埼玉大学のHiGEPS-STARは、理工系のセミナーや討論、英語での交流から、自分の研究へ進める継続型プログラムです。推薦対策では、受講名に加えて、講義から生まれた問いと、確かめた過程を残すことが大切です。資格の学習も組み合わせれば、学問への関心を行動で伝えられます。

HiGEPS-STARで学べることと参加条件

2026年度のベーシックコースは40名を予定し、原則高校1・2年生が対象です。中学3年生は相談の対象となります。全国から応募でき、埼玉大学での対面受講に加え、遠方向けにZoom・オンデマンドも用意されています。募集期間は2026年4月1日〜6月13日でした。

選抜はWeb応募の情報、エントリーセミナーの課題レポート、面接によります。1年目のベーシックから、追加選抜を経て2年目のアドバンストへ進む仕組みです。参加状況やレポート提出等が所定の基準を満たした場合、年度末に修了証・参加証が発行されます。

出典:埼玉大学・2026年度受講生募集/2026年度応募要領

専門分野の学習だけでなく、科学英語、討論、研究倫理やデータ解析、発表の練習も含まれます。アドバンストでは大学教員の指導による個別研究が中心です。基礎段階で興味を広げ、その後に研究課題を絞れる点が特徴です。

出典:埼玉大学・HiGEPS-STAR概要

参加した経験を、推薦で伝わる成果へ

例えば環境の講義から身近な水質に関心を持ったなら、比較したい地点、測定の条件、調べる期間を決め、同じ手順で記録を集めます。測定値に差が出た際は、天候や測定時間など別の説明がないか考えます。これは活動の発展例です。実際に取り組んだ範囲を資料にまとめましょう。

講義レポート、測定記録、図表、発表後の修正を日付順に残すと、考え方の変化が見えます。指導を受けた部分と、自分で考えて変更した部分を説明できる成果資料が、書類や面接の土台になります。

資格と研究成果をどう組み合わせるか

水質や材料がテーマなら化学の基礎、測定器なら物理、データ比較なら統計を補います。化学検定・物理検定・統計検定などは、実際に取得した級と学習内容を記載し、その知識を研究のどこで使ったかまで結び付けます。

Pythonで測定値を整理した場合も、グラフを作っただけで終わらず、外れた値をどう扱ったか、比較条件はそろっているかを説明します。資格学習、検証、発表が同じ問いにつながると、志望理由にも一貫性が生まれます。

研究・学習実績を伝えられる大学3校

大学・方式学びを生かす例出願前にそろえること
電気通信大学Ⅱ類・総合型測定・制御・情報処理の成果活動資料、現役等の条件、入学確約
工学院大学情報学部・探究成果活用型環境データの分析と発表理数探究・発表経験、課程別の評定
東京電機大学理工学部・総合型(AO)実験の改善やデータによる考察数学・外国語各3.3、所定の履修

電気通信大学の2027年度総合型選抜要項7ページ(PDF9頁)は、Ⅱ類の活動実績報告書に「内容紹介」と記載しています。資格や大学のセミナー等の一覧に添え、何を学び、どう取り組んだかを伝える資料です。HiGEPS-STARで学んだテーマ、検証した方法、討論で見直した点を整理すれば、この資料で伝える活動内容を具体化できます。

Ⅱ類は2027年3月卒業見込み等が対象で、合格時の入学確約が必要です。3分以内の自己PR映像も提出し、書類選考後に発表・面接・口頭試問があります。受講名に加え、自分の研究や制作の内容を説明する準備が大切です。

出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜募集要項

工学院大学情報学部の探究成果活用型選抜は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と、学内外での発表または外部コンクール等への提出経験がある人が対象です。研究して発表した経験まで、出願前に用意することが必要です。

全体評定は普通科・理数科3.2以上、専門学科3.5以上です。その他の学科は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上となります。一次は英語・数学と探究書類、二次は発表と質疑応答です。

出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ

東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)では、問いを立てて情報収集・分析・考察を行った過程を活動報告書や発表で伝えられます。高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上で、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。一次は事前課題・活動報告等、二次は発表と口頭試問を含む面接で、他大学と併願できます。

出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ

理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も

2026年度入試では、静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。

資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。

出典:令和8年度 入学試験に関する調査資料(PDF6頁)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ

スキルパスでは、応募前に興味のある科学分野と、これまでの授業・活動を整理し、課題レポートや面接で自分の関心を説明する準備を支えます。受講後はレポートを振り返り、次に確かめたい問いを絞り、必要な資格学習と探究の予定を一緒に組み立てます。

例えば環境データを扱う生徒なら、化学の復習とPythonでの集計を進め、条件を変えた比較結果をポスターへまとめます。その資料から、大学で深めたい測定・分析の分野を選び、志望理由書、短い発表、口頭試問まで練習します。講座で得た知識を、自分の実績として説明できるところまで育てる支援です。

スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。

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