和歌山大学は、高校生が大学のデータサイエンス科目を学ぶ先取り履修を実施しています。対象科目は「データサイエンスへの誘いA・B」です。

大学で学んだ統計や情報の考え方を、自分のデータ分析へ使うことが、理系推薦の実績づくりにつながります。受講内容、資格の学習、本人の探究を組み合わせた準備を紹介します。

2026年度は和歌山県立高校の生徒が対象

大学公式の高大連携案内では、2026年度の対象を和歌山県立高校生としています。2027年度以降は対象校を順次拡大する予定ですが、全国から自由に応募できると決まったわけではありません。

自分の在籍校が対象か、どの科目を履修できるか、学校の授業と両立できるかを、先生や大学の案内で確認しましょう。対象校の拡大予定と、実際に公表された参加条件を区別することが必要です。

出典:和歌山大学・高校生向け科目等履修生(先取り履修)

「データサイエンスへの誘い」で何を学ぶか

大学の科目紹介では、Aは統計の基礎やデータ利活用、Excelによるデータ操作・図表の作成・結果の解釈を扱います。Bはデータサイエンスの手法や、R・Pythonによる分析方法の特徴、社会での応用例を学ぶ内容です。

大学が紹介する科目推薦対策へ発展させる学習の例
データサイエンスへの誘いAデータの条件を確認し、図表から分かることを説明する
データサイエンスへの誘いB分析方法を比較し、なぜその方法を選ぶかを考える

大学の正規学生向けプログラムの修了要件はA・B各1単位の計2単位ですが、高校生が受ける科目の履修・評価・証明の扱いは、先取り履修の案内で確かめてください。

出典:和歌山大学・データサイエンスへの誘いの科目内容

高1・高2から、資格と自分の分析を組み合わせる

データを読む力は、講義を聞いただけで完成するものではありません。高1・高2から受講や資格学習を始めれば、自分のテーマを決め、分析を試し、発表後に方法を見直す時間を取りやすくなります。

統計検定の学習で平均やばらつきの考え方を補い、情報系資格やプログラミングでデータ処理を学ぶ方法があります。例えば気象データを比べるなら、観測地点や欠測の有無を確認し、集計期間をそろえ、結果を図にまとめる探究が考えられます。

資格で学んだ方法をどこで使い、結果から何を考えたかまで残すことが大切です。表やコードに加え、選んだ条件、予想と違った結果、改善した点を記録しましょう。

受講の証明と、本人の成果を一緒に伝える

推薦で準備したいのは、受講した科目、学習内容、本人が作った図表やコード、考察です。大学の授業課題と、そこから自分で発展させた活動を分けて整理すると、本人の工夫が伝わります。

「大学でデータサイエンスを学びたい」という希望に、これまで試した分析と残った疑問が加われば、大学で何を深めたいかも具体化できます。

情報・データ分野で考えたい大学3校

大学・2027年度の方式学習・分析を伝える方法
筑波大学情報科学類・AC入試継続した課題解決と、過程・結果を説明する根拠資料
電気通信大学情報理工学域Ⅰ類・総合型選抜データ分析等の特別活動レポートとPR動画
工学院大学情報学部・探究成果活用型選抜理数探究、成果発表、分析や検証の資料

筑波大学情報科学類:継続した課題解決を説明

2027年度AC入試要項5ページは、最近2年間またはそれ以上の長期にわたる主体的な取り組みから、問題解決能力を評価するとしています。情報科学類は、課題と目標を自分で設定し、分析・解決の過程と結果を論理的に説明する力を重視します。

高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象で、共通テストは不要です。自己推薦書、活動経過報告書、根拠資料等による一次選考後、面接・口述試験があります。先取り履修を、その前後の学習や自主研究へつなげる準備が考えられます。

出典:筑波大学・2027年度AC入試要項5〜7ページ

電気通信大学Ⅰ類:分析した中身をレポートへ

2027年度総合型選抜のⅠ類では、データ分析等の情報技術を使った活動を特別活動レポートと3分以内の活動PR動画で示します。受講後に自分でデータを選び、処理方法を考え、結果を見直した経験を説明する方法があります。

2027年3月に日本の高校等を卒業見込みの人などが対象で、合格時の入学確約が必要です。数学Ⅲ・物理・化学の履修が望まれ、数学・情報のCBT等と、発表・面接・口頭試問があります。活動の説明と教科の基礎を並行して準備しましょう。

出典:電気通信大学・2027年度総合型選抜要項5〜8ページ

工学院大学情報学部:探究と発表を経験する

2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と、学内外での発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。全体評定は普通科・理数科3.2以上、専門学科3.5以上。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2以上、それ以外は3.5以上です。

一次は英語・数学と探究書類、二次は発表と質疑応答です。授業で学んだ方法を本人の理数探究へ使い、発表した経験までそろえることが大切です。

出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ

倍率が落ち着いた理系推薦も目標に

2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。

資格、データを使った探究成果、基礎学力を早期にそろえれば、名門理系大学も目標にできます。倍率とともに、必要な評定・履修科目・試験内容が本人に合う方式を比較しましょう。

出典:静岡大学・令和8年度入学試験に関する調査資料(PDF6頁)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで先取り履修と推薦の準備をつなぐ

スキルパスは、理系推薦に向けた実績の組み合わせ方や資格対策を熟知しています。受講に必要な数学・統計・情報の基礎を確認し、本人の関心に合う資格学習と探究の予定を組み立てます。

気象データの分析なら、条件をそろえた比較、Pythonでの可視化、図から言えることの整理まで支援できます。本人が分析の仕組みと判断の理由を説明できることが重要です。

受講内容と本人の工夫を、活動報告・志望理由書・発表・口頭試問へつなげる対策です。資格から探究、大学別の出願準備まで、オンライン個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。

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