿児島大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

宮崎大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

第一工科大学の志望理由書例文を読むスキルパスの理系特化推薦対策

国分高校のSSH活動と大学進学でよくある質問

表の合格者数は、実際の進学者数ですか?

合格と進学は異なります。表の見出しと対象年度・対象学科を確認してください。同じ人の複数合格や既卒生を含む表もあり、SSHの活動だけで合格した人数を示しているわけではありません。

SSHの研究を総合型・公募推薦で伝えるには?

研究テーマだけでなく、問い、方法、結果、考察、自分の役割を整理することが大切です。大学で続けたい学問とのつながりを示し、大学・学部ごとの選抜条件に合わせて準備してください。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

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