CGを楽しむだけでなく、画面に立体が映る仕組みを知りたい人へ。CGエンジニア検定の学習は、数学とプログラミングをつなぐ進学準備になります。
座標や投影などの知識を使い、自分で制作・検証した過程を伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。
CGエンジニア検定の学習内容
CG-ARTSが実施する、CG分野のソフトウェアやシステム開発などに関する知識を測る検定です。ベーシックは基本的な理解と知識の利用、エキスパートは専門的な理解と開発への応用力を扱います。どなたでも受験できます。
座標変換、投影、モデリングなど、CGを実現する仕組みも学習内容です。検定で学んだ理論と、自分が実装・制作した内容を結びつけましょう。同じCG-ARTSのCGクリエイター検定とは試験の範囲が異なります。
学習経験を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 経験を伝える場面 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | CG・情報分野への学修計画 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | CG制作と実装の過程 |
| 工学院大学情報学部・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | 描画条件を比較した探究と発表 |
表は関連分野の活動・学習を説明する方式の例で、資格名ごとの固定加点を示したものではありません。
北見工業大学は学びと専門分野をつなげる
総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の情報分野を調べ、CGの表現や計算の学習を大学でどう深めたいか考えてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。
学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ
東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。情報システムデザイン学系を志望するなら、表現の意図と、それを実現するプログラムや計算の工夫を説明できます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。情報システムデザイン学系の口頭試問では数学・英語の基礎知識と時事問題が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。情報学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。見栄えのよい作品に加え、条件によって描画結果や処理時間がどう変わるかを調べる準備が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
資格から志望理由書・面接につながる活動例
例えば、同じ形状のモデルでポリゴン数や光源の設定を変え、描画の結果と処理時間を比べる活動があります。使う機器とソフト、変更した条件、計測方法を残してください。どの条件で違いが現れたかをグラフや画像で示すと、制作と数理的な考察を一緒に説明できます。
「CGの理論の学習→制作と条件比較→大学で学びたい画像・情報技術」をつなげましょう。面接では、自作部分と利用したライブラリを分け、表現と処理のどちらを改善したかったのかを具体的に話しましょう。
スキルパスでは、資格・評定・履修科目から出願先を一緒に考え、実績づくりから志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


