エンジンやシャシ、電気装置を学び、点検・整備した経験を大学進学にも生かしてみませんか。自動車の仕組みを理解した過程は、機械や電気を大学で学ぶ理由につながります。
2027年度には、三級自動車整備士を公募推薦の面接加点に使える東京工芸大学の例があります。資格評価の方式と、整備の学習を実績資料で説明する方式を比べて準備しましょう。
自動車整備士の区分と証明を確認
自動車整備士は、国土交通省の制度に基づく資格です。1・2・3級と特殊整備士の区分があり、所定の受験資格を満たして、学科・実技等に合格する必要があります。養成課程などによる免除の仕組みもあります。
受験条件は級・学歴・実務経験等によって異なります。学科試験の合格だけと、整備士資格の取得は区別しましょう。出願書類には合格証書どおりの級と種類を記載してください。
自動車整備の学習を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 資格・経験の使い方 | 主な準備 |
|---|---|---|
| 東京工芸大学工学部・公募制 | 機械・電気電子コースで三級自動車整備士を面接加点対象に掲載 | 評定・学校長推薦・数学・面接 |
| 長岡技術科学大学・第1学年公募推薦 | 推薦書の具体例と専門の口述 | 整備で学んだ機械・電気の基礎 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・プレゼンテーション | 点検や改善の過程と考察 |
東京工芸大学は三級自動車整備士を面接加点に
東京工芸大学工学部工学科の2027年度公募制では、機械コースと電気電子コースの資格表に「三級自動車整備士」が挙げられています。同表の対象資格を一つ持つ場合は3点、二つ以上は7点の面接加点です。証明書等の写しを提出します。
全体評定3.0以上と学校長の推薦が必要です。2026年4月1日〜2027年3月31日の高校等卒業・卒業見込み、または2025年度卒業などが対象となります。
選考は数学Ⅰ・Aの記述式試験100点と面接100点です。他大学との併願も可能です。資格の正式な種類を確認し、整備で学んだことを志望コースの内容に結びつけて考えましょう。
出典:東京工芸大学「2027年度工学部学生募集要項」19〜20ページ
長岡技術科学大学は専門の理解を口述で確認
長岡技術科学大学の2027年度第1学年学校推薦型選抜では、推薦書の評価を裏づける例に技能資格を挙げています。工業科で学んだ人は、機械工学分野などを検討できます。
工業等の学科・総合学科のルートは、2027年3月卒業見込み、全体評定4.0以上と学校長推薦などが条件です。総合学科には専門教科20単位以上などの条件があり、出身学科による分野制限もあります。
共通テストは課さず、推薦書・調査書60点、小論文60点、面接180点で選考されます。機械分野の基礎的な試問は数学・物理・英語です。合格後の入学確約が必要で、他の国公立大学への重複推薦はできません。
整備で理解した機械・電気の知識を、実習の具体例とともに説明しましょう。
出典:長岡技術科学大学「2027年度第1学年学校推薦型選抜学生募集要項」1〜3・18〜19ページ
東京電機大学は整備・点検の経験を発表
東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、探究や資格・活動経験などを評価します。機械工学系や電子情報工学系など、自分の関心と合う学系を調べてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。例えば工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。機械工学系は数学Ⅰ・Ⅱ、物理基礎・物理が口頭試問の範囲です。理工学部は他大学と併願できます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
点検と判断の過程を志望理由へ
例えば学校の実習で点検項目・測定値・部品の状態を記録し、仕様や正常な状態と比較する活動が考えられます。これは今後の活動例です。先生の指導のもと、どの根拠で判断し、何を確認したかを残しましょう。
「整備で気づいた課題→調べて確かめたこと→大学で学びたい機械・電気の知識」をつなげると、自分の経験から志望理由を説明できます。共同作業では、自分の担当と工夫した点を明確にしてください。
スキルパスでは、資格・評定・履修科目から出願先を一緒に考えます。実績づくりから志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


