英語や科学の知識を、大学の授業で使いながら学んでみたい。東北学院大学は、宮城県の高大連携事業で高校生へ公開授業を提供しています。受講した内容に、資格の学習と本人の分析・制作を重ねることが、推薦・総合型選抜で伝える実績につながります。
法律・言語から工業英語や科学まで、大学の授業を公開
2026年度のシラバスには、刑法、国際教養、工業英語、自然の科学、科学的思考の基礎、言語などの科目が並びます。科目別に日時、受入人数、対面・オンラインの方法を示しており、興味に合う内容を確認できます。
例えば、工学部の「工業英語」は9月14日〜2027年1月25日の全15回、五橋キャンパスでの対面授業です。受入は5人。設計や計測、力学等の英語表現を学び、グループ演習やレポートに取り組む計画が掲載されています。
専門用語を知るだけでなく、英文を分析し、内容を説明する力を学ぶ機会として考えられます。大学で扱う資料の読み方を、高校での英語や本人の探究へつなげたいところです。
科学の授業は、動画と振り返りを通して学ぶ科目も
情報学部の「自然の科学」(科目23)は、9月16日〜2027年1月20日の全15回です。天文学の発見や研究方法を扱い、オンデマンド動画と資料を配信します。各回の動画公開は約5日間で、多くの回に振り返りの問題を設けています。
「科学的思考の基礎」(科目24)は9月18日〜2027年1月22日の全15回。情報を科学的に判断する方法を学び、毎回の振り返りと次回の解説を組み合わせます。こちらは各回約4日間の動画公開です。
どちらも、興味のある回だけの参加も案内しています。受講した回、解いた問題、自分の疑問を記録し、授業で説明された結論と、自分で確かめたことを分けて残しましょう。
対象と学校を通じた手続きを確認
宮城県の共通要項は、県内高校生を対象とし、高校へ通知して希望者を募り、大学の受入人数に合わせて県が名簿を提示する仕組みです。在籍校を通じて、募集や手続きを確認する必要があります。
紹介した科目の受講料は無料ですが、科目によって教材等の準備があります。高校生の成績評価は行わず、良好な受講状況なら修了証書を交付できるという扱いです。大学の正規学生の試験・課題がシラバスにあっても、高校生の単位取得を保証するものではありません。
資格の知識を、本人の探究や制作へ使う
英検や技術英語の学習を、仕様書や研究資料の読解へ、統計検定をデータの比較へつなげる準備が考えられます。授業の問題を解くだけでなく、何を根拠に判断するかを考えることが大切です。
例えば、科学の授業で生まれた疑問について公開データを調べ、Pythonで図表を作り、予想と結果を比較する探究が考えられます。問い、資料、分析方法、考察を一緒に残すことが、資格と受講歴を本人の成果へつなげます。これは本人が発展させる例で、全員共通の課題という説明ではありません。
情報・理工へ学びが深まった場合の大学3校
| 大学・方式 | 主な条件と成果の伝え方 |
|---|---|
| 電気通信大学・情報理工学域Ⅱ類(融合系)/総合型選抜 | 日本の高校等を2027年3月卒業・修了見込み等が対象。合格時の入学確約が必要。本人の分析・制作を活動資料へ |
| 工学院大学・情報学部/探究成果活用型 | 現役、理数分野の探究発表または外部コンクール等への提出経験、課程別の学習成績・履修条件が必要 |
| 東京電機大学・理工学部/総合型AO | 高校卒業等が対象。高校卒業資格のルートは数学・外国語各3.3以上、課程別履修条件あり。併願可能 |
電気通信大学の2027年度要項7ページは、活動例に「他大学でのスクーリング・セミナー参加」を挙げています。授業の学びから情報工学の研究へ進んだ場合、本人のコード、分析結果、方法を選んだ理由を活動実績報告書へ整理する準備が対応します。
対象は日本の高校等を2027年3月卒業・修了見込みの人(2026年度の途中卒業等を含む)です。Ⅱ類は3分以内の自己PR動画などの書類で一次選考し、二次は発表と口頭試問を含む面接。Ⅰ類のCBTとは異なります。出願は2026年9月1〜3日必着で、既に終了しています。
工学院大学情報学部は、全体評定が普通・理数科3.2以上、専門学科3.5以上。その他の学科は、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと指定理科1科目群を両方履修・履修見込みなら3.2、それ以外は3.5以上です。一次は英語・数学と書類、二次は発表と質疑応答があります。
東京電機大学理工学部の履修条件は、普通科が数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、理数科が理数数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱ、工業・総合・情報等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠです。一次の事前課題・活動報告等と、二次の発表・口頭試問を含む面接へ備えます。
出典:東京電機大学・2027総合型選抜要項6〜9・23ページ
以上は2027年度要項による比較例です。秋開始・翌年1月までの受講成果を、既に終わった出願へ遡って提出することはできません。主に翌年度以降を見据え、実際の提出期限までの成果を準備しましょう。
名門理系大学を目指し、早期に準備する
2026年度の静岡大学工学部数理システム工学科の学校推薦型選抜Ⅱは、受験者4人・合格者2人で実質倍率2.00倍でした。公開授業の参加選考とは別の入試結果です。資格、本人の分析・制作、数学や英語を早くから育てることで、理系推薦にも進路の選択肢が広がります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで授業の学びを推薦の実績へ育てる
スキルパスは、資格対策と実績の組み合わせ方、大学別の評価資料を熟知しています。高校1・2年から、利用できる科目、必要な資格・基礎学力、本人が調べたい問いを整理して、受講前の準備を支えます。
受講後は、ノートと課題、本人の分析を見直し、比較・検証・考察を含む報告へ発展させます。志望理由書、発表、口頭試問では、授業で得た知識と本人が工夫した内容を分け、方法を選んだ理由まで説明できるよう練習します。
オンラインの個別指導で、資格、探究、大学別の書類・面接まで徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


