龍谷大学と滋賀県立草津東高校は、「総合的な探究の時間」を通して連携しています。大学の研究者に探究の進み具合を発表し、今後の研究方法や考え方について助言を受ける取り組みです。

研究者の助言を本人の調査・分析に生かし、資格と組み合わせて、推薦で説明できる実績を育てましょう。発表した経験に加え、そこで何を考え直し、どのように探究を深めたかまで残すことが大切です。

2023年度からの連携を、2026年の経過報告会へ

大学は、2026年9月11日に瀬田キャンパスで、草津東高校の探究活動経過報告会を開催したと報告しています。同高校の2年生320人がテーマごとに教室へ分かれ、探究の進み具合を発表しました。

連携は、2022年度からの学習指導要領に沿った探究学習についての相談をきっかけに、2023年度から進められています。草津東高校との学校単位の連携です。

2026年の報告会では、文学部、心理学部、当時の先端理工学部、農学部の教員が発表を聞き、研究者の立場から、今後の研究の進め方や探究への考え方などについて助言しました。

紹介されているのは経過報告の機会です。発表した時点の成果、助言を受けた内容、その後に取り組む予定を整理しましょう。大学教員からの助言を、本人がどう受け止め、調査や分析へ反映したかまで説明する準備が、推薦対策につながります。

出典:龍谷大学・2026年草津東高校の探究活動経過報告会

発表への助言を、本人の検証と改善に生かす

例えば、地域の課題がテーマなら、集めたデータの年次、対象範囲、比較方法を見直す探究が考えられます。観察から感じたことと、資料から分かることを分け、別の条件でも同じ傾向が見られるかを確かめる活動です。

情報やものづくりに関心があれば、公開データを自分で集計・可視化するプログラムを作ったり、測定や記録の方法を試作したりする発展も考えられます。仮説、使用した方法、結果、改善点を順に残してください。

グループ探究の場合は、研究全体と本人の役割を分けることも必要です。自分が調べた資料、担当した分析、議論で提案したこと、助言を受けて変えた点を整理しましょう。

統計検定の学習を比較やグラフの読み取りに、情報分野の資格学習をデータ処理や試作に生かす準備もできます。資格で学んだ知識を、自分の問いを確かめるために使った過程が、志望理由書や口頭試問の説明材料になります。

これらは本人が活動を発展させる例です。2026年の報告会で、全参加者が同じ分析や制作に取り組んだという意味ではありません。

継続した探究から考える大学・方式

大学・2027年度の方式実績を伝える場面主な条件・選考
龍谷大学情報学部・総合型学部独自方式情報系の探究・資格・制作を資料と発表へ第一志望、既卒可、課程別数学履修、全体3.5以上または情報Ⅰ4以上、関連活動
電気通信大学Ⅰ類・総合型選抜本人の分析・制作を特別活動レポート等へ現役等、入学確約、数学・情報CBT、発表・口頭試問
東京電機大学理工学部・総合型選抜AO探究の記録と試作を事前課題・発表へ数学・外国語各3.3以上、課程別履修条件、活動報告等

2026年9月の参加者は高校2年生です。2027年度の要項は方式の比較例として示しており、その参加者が同じ年度の現役対象入試をすぐに受験できるという意味ではありません。受験する年度の条件を確かめながら準備してください。

龍谷大学情報学部は、在学中の取り組みを評価

2027年度の学部独自方式は、当該学部等への入学を第一志望とし、高校卒業・卒業見込み等の大学入学資格と、学部ごとの要件を満たすことが必要です。既卒者も出願できます。

情報学部の数学履修は、普通科等の場合、数学Ⅰ・Ⅱ、数学Aの図形の性質・場合の数と確率、数学Bの数列、数学Cのベクトルが必要です。専門学科・総合学科は数学Ⅰ・Ⅱと数学Aの上記範囲が条件です。

成績は全体3.5以上、または情報Ⅰが4以上です。在学中に学部の学びに関連する取り組みも必要で、情報技術の資格、プログラム開発、コンテンツ制作と発表・投稿、大学の模擬講義後の探究などを例示しています。

本人の探究を、情報技術の学びとしてどのように深めたかを整理することが対策になります。研究者に助言を受けた事実と、自分が実施した分析・制作を一緒に説明しましょう。

一次は書類選考です。志望理由、学修目標・計画、情報技術に関する学びを評価し、二次は質疑応答を含む約10分の発表と、約10分の個人面接を行います。面接には、情報技術への関心や理解、自分で考える力に関する口頭試問もあります。

要項の評価の観点は「情報技術に関する学びの深さ」です。完成品だけでなく、調査や制作で採用した方法、その理由、結果の読み方まで説明する準備が役立ちます。

一次出願は2026年9月1〜9日で、経過報告会の9月11日より前でした。報告会やその後の改善を、出願時に終えた実績として扱うことはできません。主に翌年度以降の準備として、本人の実施済み成果と今後の計画を分けてください。

出典:龍谷大学2027年度総合型選抜要項3〜4・9・11ページ

他大学の推薦でも、本人の成果と基礎学力を準備

電気通信大学Ⅰ類は2026年度中の高校卒業者等が対象で、合格時の入学確約が必要です。特別活動レポートと3分以内の活動PR動画、数学・情報のCBT、発表・面接・口頭試問等で選考します。

東京電機大学理工学部AOは既卒者も対象です。高校卒業資格による出願では数学・外国語各3.3以上と課程別の履修条件があり、事前課題、活動報告、発表・面接等で選考します。他大学との併願も可能です。

両大学の2027年度出願も2026年9月上旬でした。報告会以降に得た成果を、その出願で完成済みの実績にはできません。高校1・2年生から、助言を受けて探究を改善する時間と、基礎学力を学ぶ時間を確保することが大切です。

出典:電気通信大学2027年度要項・東京電機大学2027年度AO要項

低倍率の理系推薦も、早期準備で狙う

2026年度の愛媛大学工学部機械工学コース総合型選抜Ⅰは受験6人・合格3人で実質2.00倍、熊本大学理学部理学科学校推薦型選抜Ⅱは受験31人・合格20人で1.55倍でした。

資格、本人の研究や制作、数学・理科の基礎を積み重ね、条件と分野が合う低倍率の方式を比較すれば、名門理系大学を推薦で狙う戦略が考えられます。

出典:愛媛大学2026年度入試結果・熊本大学2026年度入試結果

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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スキルパスで資格・研究の改善・書類・面接まで

スキルパスは、推薦で評価される実績の組み合わせ方と資格対策を熟知しています。受験年度と必要な履修・評定を整理し、探究の問いに合う資格学習と本人の分析・制作を組み合わせるところから支えます。

グループ研究なら、本人の担当、使った資料、分析方法、助言を受けた点と改善を記録します。志望理由書やエントリーシートへ整理し、発表後に方法や根拠を質問されても説明できる練習までつなげます。

発表の経験を、本人の成果と大学で学ぶ理由まで伝わる実績へ育てる支援です。オンラインで徹底伴走します。

龍谷大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

電気通信大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

東京電機大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

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