芝浦工業大学建築学部の建築プロジェクト入学者選抜は、災害・地域・ボランティア・創作活動などの主体的経験と、スケッチによる空間認識力を評価する総合型選抜です。芝浦工大を第一志望に据えながら、地域観察や設計提案を共通の実績として、併願可の建築・デザイン系私立へ展開する戦略が有効です。
対象:2027年度 芝浦工業大学建築学部建築プロジェクト入学者選抜
情報確認日:2026年9月29日/公式情報を基にスキルパスが編集

芝浦工業大学建築学部は専願?併願できる?
結論:芝浦工業大学を第1志望とし、合格した場合は必ず入学する前提なら、他大学の「併願可」の方式へ出願して受験機会を増やせます。
2027年度の公式要項では、本学志望コースで学ぶことを強く希望し、芝浦工業大学を第1志望とすること、合格時に入学を確約できることが出願要件です。また、芝浦工業大学内の他の総合型・学校推薦型・その他の特別選抜との併願はできません。一方、同大学の一般選抜とは併願できます。
- できる:専願を明記していない他大学の総合型・自己推薦型への出願
- できない:芝浦工業大学内の別の特別・推薦選抜への重複出願、専願を明記している他大学への出願
- 注意:芝浦工業大学に合格したら入学し、他大学の手続・受験は辞退する必要があります
つまり「専願だから1校しか受けられない」ではありません。第一志望の約束を守りながら、合否発表までのリスクを分散できる併願先を選ぶことが重要です。

2027年度 建築プロジェクト入学者選抜の選抜内容
| 募集 | 建築学科 APコース(先進的プロジェクトデザインコース)4名 |
|---|---|
| 主な出願要件 | 第1志望・合格時の入学確約。国内外のボランティア経験、災害経験と復興への関心、独自の空間・表現力など所定のいずれかに該当。数学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・A・B・C、物理または化学、英語資格基準も必要 |
| 第1次選考 | 自己推薦書、調査書、活動をよく知る人による推薦書1通などの書類審査。災害ボランティア、地域活動、創作活動等の主体的で独自の経験を評価 |
| 第2次選考 | 2時間の手描きスケッチ等の実技試験と、自己推薦書・調査書・実技を基にした30分程度の個人またはグループ面接 |
| 出願期間 | 2026年10月1日10:00~10月5日23:59(郵送は消印有効) |
| 合格発表 | 第1次:2026年10月31日/最終:2026年12月11日 |
出願条件・提出書類・試験時間は変更される場合があります。出願時には必ず芝浦工業大学の建築プロジェクト入学者選抜公式ページで最新情報を確認してください。
建築学部で必要な対策
建築学部では、活動経験と空間表現が別々に評価されるのではなく、「地域や暮らしの課題をどう読み取り、建築として何を提案するか」という一本の軸が重要です。
- 地域活動・ボランティア・災害経験を、観察記録、写真、図面、関係者の声とともに整理する
- 街路・公共空間・住宅などを現地観察し、課題と改善案をスケッチで蓄積する
- 2時間の実技を想定し、観察力・空間認識・構図・説明力を手描きで訓練する
- 推薦書、自己推薦書、実技作品、面接回答が同じ建築観と将来像を示すように整える
芝浦工業大学を第1志望にした併願校の組み方
併願先は、①同程度の理工系私立、②さらに挑戦できる私立、③推薦・総合型選抜でさらに挑戦できる国立、の3層に分けます。方式名が同じでも入学確約条件は年度ごとに変わるため、各大学の最新要項を確認してください。
同難易度帯の併願候補
資格・探究・制作・面接の準備を共有しやすい理工系私立大学です。各大学の記事で、最新の方式と専願条件を確認してください。
さらに狙える私立大学
英語資格と理系探究の実績が強い受験生は、少し上の難易度帯にも挑戦します。
さらに狙える国立大学
芝浦工業大学と同時に出願できる推薦・総合型選抜の中から、専門分野や活動実績を生かして、より高い難易度帯にも挑戦します。各大学の専願条件と日程が芝浦工業大学と両立するか、出願前に必ず確認してください。
国立大の総合型・推薦は「合格時に入学」を条件とする方式が多いため、芝浦工大の専願型と同時に重ねる前に要項の約束が衝突しないかを必ず確認します。

併願対策で共通化できるもの・変えるもの
| 共通化する | 大学別に変える |
|---|---|
| 英語・数学・情報などの資格 探究テーマと活動記録 実験・制作・データ分析の成果 面接の基礎回答 | 大学・学部の志望理由 授業・研究室との接続 指定課題と字数 プレゼン資料と口頭試問 入学確約の扱い |
同じ活動をそのまま使い回すのではなく、活動のどの側面を評価材料にするかを大学ごとに変えます。これにより、併願数が増えても内容が薄くならず、芝浦工業大学建築学部の第一志望らしさも守れます。
AI時代は資格・研究・制作の「実物」が重要
文章だけなら整えやすい時代だからこそ、入試では本人が説明できる資格、研究ノート、コード、模型、図表、検証結果などの実物が重要です。活動の目的、失敗、改善、結果を記録し、提出書類・プレゼン・面接で一貫して説明できる状態にします。
実績を先に作り、その実績を複数大学の評価軸に合わせて編集することが、理系総合型選抜の併願を強くします。

スキルパスが総合型の併願に強い理由
スキルパスは、理系大学院講師を中心に、資格取得の設計、探究・研究・制作、志望理由書、小論文、プレゼン、面接・口頭試問まで一貫して対策します。1つの強い実績を軸に、大学ごとの評価項目へ合わせて出願書類を作り分けます。
- 専願・併願可・入学確約条件を一覧化し、出願の矛盾を防ぐ
- 試験日・合格発表・入学手続締切をカレンダーで管理する
- 探究や制作を、複数大学で使える「核」と大学別の「見せ方」に分ける
- 建築学部では、地域調査と設計提案を実績化し、2時間実技と30分面接を連動して指導する
スキルパスでは第一志望合格8割、四工大では25名中23名の合格実績を掲載しています。詳しくは合格実績をご覧ください。

よくある質問
専願なのに他大学へ出願してもよいですか?
芝浦工業大学を第1志望とし、合格した場合は必ず入学する約束を守ることが前提です。そのうえで、他大学側が併願を認める方式へ出願して受験機会を確保します。高校の指導方針も確認してください。
併願先はいくつが目安ですか?
出願書類や試験日の重なりを考え、同難易度帯2~3校、挑戦校1校程度から設計します。数だけ増やすより、資格・探究・制作を高い完成度で共通化できる組み合わせが有効です。
いつから準備すべきですか?
英語資格と探究・制作実績が必要なため、高校2年からが理想です。高校3年からでも、出願条件を確認して優先順位をつければ準備できます。
芝浦工業大学建築学部の併願対策を相談する
専願条件を守りながら合格機会を増やすには、志望順位・入試日程・大学ごとの評価項目を一枚の計画にする必要があります。現在の資格・活動・学力から、芝浦工業大学建築学部を中心にした併願プランを作ります。



