エリザベト音楽大学の「ベト探!」は、音楽を専門家とともに探究する講座です。作曲・DTM、音楽理論、音楽教育、音楽史などから選び、課題や発表を通して学びを深められます。
音楽の探究を、自分の制作・分析と資格学習につなげ、推薦で説明できる実績へ育てましょう。所定の修了証は、同大学の2027年度入試で、専門科目の一部免除にも使えます。
講座の受講証明書と、プログラム修了証は別
2026年度は、来場、オンライン、オンデマンドの講座が案内されました。1講座から受講でき、各講座の課題を提出して基準に達すると、講座受講証明書が授与されます。
一方、「ベト探!修了証」には、複数講座と成果発表の条件があります。高校3年次に受講した3講座以上で、「音楽プレゼンのHow To」が必須です。各講座の課題等を提出して受講証明書を得たうえで、成果発表を受講し、専任教員による審査に合格する必要があります。
一つの講座の受講証明書だけで、修了証を取得したことにはなりません。受験する専門分野に合う講座と、修了に必要な講座を一緒に計画することが大切です。
2026年の講座には、5月23日の作曲・DTM初級編・上級編、7月5日のシンセサイザーと音作り、8月20日のコードネームから始める音楽理論などがありました。How Toの動画公開は5月18日〜8月31日、成果発表は9月12日のオンライン開催です。
作曲の入試に修了証を使う場合は、DTM初級・上級、シンセサイザー、コードネームの4講座から2講座以上を選ぶ条件も案内されています。
音の工夫を、記録と比較で説明する
作曲やDTMなら、使った音色やリズム、構成を記録し、どの変更が表現にどう影響したかを比べる探究が考えられます。完成した音源に加え、最初の案、試した変更、選び直した理由を残しましょう。
情報分野にも関心がある人なら、自分の音源の波形や周波数成分を可視化し、条件による違いを分析する活動へ発展できます。プログラムを使う場合は、入力したデータ、処理、比較方法、結果の読み方まで説明できるようにしてください。
基本情報技術者などの学習を処理手順の理解に、統計検定の学習をデータの比較に生かす準備もできます。音楽理論の学びと情報・数学の知識が、本人の作品をどう支えたかを整理する方法です。
これらは受講後に本人が発展させる活動例です。大学の講座で教わった内容と、自分が作り、確かめた成果を分けることが、書類や面接で実績を説明する準備になります。
音楽探究から考える大学・方式
| 大学・2027年度の方式 | 成果の生かし方 | 主な条件・選考 |
|---|---|---|
| エリザベト音楽大学音楽文化専修・春季総合型 | 所定の修了証を専門科目の一部免除へ | 音楽学習・志望動機、専願・合格後辞退不可、面接・専門科目等 |
| 電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜 | 音の分析や情報系制作を活動資料へ | 現役等、入学確約、数学・情報CBT、発表・口頭試問 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜AO | 音を扱う本人の試作・分析を課題や発表へ | 数学・外国語各3.3以上、課程別履修条件、活動報告等 |
音楽大学を目指す道と、音を情報・工学の視点から学ぶ道を比較できます。本人が深めたい学問に合わせて、作品と探究を育ててください。
エリザベトの2027年度入試では、専門科目の一部を免除
春季総合型選抜は、志望動機が明確で、音楽の学修・研究への意欲を持ち、志願学科に必要な音楽学習を行っていることなどが基準です。同大学を第一志望とする専願で、合格した場合は入学を辞退できません。
試験は総合型選抜面接、専門科目、学長面接です。活動報告書と調査書等も提出します。出願は2026年9月9日〜2027年3月11日必着、面接・試験は2026年10月1日〜2027年3月18日の期間に、出願書類の受領後、相談して決まります。
音楽文化専修の創作プログラム「作曲・メディアコンテンツ」では、通常、作品提出か5分程度の発表と、専修教員による面接があります。所定のベト探修了証を取得し、創作講座を2つ以上受講している場合は、作品提出・発表に当たる部分が免除されます。
研究・総合プログラムでは、通常、音楽体験についての記述課題か7分程度の探究成果発表と、専修教員による面接があります。こちらも修了証により、記述・発表の部分が免除されます。
免除は専門科目の一部分で、総合型選抜面接や学長面接までなくなる制度ではありません。講座での学びを言葉にし、作品や研究の背景を説明する準備は必要です。
要項は研究・総合プログラムに「探究活動の成果プレゼンテーション」を設けています。免除を使う場合も、探究を通して何を学び、大学でどこを深めたいかを整理しておくと、面接の準備につながります。
出典:エリザベト音楽大学2027年度春季総合型・専門科目25・27ページ・専願と入学手続の共通案内
情報・理工系への活用は、出願時期にも注意
電気通信大学Ⅰ類は2026年度中の高校卒業者等が対象で、合格時の入学確約が必要です。特別活動レポートと3分以内の活動PR動画、数学・情報のCBT、発表・面接・口頭試問等で選考します。
東京電機大学理工学部AOは既卒者も対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件があり、事前課題、活動報告、発表・面接等で選考します。他大学との併願も可能です。
両大学の2027年度出願は2026年9月上旬で、9月12日の成果発表より前でした。修了証をすでに取得したものとして出願することはできません。提出時点までの受講・制作・分析と、今後の発表計画を分ける必要があります。他大学で、ベト探修了証に同じ免除があるという意味でもありません。
出典:電気通信大学2027年度要項・東京電機大学2027年度AO要項
低倍率の理系推薦も、早期対策で比較する
2026年度の愛媛大学工学部機械工学コース総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍、熊本大学理学部理学科学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。
高校1・2年生から資格、本人の制作・探究、数学・理科の基礎を積み重ね、条件と分野に合う低倍率の方式も比較することで、名門理系大学を推薦で狙う戦略が考えられます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで講座計画・資格・制作・面接まで
スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。必要な講座と発表、修了時期、志望大学の条件を整理し、本人の音楽制作や分析と資格学習をつなげるところから支えます。
音源制作なら、制作の狙い、試した方法、結果、改善を記録します。情報系へ進む場合は、波形の比較や処理方法も本人が説明できる資料にし、志望理由書と発表・口頭試問へ発展させる対策ができます。
音楽への関心を、本人の成果と大学で学ぶ理由まで伝わる実績へ育てる支援です。オンラインで徹底伴走します。
資格と本人の制作・探究を生かす推薦対策は、下の無料受験相談フォームからご相談ください。


