配色の印象は、光や表示する機器によっても変わります。ファッション色彩の学習を、画像や情報表現への関心へ発展させてみませんか。
配色の提案に加え、色の見え方を比較した過程を伝えましょう。2027年度の北見工業大学、東京電機大学、工学院大学を例に、総合型選抜に向けた準備を紹介します。
ファッション色彩能力検定の学習内容
日本ファッション教育振興協会が実施する、ファッション分野の色彩の知識や活用能力を測る検定です。1級・2級・3級があり、商品や店舗などの目的に合わせた色彩計画や配色を学びます。
2・3級はマークシート方式です。1級には知識や色の判断に加え、資料を整理・分析して色彩計画を提案する記述・実技の科目があります。科目合格の制度はありません。検定の知識をどの制作や比較に使ったか、具体例を示しましょう。
出典:日本ファッション教育振興協会「ファッション色彩能力検定」
学習経験を生かして比較したい大学
| 大学・方式 | 経験を伝える場面 | 準備したい内容 |
|---|---|---|
| 北見工業大学・総合型選抜ユニット確定枠 | 学修計画書・面接 | 色・光・画像分野への関心 |
| 東京電機大学理工学部・総合型選抜(AO) | 活動報告書・発表 | 情報表現や配色の制作過程 |
| 工学院大学情報学部・探究成果活用型選抜 | 理数系探究の報告・発表 | 色の表示条件を比較する探究 |
表は関連分野の活動・学習を説明する方式の例で、資格名ごとの固定加点を示したものではありません。
北見工業大学は学びと専門分野をつなげる
総合型選抜ユニット確定枠は、学びたい工学分野が定まっている人を対象に、意欲・適性などを評価する方式です。先進工学科の情報や物理に関する学びを調べ、色の表現をどの専門分野で深めたいか考えてみましょう。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。出願資格に評定の数値基準は示されていません。共通テストは課さず、数学Ⅰと物理基礎または化学基礎の確認試験、個人面接、調査書・学修計画書で選考されます。
学修計画書では、これまでの学びを入学後・卒業後にどう生かすか、関心分野、他者との協働などを記述します。合格した場合は必ず入学する意思が必要です。
出典:北見工業大学「2027年度総合型選抜学生募集要項」1〜2・4ページ
東京電機大学は活動の過程と基礎学力を確認
理工学部の総合型選抜(AO)では、探究や資格・活動経験などを評価します。情報システムデザイン学系を志望するなら、配色を使って情報を伝え、表示を改善した過程を説明する方法が考えられます。
高校等卒業者・2027年3月卒業見込み者などが対象です。高校卒業資格によるルートでは数学・外国語が各3.3以上。工業科・総合学科等は数学Ⅰ・Ⅱと英語コミュニケーションⅠ、普通科は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B・Cと英語コミュニケーションⅠ・Ⅱの履修が必要です。
一次は事前課題・活動報告書等、二次は発表と口頭試問を含む面接です。情報システムデザイン学系の口頭試問では数学・英語の基礎知識と時事問題が問われます。理工学部は他大学と併願できます。
出典:東京電機大学「2027年度総合型選抜入学者選抜要項」4・6〜9・23ページ
工学院大学は理数系探究と発表を準備
探究成果活用型選抜では、2027年3月卒業見込みであることに加え、テーマを定めた理数系探究と、学内外の発表または外部コンクール等への提出経験が必要です。情報学部は普通科・理数科の全体評定3.2以上、専門学科3.5以上などの条件があります。
一次は数学・英語の基礎学力調査と探究活動書類審査、二次は発表と面接等です。他大学と併願できます。配色の好みだけでなく、光や表示条件の違いを決めて比較し、結果を発表する準備が必要です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
資格から志望理由書・面接につながる活動例
今後の活動例として、同じ配色の案内図を異なる明るさや背景条件で表示し、文字や図の見分けやすさを比べる方法があります。使った色、表示する機器、比較の基準を残してください。ファッションの配色で学んだことを使い、どの条件で見え方が変わるかを考察すると、画像や情報表現への問いにつながります。
「色彩の学習→見え方や表現の比較→大学で深めたい画像・情報技術」をつなげましょう。面接では、なぜその配色を選び、比較の結果から何を変えたかを話しましょう。利用者の違いなど、調べきれなかった点も今後の学びにつながります。
スキルパスでは、資格・評定・履修科目から出願先を一緒に考え、実績づくりから志望理由書・小論文・面接まで、オンラインの個別指導で徹底伴走します。下の無料受験相談フォームからご相談ください。


