材料を選び、成形条件や製品の寸法を確かめる経験は、大学の材料・化学・機械分野にもつながります。プラスチック成形の技能検定で学んだことを、総合型選抜の実績資料にまとめてみませんか。
「どんな条件で成形したか」「なぜ形や寸法が変わったか」を説明できることが、大学で学ぶ理由につながります。2027年度の3大学の方式と、経験のまとめ方を紹介します。
技能検定のプラスチック成形とは
技能検定は技能の習得水準を評価する国家検定制度です。プラスチック成形には、射出成形、インフレーション成形、圧縮成形などの作業があります。
例えば射出成形では、金型を用いた成形加工、条件設定、材料の知識に加え、品質管理・安全衛生などを扱います。受検資格や実施作業は地域・年度の案内で確認してください。出願書類では、級に加えて合格した作業名も正確に記載しましょう。
材料と成形の学習を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 学習を伝える場面 | 深めたい内容の例 |
|---|---|---|
| 室蘭工業大学理工学部・総合型選抜Ⅱ | 課題研究の発表・自己推薦書 | 材料の性質と測定結果の関係 |
| 芝浦工業大学工学部・総合型選抜 | スクーリング後の課題発表 | 物質・化学と加工条件の理解 |
| 工学院大学先進工学部・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告書・発表 | 材料や条件を比較した考察 |
表は、資格学習を関連分野の実習・探究へ広げ、出願資料で説明する進路の例です。資格の級別加点を示したものではありません。
室蘭工業大学は課題研究の過程を評価
室蘭工業大学の2027年度総合型選抜Ⅱでは、理工学部で課題研究の発表を含む面接があります。材料や化学に関心がある人は、システム理化学科の学びとの関連を調べてみましょう。
2027年3月卒業見込みなどで、全体評定3.5以上が必要です。指定数学科目7単位以上、地学系を除く指定理科科目5単位以上と、課題研究・理数探究・総合的な探究の時間のいずれかの履修も条件です。
共通テストは課さず、数学100点、面接・自己推薦書200点、調査書加点20点で選考されます。合格後の入学確約が必要です。成形の条件と結果を比べ、材料について生まれた疑問を説明する準備が考えられます。
出典:室蘭工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」9・11〜12ページ
芝浦工業大学はスクーリングから学びを深める
芝浦工業大学の2027年度工学部総合型選抜は、高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。志望課程のサマースクーリング修了が必要です。
例えば物質化学課程の環境・物質工学コースでは、数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・Cと、物理基礎・物理・化学基礎・化学の履修が条件です。高校のカリキュラム上履修できない場合の代替手続もあります。英検CSE1728以上など、所定の英語資格基準のいずれかも満たす必要があります。
一次は書類・自己推薦動画、二次は小論文とプレゼンテーション・面接です。第一志望とし、合格後は入学を確約する方式です。材料・加工への関心を、スクーリングとその後の課題にどう生かしたかを整理しましょう。
工学院大学は理数系探究の成果を発表
工学院大学の2027年度探究成果活用型選抜では、理数系のテーマを定めた探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験を求めています。2027年3月卒業見込み者が対象です。
先進工学部は、普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科は3.5以上などの条件があります。応用化学科など、材料への関心と合う学科の内容を調べてみましょう。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次はプレゼンテーション・面接等です。他大学と併願できます。検定の学習に加え、問いを立てて調べ、成果を発表した経験を準備することが大切です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
材料・成形条件・測定結果を志望理由へ
学校の実習で、材料や成形条件、製品の寸法を記録し、仕上がりが異なる原因を考察する活動が考えられます。これは今後の活動例です。先生の指導のもと、測定方法をそろえ、どの条件でどんな結果になったかを残しましょう。
「成形で気づいた課題→比較・測定した内容→大学で学びたい材料や化学の知識」をつなげると、経験に基づく志望理由になります。共同制作では自分の役割も説明してください。
スキルパスでは、資格・評定・履修科目から出願先を一緒に考えます。実績づくりから志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


