Excelで集計できる、Wordで読みやすい報告書を作れる。MOSで学んだ操作を、データを使う探究や研究発表に生かしてみませんか。
ソフトを操作できることに加え、その機能を使って何を調べたかを伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。
Microsoft Office Specialist(MOS)の学習内容
MOSは、Microsoft Office製品の操作技能を証明するマイクロソフトの認定資格です。Word・Excel・PowerPointなどの科目があり、バージョンやレベルごとに試験が用意されています。実際のアプリケーションを操作して解答します。
単科目の合格と、複数科目の取得によるAssociate・Expertなどの認定は異なります。科目・バージョン・レベルを認定証に合わせて記載しましょう。Excelの関数やグラフ、Wordの文書作成などを、自分の調査・報告に使うと、学んだ内容を具体的に説明できます。
出典:MOS公式「試験概要」
学習経験を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 経験を伝える場面 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | データを使う学習と専門への関心 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | 集計・可視化を用いた活動 |
| 工学院大学情報学部・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | データを比較した探究と発表 |
表は関連分野の活動・学習を説明する方式の例で、資格名ごとの固定加点を示したものではありません。
北見工業大学は学びと専門分野をつなげる
総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の情報分野を調べ、データの整理や可視化で気づいた疑問を大学の学びにつなげてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。
学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ
東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。情報システムデザイン学系を志望するなら、調査データを扱い、利用者に伝わる資料を作った過程を説明できます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。情報システムデザイン学系の口頭試問では数学・英語の基礎知識と時事問題が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。情報学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。集計ソフトを使っただけで終わらず、比較する問いと条件を定め、結果を発表することが大切です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
資格から志望理由書・面接につながる活動例
例えば、地域の公開人口データを集め、年ごとの変化や地域差をグラフで比べる活動が考えられます。データの出典、単位、集計方法、使った関数を記録してください。グラフの軸や分類を変えると受ける印象がどう変わるかも調べると、情報を正確に伝えるための問いが生まれます。
「MOSの学習→データの集計・比較→大学で深めたい情報の扱い方」をつなげましょう。面接では、どの機能を使ったかと、その選択が分析や説明にどう役立ったかを話しましょう。共同調査では自分の集計・資料作成の担当も明確にしてください。
スキルパスでは、資格・評定・履修科目から出願先を一緒に考え、実績づくりから志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


