皇學館大学の面接は、総合型の選考区分と、公募推薦の方式を分けて準備することが大切です。文学部・教育学部・現代日本社会学部で学びたい内容を調べ、本人の活動や探究とのつながりを具体的に説明しましょう。
実績を紹介するだけで終えず、何に疑問を持ち、どう調べ、大学で何を深めたいかまで整理しましょう。
この記事の回答は、独自に作成した架空の練習例です。公式過去問・合格者の回答・出題予告ではありません。省略部分を本人の経験に置き換えて練習してください。
皇學館大学の総合型と公募推薦の面接方式
2027年度の主な選考は次のとおりです。数理教育コースは、数学・理科それぞれの募集対象を方式ごとに確認してください。
| 方式 | 面接・面談と関連する選考 |
|---|---|
| 総合型・一般選考、幼児教育コース選考、中高教員養成特別選考 | セミナー50分、受講内容からの出題50分、個人面談約15分。一次通過後に学修計画書を提出。保健体育には実技もある |
| 総合型・神職後継者選考(離島・過疎地域型を含む) | 個人面談約15分と、一次通過後の学修計画書。後継者としての意志や必要書類などの条件あり |
| 総合型・アスリート選考Ⅰ・Ⅱ | 個人面談約15分。競技実績や学業・活動継続などの条件あり。Ⅰは監督等の事前面談が必要 |
| 総合型・アドミッション・オフィス特別選考 | 活動報告・自己PR・質疑応答等の個人面談約15分と学修計画書 |
| 総合型・書道特別選考 | 書道実技90分、個人面談約15分と学修計画書。文学部国文学科が対象 |
| 公募推薦・前期B | 基礎学力1科目50分100点、面接+学修計画書100点、調査書50点、計250点 |
| 資格取得者対象学校推薦 | 面接+学修計画書100点、調査書50点、計150点。対象資格の条件あり |
| 公募推薦・後期 | 小論文60分100点、面接+学修計画書100点、調査書50点、計250点 |
公募推薦の前期Aは、基礎学力2科目200点と学修計画書50点で判定され、面接はありません。前期Bと混同しないようにしましょう。
公募推薦の「100点」は、面接と学修計画書を合わせた配点です。また、総合型の約15分を公募推薦にも当てはめることはできません。参照した公募推薦の表には、面接1人当たりの所要時間や個人・集団の別は示されていません。
学修計画書の提出時期と募集対象に注意
総合型の一般選考・幼児教育コース選考・中高教員養成特別選考などは、一次審査を通過してから、Web上で400字以内の学修計画書を提出します。一方、アドミッション・オフィス特別選考、書道特別選考、アスリート選考Ⅱでは、出願書類と一緒に提出します。
公募推薦は、出願時に所定用紙で400字以内の学修計画書を提出します。学校長の推薦も必要です。提出時期を一律に考えず、利用する方式の書類一覧を確認してください。
学修計画書では、これまでの経験と、入学後の学び・将来の目標のつながりを具体的に示しましょう。面接でも同じ経験について、本人の役割や考えを説明できる準備が必要です。
数理教育コースは特に、募集対象に注意が必要です。一般選考では数学・理科とも募集がなく、中高教員養成特別選考には数学の募集があります。公募推薦前期Bには数学・理科の募集がありますが、資格取得者対象学校推薦は理科、後期は数学・理科が対象外です。
資格や探究は学科に合う内容を説明
資格取得者対象学校推薦は、学科ごとに資格の種類・級が異なります。例えば、教育学科では数検2級以上などが対象ですが、数理教育コース(数学)では数検準1級以上が条件です。取得している資格が、志望する区分の条件に合うか確認してください。
物理検定・化学検定・生物検定、情報オリンピックなどの経験は、本人の学習や探究を説明する材料にもなります。ただし、指定資格の条件を満たすものとして勝手に置き換えることはできません。
文学部なら史料・文章・文化・言語への疑問、教育学部なら学習や発達、教科の理解への関心、現代日本社会学部なら地域の課題や経営・福祉への関心など、自分の経験と学科の学びを結び付けましょう。
皇學館大学の面接に備える質問例と回答
以下の5問は、本人の考えを整理するための独自の練習用です。実際に出題された質問を再現するものではありません。
文学部で深めたいテーマは何ですか。
私は…(歴史・文章・文化・言語などの本人の関心)…を学びたいです。…(きっかけ)…。高校の探究で…(調べた資料や対象)…を扱い、資料の立場や成立した背景を確かめる必要があると感じました。…(本人が考えたことと疑問)…。貴学の…(志望学科で確認した学び)…を通して、根拠に基づいて考える力を深めたいです。
実際に読んだ資料と、人から聞いた説明は分けて話しましょう。
教育学部で学びたいことを、これまでの経験から説明してください。
私は…(目指す学校段階や教科)…の学びを支える教員を目指しています。…(本人のきっかけ)…。…(数学の学習、理科の探究、教え合いなど)…で、答えが分かることと、人に理由を説明できることは異なると感じました。…(自分が工夫した説明)…。貴学で教科の知識と教育の方法を学び、学習者の疑問を理解できる力を伸ばしたいです。
数検や科学分野の検定を紹介する場合は、取得・受検・学習中を正確に区別してください。
現代日本社会学部で考えたい地域の課題は何ですか。
私は…(本人が身近に感じた地域の課題)…に関心があります。高校では…(調査や地域活動)…に取り組み、…(確認したこと)…を学びました。ただ、調べた範囲が限られるため、地域全体について同じことが言えるかは分かりません。貴学で地域社会や…(経営・福祉などの関連する分野)…を学び、課題を広く捉え直したいです。
調査人数や結果を誇張せず、分かった範囲と残る課題を示す例です。
力を入れた活動で、自分が工夫したことは何ですか。
…(探究・部活動・生徒会など)…では、私は…(本人の役割)…を担当しました。最初は…(実際の課題)…があり、…(調べ直したことや相談)…をもとに、…(変えた行動)…を試しました。その結果、…(確認できたこと)…がありました。大学でも、自分の取り組みを振り返りながら学びたいです。
アスリート選考では競技実績の条件も必要です。チームの成績と本人の役割、学業と競技をどう両立してきたかを分けて説明しましょう。
セミナーで理解した内容を説明してください。
セミナーの中心は…(実際に理解した内容)…だと考えました。…(示された根拠や具体例)…から、…(理解が深まった点)…が分かりました。一方、…(残った疑問)…については、まだ十分に説明できません。自分でも調べ、大学で…(関連する学び)…を深めたいです。
授業で示されていない内容を加えず、聞いた内容と自分の考えを分けて話すための練習例です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
公募推薦の日程と書類を最終確認
2026年10月27日時点で、総合型の一般選考やアドミッション・オフィス特別選考などの試験は終了しています。アスリート選考ⅠのB日程は2027年2月にありますが、対象競技や出願条件を満たす人に限られます。
公募推薦前期A・Bと資格取得者対象学校推薦は、11月1日から9日まで出願、11月14日が試験日です。後期は12月1日から7日まで出願、12月12日が試験日です。書類は締切日必着で、推薦書・調査書・学修計画書などをそろえる必要があります。
前期Bと資格取得者対象学校推薦を同じ学科で併願する場合は、面接を兼ねます。異なる学科で併願する場合は、それぞれの学科で面接が行われます。
提出書類と面接の説明をそろえ、志望学科で学ぶ理由を自分の経験から話せるようにしましょう。スキルパスでは、本人の活動の振り返りから、志望理由と面接の具体的な説明まで支えます。合格や加点を保証するものではありません。


