佐賀大学の社会科学のためのデータサイエンス入門は、高校生が地図情報や統計データを使い、地域・ビジネスの課題を考えるプログラムです。県内生向けの社会へのとびらと同時に開講されています。
データ分析の経験に統計検定やプログラミングの学習を組み合わせ、理系・データサイエンス分野の推薦を目指しましょう。何を根拠に判断したかを説明できれば、活動資料や面接で伝える実績が具体的になります。
2026年度は県内・県外それぞれの募集枠で実施
県外の高校1・2年生向けが社会科学のためのデータサイエンス入門、佐賀県内の高校1・2年生向けが社会へのとびらです。2026年度は同じ日程で、全5回の学習を行う案内です。
県外向けは20人の募集で、申込多数の場合は抽選、締切は6月15日でした。県内向けは約30人で、定員を超えた場合は2年生を優先したうえで抽選とされています。プログラミングや高度な数学の予備知識は不要です。
県内向けの社会へのとびらは、2026年度から1年間の全5回へ変わりました。従来の高校3年間の案内と混同せず、今後の応募では新年度の対象や日程を確認してください。
出典:佐賀大学「社会科学のためのデータサイエンス入門」2026年度開催・2026年度とびらプロジェクト案内
出店戦略・観光ルートをデータで考える
2026年度は8月10日のガイダンス、9月13日の出店戦略、11月8日午前・午後の観光ルート設計、12月13日の成果発表会・修了式という計画です。最後の発表へ向けて、データを読み、課題への提案を考える流れになっています。
例えば福岡市への出店戦略や佐賀市の観光ルート設計を題材に、どの場所を選び、どの条件を重視するかを検討します。大学教員や大学生の支援を受け、グループで議論する学習です。
同じデータでも条件を変えると結論がどう変わるかまで確かめましょう。人口や距離等の情報を使うなら、対象地域や集計方法をそろえ、提案の根拠を説明する準備が役立ちます。
県内向けの修了要件は5回全てへの参加と、最終回の課題提出・報告です。やむを得ない欠席に1回限りの代替が認められる場合もあります。Wi-Fi接続できるノートPCの持参等、参加条件も確認しておきましょう。
出典:佐賀大学2026年度開催概要・社会へのとびら2026年度案内
データ分析を生かして目指す大学・方式
| 大学・2027年度の方式 | 本人の分析成果との接点 | 主な準備 |
|---|---|---|
| 佐賀大学経済学部・総合型選抜Ⅱ | 活動実績を学部の方針に基づき書類評価 | 活動実績報告、指定の共通テスト |
| 佐賀大学理工学部情報分野・総合型選抜Ⅰ | 探究記録やプログラム等を活動資料へ | 数学Ⅲ履修、活動報告、適性検査、面接 |
| 電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜 | 分析等の活動をレポートと動画へ | 数学・情報CBT、発表、面接・口頭試問 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 課題設定・検証を活動報告へ | 評定・履修、事前課題、発表・面接 |
社会へのとびらの公式概要は、参加実績自体が佐賀大学の入試で有利に働くものではないと案内しています。本人が作成した分析や提案の内容を、出願する方式の評価資料へつなぐ準備を考えましょう。
佐賀大学は分析成果を活動実績として伝える
経済学部の2027年度総合型選抜Ⅱは、要項16ページで「申請された活動実績の内容」を学部の方針に基づき評価するとしています。対象は高校等を2025年4月以降に卒業、または2027年3月卒業見込みの人などで、学部での勉学を強く希望し、合格時に確実に入学できることが必要です。
選考は指定の共通テスト4教科5科目700点と書類30点です。大学独自の面接・筆記試験は課しません。社会の問題をどうデータで考えたかと、大学で学びたいことを活動実績報告書で伝えましょう。
理工学部情報分野の総合型選抜Ⅰでは、探究記録やプログラム、関連資格の応募・取得等が活動資料の例です。高校等を2025年4月以降に卒業・2027年3月卒業見込みの人などが対象で、数学Ⅲの履修、明確な志望動機、合格時に確実に入学できることが必要です。
こちらは共通テストを課さず、書類、口頭試問を含む面接、情報・数学に関する適性検査を用います。データ分析をきっかけに情報技術へ関心が広がった人は、方法や計算の仕組みまで説明する対策が役立ちます。
出典:佐賀大学2027年度総合型選抜Ⅱ要項3・9・11・16ページ・理工学部総合型選抜Ⅰ要項2・6〜8ページ
他大学の情報系推薦にも分析実績を生かす
電気通信大学Ⅰ類では、データ分析等の活動を特別活動レポートと3分以内の動画で示します。2027年3月に日本の高校等を卒業見込みの人などが対象で、合格時の入学確約が必要です。数学Ⅲ・物理・化学の履修が望まれ、数学・情報のCBT等と発表・面接・口頭試問があります。
東京電機大学理工学部は高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と学科区分別の履修条件があり、活動報告・事前課題と発表・個別面接を準備します。理工学部は他大学と併願できます。
グループで作った提案では、データ収集、図の作成、条件比較など、自分が担当した部分を整理しましょう。他者の助言と自分の判断を区別し、なぜその結論になったかを説明することが大切です。
出典:電気通信大学2027年度要項5〜8ページ・東京電機大学2027年度要項4・6〜9・23ページ
倍率が落ち着いた理系推薦も比較する
2026年度の確定結果では、愛媛大学工学部機械工学コースの総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍。熊本大学理学部理学科の学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。
資格と分析・探究の成果を早くから準備し、分野と出願条件を比較することで、倍率の落ち着いた理系推薦から名門大学を目指す戦略が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで資格・分析成果・出願をつなぐ
スキルパスは、理系推薦で評価される実績の組み合わせ方や資格対策を熟知しています。応募先の選び方から、課題の理解、本人の分析、活動資料と面接まで支えます。
統計検定で学ぶデータの読み方と、実際の地域データ分析を組み合わせる対策が考えられます。さらに自分で集計プログラムを作り、条件を変えた結果を比較すれば、情報系の学びにもつながります。
資格の学習と具体的な分析・提案を、志望理由書や発表で伝える実績へ育てる指導です。比較条件やデータの限界も理解し、自分の方法と考察を説明できるよう、オンラインで徹底伴走します。
プログラム選びと理系推薦の準備は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


