速く入力するために、どの練習が役立ったでしょうか。文章入力の記録を分析すると、技能の上達を情報・データの探究へ発展させることができます。
入力の速さと正確さを記録し、練習方法を変えた理由まで説明しましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。
文章入力スピード認定試験の学習内容
日本情報処理検定協会が実施する、正確で迅速なキーボード入力の技能を測る認定試験です。日本語と英語は別の試験で、どちらも10分間で入力の技能を測ります。入力した量からミスを差し引き、段・級が認定されます。
日本語は純字数、英語は純ストロークスが基準です。部門と認定された段・級を正確に記載しましょう。英語部門は入力技能の試験なので、語学検定の級やスコアとは別の実績として整理してください。
出典:日本情報処理検定協会「文章入力スピード認定試験・日本語」
学習経験を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 経験を伝える場面 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | 技能の学習から情報への関心 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | 練習の工夫と分析過程 |
| 工学院大学情報学部・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | 入力条件や誤りを比較する探究 |
表は関連分野の活動・学習を説明する方式の例で、資格名ごとの固定加点を示したものではありません。
北見工業大学は学びと専門分野をつなげる
総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の情報分野を調べ、入力の記録から人とコンピュータの関わりをどう学びたいか考えてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。
学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ
東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。情報システムデザイン学系を志望する人は、入力のしやすさや誤りの傾向を調べた過程を活動資料にまとめられます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。情報システムデザイン学系の口頭試問では数学・英語の基礎知識と時事問題が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。情報学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。練習の継続に加え、条件を定めて数値を比べ、結果を発表する理数系探究への発展が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
資格から志望理由書・面接につながる活動例
今後の活動例として、自分の入力速度とミスの種類を同じ条件で記録し、練習前後を比べる方法があります。問題文の難しさや練習時間が違えば結果も変わるため、そろえた条件と残った違いを書いておきましょう。時間帯や練習方法と結果の関係をグラフにすると、改善の理由を考察しやすくなります。
「入力技能の学習→記録と比較・分析→大学で深めたい人と情報の関係」をつなげましょう。面接では、記録から何を考えたか、別の条件でも同じ結果になりそうかを説明してください。技能を身につけた努力と、分析した内容の両方を伝えられます。
スキルパスでは、資格・評定・履修科目から出願先を一緒に考え、実績づくりから志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


