橋の形は、力の伝わり方とどのようにつながっているでしょうか。鋼橋の実務や講習で得た疑問を、大学の構造・社会基盤の学びへ広げてみませんか。

経験した作業の紹介に加え、橋の構造を調べ、考察した過程を伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。

鋼橋架設等作業主任者技能講習の学習内容

高さ5メートル以上、または支間30メートル以上の部分など、対象となる鋼橋上部構造の架設・解体・変更の作業主任者に関する技能講習です。建災防大阪府支部では、満18歳以降の対象作業経験3年以上、または土木・建築の学科を卒業後に対象作業経験2年以上などの条件を案内しています。

受講には、経験の内容や証明書類の確認が必要です。講習を修了したことと、作業主任者に選任されたことを分けて整理しましょう。大学への出願資料では、実務の担当と、自主的に調査した内容も明確にしてください。

出典:建災防大阪府支部「鋼橋架設等作業主任者技能講習」

学習経験を生かして比較したい大学

大学・方式経験を伝える場面準備したい内容
北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠学修計画書・面接橋梁・社会基盤への関心
東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO)活動報告書・発表構造の調査と考察
工学院大学建築学部・探究成果活用型選抜理数系探究の報告・発表梁や骨組み模型の比較・発表

表は講習での学びを関連分野の調査・探究へ広げる例です。修了しただけで決まる加点表ではありません。

北見工業大学は学びと専門分野をつなげる

総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の社会基盤・環境分野を調べ、橋や構造物について大学で深めたい内容を考えてみましょう。

高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。

学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。

出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ

東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認

理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。建築・都市環境学系を志望するなら、力の伝わり方や構造物の役割について調べた経験を説明できます。

高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。

一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。建築・都市環境学系の口頭試問では数学・英語の基礎知識が問われます。理工学部は他大学と併願できます。

出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ

工学院大学は理数系探究と発表を準備

探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。建築学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。

一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。構造の違いを数値や観察記録で比べ、発表する理数系探究への発展が考えられます。

出典:工学院大学「2027年度探究成果活用型選抜募集要項」4〜5ページ

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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講習の学びを志望理由書・面接へ

例えば、学校の先生が用意した小さな梁や骨組み模型で、形状や支える位置による変形の違いを比べる活動があります。寸法・材料・条件をそろえて観察し、公開されている橋の構造の解説と比較してみましょう。模型の結果から分かることと、実際の橋で別に検討が必要な条件を分けると、大学で学ぶ理由が具体的になります。

「鋼橋の学習→構造模型と資料の比較→大学で深めたい社会基盤の技術」をつなげましょう。面接では、図面や写真を示すだけでなく、どの疑問を持ち、何を根拠に考えたのかを話しましょう。これは今後の学習活動の例です。

北見工業大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

東京電機大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

工学院大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

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