京都市立芸術大学の2027年度選抜要項では、音楽学部の作曲・指揮に面接、音楽学に事前提出物を基にした口頭試問が示されています。この記事は一般入試の内容を扱います。推薦入試の面接と混同せず、専攻ごとの実技・筆記等も確認して準備してください。
以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。大学の過去問、課題の予告、合格者の回答ではありません。省略部分には、本人の実際の作曲、演奏、調査等の経験を入れてください。
作曲・指揮の面接と、音楽学の口頭試問
| 専攻 | 面接・口頭試問 | 併せて確認したい試験 |
|---|---|---|
| 作曲 | 第一次試験に面接 | 和声法、二声対位法、作曲、作品提出等 |
| 指揮 | 第一次試験に面接 | 和声法、指揮、総譜視奏、修得済みの楽器または声楽の演奏等 |
| 音楽学 | 第二次試験に、事前提出物に基づく発表と質疑応答 | 第一次に英語と事前提出物。共通テストも必要 |
音楽学の事前提出物は、与えられた課題に関する2,000字程度の研究レポートです。第一次の配点は英語300点・事前提出物100点、第二次の口頭試問は900点です。第一次の合否判定には共通テストも使われ、最終判定では第一次・共通テストも考慮されます。
作曲と指揮も、第一次の面接だけで合否が決まる試験ではありません。第二次には聴音書取や音楽通論等があり、共通テストを含む選抜全体を確認する必要があります。面接の個人別時間等は、ここで推測して固定しません。
出典:大学公式2027年度入学者選抜要項・7月6日訂正版6~7・11~15ページ。
作曲・指揮は第一次の面接、音楽学は第二次の発表と質疑が対象です。専門の実技・学習と口頭での説明を、併せて準備しましょう。
作品・演奏・研究で、自分が考えた過程を整理する
作曲は、自作品を1曲以上、試験当日に提出します。返却されないため、要項ではコピー譜の提出を求めています。作品の中で何を試し、どのように展開させたかを、自分の言葉で説明する練習を進めてください。
指揮は、楽曲の構造や表現をどう捉え、演奏者にどう伝えたいかを振り返りましょう。普段の合奏や演奏の経験から、他者と協力して音楽をつくる過程を具体的に整理できます。
| 振り返る内容 | 説明を準備する着眼点 |
|---|---|
| 作曲 | 素材、構造、表現の意図、比較して選んだ方法 |
| 指揮 | 楽譜の捉え方、表現の根拠、他者に伝える際の工夫 |
| 音楽学 | 問い、資料、調査方法、根拠と結論、残った課題 |
コンクール、発表会、作曲や研究の公募等に参加した経験があれば、結果とともに準備や見直しの過程を整理しましょう。受賞や資格の一覧を作るだけでなく、そこから何を学んだかを説明することが大切です。
専攻別の質問例と回答の組み立て方
作曲専攻:その素材と構成を選んだ理由は何ですか
……(本人が表現したいと考えたこと)……から、……(音型、和声、リズム、編成等)……を選びました。最初は……(当初の案)……でしたが、……(聴き直しや試奏等で気付いた点)……を受け、……(変更した点)……を見直しました。……(残った課題)……もあり、大学で作曲の技法と表現の可能性を深めたいです。
「独自性がある」と評価するだけでなく、楽譜のどの部分にどんな意図があるかを説明しましょう。参考にした作品や受けた助言と、自分で判断した部分も整理してください。
指揮専攻:楽譜から考えたことを、演奏者へどう伝えますか
……(本人が取り組んだ楽曲や演奏の場面)……では、……(楽譜の構造や音の関係)……から、……(表現したい内容)……を考えました。……(他者と練習した経験があれば、その際の工夫)……を通じ、考えを伝えるだけでなく、実際の響きを聴いて見直す必要を感じました。大学で楽譜の理解と指揮の技術を深めたいです。
合奏を指導した経験がなければ、経験したように話す必要はありません。自分の演奏や鑑賞、楽譜を読んで比較した経験から、何を根拠に考えたかを整理できます。
音楽学専攻:その結論を、どの資料と方法から導きましたか
……(本人が設定した問い)……について、……(用いた資料や調べた対象)……を比較しました。……(資料の扱い方や比較条件の工夫)……を踏まえると、……(根拠から言えること)……が分かりました。ただし……(資料や方法の限界)……も残るため、……(今後確かめたいこと)……をさらに調べたいです。
事前提出物について、対象を選んだ理由、資料の出典、自分の考察と引用の区別を説明する練習を進めましょう。語学学習や統計等を実際の調査に使った場合も、何を確かめるために使ったかを説明してください。
作品やレポートの完成形に加え、方法を選んだ理由、比較した案、残った疑問まで説明できるようにしておきましょう。
理由や根拠を尋ねる質疑の練習
「なぜこの表現にしたか」「別の解釈は考えられるか」「どこまで資料で確かめたか」と質問を重ねてみてください。問われた内容に答え、その根拠となる楽譜や調査の内容を示す練習が役立ちます。
音楽学は、レポートを読み上げる練習に加え、研究の問いと結論を整理し、質問を受けて説明し直す練習が必要です。作曲と指揮も、抽象的な感想だけでなく、作品や楽譜の具体的な内容を説明しましょう。
実績例として挙げた発表や公募、資格等は、本人が実際に取り組んだものを使ってください。一律の加点があるという説明ではありません。普段の制作・演奏・調査の中で、どのように考えたかが材料になります。
スキルパスでは、本人の活動を振り返り、志望理由と口頭での説明の準備を支援します。学びたい内容を過去の経験につなげ、問われた内容に本人の言葉で答える練習を重ねます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の出願と正式募集要項の確認
| 項目 | 選抜要項に示された日程 |
|---|---|
| 出願期間 | 2027年1月25日~2月3日 |
| 音楽学部第二次試験 | 2027年3月17日 |
| 音楽学部最終合格発表 | 2027年3月20日予定 |
| 正式募集要項の公表 | 2026年11月2日予定 |
2026年11月1日時点では、大学の入試ページで正式募集要項の公表が予告されています。課題曲や提出物、動画提出等の詳細は、公表後の2027年度募集要項で確認してください。過年度の課題を、そのまま今年度の課題として扱わないことが大切です。
美術学部や、ここで挙げていない音楽の専攻にも、同じ面接があると考えることはできません。志望する専攻で必要な試験と提出物を確認しましょう。
正式募集要項の公表後は、課題と提出方法を再確認してください。発表や面接の練習とともに、実技・筆記の準備も進めましょう。
大学公式の音楽学部入試情報と美術学部入試情報で、最新のお知らせを確認してください。
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