SPARC NAGANOの先取り履修では、高校に在籍しながら大学の授業を学べます。受講した科目と、自分の探究で試したことをつなぐ経験は、総合型選抜や公募推薦で大学で学ぶ理由を伝える材料になります。

SPARC NAGANOの高校生先取り履修で学べることと参加条件

ShinXiaの先取り履修は、信州大学・長野大学・佐久大学が授業を提供する取り組みです。大学ごとに募集や費用が異なり、ここでは信州大学の2026年度後期の条件を取り上げます。

対象は長野県内の高等学校(中等教育学校後期課程を含む)に在籍する生徒です。在籍校長の推薦と、科目ごとの履修要件を満たし、高校を通して申請します。申請期間は2026年6月24日〜7月27日必着で、書類選考により履修の可否を決めました。受講料は1単位4,700円で、別途教材費等がかかる科目もあります。

試験やレポート等で所定の成績を修めると大学の単位が授与されます。信州大学入学後に卒業単位へ算入できる場合もありますが、大学への合格とは別の制度です。後期の対象科目には、学習科学、STEAMものづくり、経営管理などがあります。

出典:ShinXia・先取り履修案内/信州大学・2026年度後期募集要項/対象科目一覧

参加した経験を、推薦で伝わる成果へ

ものづくりを学んだ後なら、地域の困りごとに合わせた試作品を考え、使いやすさを比べる探究へ発展させられます。経営や地域の授業を選ぶなら、公開データや聞き取りを使い、提案の根拠を検討する方法もあります。いずれも活動の発展例で、授業の課題や利用条件を守って取り組みましょう。

推薦の資料には、受講科目、提出した課題、自分の工夫、得た結果を残します。単位取得の証明と、自分で考えた内容を示す資料を一緒に用意することが大切です。大学の授業で理解できなかった点も、その後に調べた過程とともに説明できます。

資格と研究成果をどう組み合わせるか

統計検定の学習は調査結果の読み取り、ITパスポートや基本情報技術者の学習は情報システムと社会の関係を考える基礎になります。資格の数を増やすだけでなく、課題の解決に使った知識を説明しましょう。

大学の授業で知った分析方法を高校の探究に使い、結果を校内外で発表すれば、受講と継続研究がつながります。取得済みの資格や単位と、今後の計画は分けて記載します。

研究・学習実績を伝えられる大学3校

大学・方式先取り履修から発展させる成果主な確認条件
信州大学サステナブル社会協創学環・総合型Ⅱ地域の課題を文理横断で考えた探究卒業年、評定3.6、入学確約、共通テスト
工学院大学情報学部・探究成果活用型データや制作を用いた理数探究と発表現役等、発表経験、課程別評定
東京電機大学理工学部・総合型(AO)試作や分析を繰り返した過程数学・外国語各3.3、所定の履修

信州大学サステナブル社会協創学環の2027年度総合型選抜Ⅱは、要項21ページ(PDF21頁)で、7分の発表に「総合的な探究の経験」と成果を含めるよう求めています。地域の課題を調べ、多様な人と協働した経験は、自然・社会・人間をつなぐ学びへの関心と結び付けて説明できます。

対象は2025年4月1日〜2027年3月31日の高校卒業者・卒業見込みで、全体評定3.6以上、入学確約等が必要です。一次は書類と発表・口頭試問を含む面接。最終選考は指定の共通テスト6教科8科目を使い、換算950点中520点以上が条件です。先取り履修の単位が、この出願条件の代わりになるわけではありません。

出典:信州大学・2027年度要項20〜21ページ

工学院大学情報学部の探究成果活用型は、2027年3月卒業見込みで、理数系の探究と学内外発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。全体評定は普通科・理数科3.2、専門学科3.5以上です。その他の学科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2、それ以外は3.5以上となります。一次は英語・数学と書類、二次は発表と質疑応答です。

出典:工学院大学・2027年度探究成果活用型要項4〜5ページ

東京電機大学理工学部の総合型選抜(AO)は、高校卒業者・2027年3月卒業見込み等が対象です。高校卒業資格のルートは数学・外国語が各3.3以上。普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠの履修が必要です。事前課題・活動報告等と、発表・口頭試問を含む面接で選考し、他大学と併願できます。

出典:東京電機大学・2027年度総合型選抜要項4・6〜9ページ

理系推薦には、倍率が比較的落ち着いた方式も

2026年度入試では、静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。プログラムの参加選考とは別の、大学入試の実績です。

資格、研究で得た成果、基礎学力を早くからそろえることで、名門理系大学も目標にできます。倍率だけで判断せず、本人の分野や評定、発表経験に合う方式を選びましょう。

出典:令和8年度 入学試験に関する調査資料(PDF6頁)

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで、プログラム参加を推薦の実績へ

スキルパスでは、先取り履修の科目と志望分野を見比べ、必要な数学・情報の学習や資格対策を計画します。例えば地域データを扱うなら、Pythonで集計し、比較する条件やグラフの作り方を検討する探究へつなげます。

授業の課題、単位の証明、自分で発展させた分析を整理し、大学で深めたい問いを志望理由へまとめます。提案の効果だけでなく、調査の限界や別の解釈も説明できるよう、発表と口頭試問まで練習します。大学の授業を受けた事実から、自分の学びが伝わる実績へ発展させる支援です。

スキルパスは、オンラインの個別指導で、学習計画から活動資料、大学別の志望理由書・発表・口頭試問まで徹底伴走します。受講前の準備や、受講後の成果の生かし方を、下の無料受験相談フォームからご相談ください。

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