結論:静岡県立大学を第一志望にすれば、併願を認める私立大学の総合型・推薦入試と組み合わせて受験できます。
静岡県立大学の推薦では、薬学・食品栄養・国際関係・経営情報・看護の各分野に応じた学力と適性が評価されます。大学入学共通テストを免除する学校推薦型選抜は5学部、共通テストを課す学校推薦型選抜は薬学部と国際関係学部で実施されます。第一志望の準備を軸に、志望分野に合う私立大学の併願可能な方式を選ぶことがポイントです。
- できる:静岡県立大学への入学を優先し、他大学との併願・入学辞退を認める私立大学の総合型・推薦に出願すること。
- できない:専願の私立入試と組み合わせること、他の国公立大学の学校推薦型選抜への重複出願。ただし独自日程の公立大学は別の取り扱いです。
- 注意:静岡県立大学に合格したら入学することが出願条件です。併願先の手続・受験の辞退と、入学金の納入期限を事前に確認してください。
2027年度入試/情報確認日:2026年10月2日。対象は学部の学校推薦型選抜です。

静岡県立大学の推薦で、最初に確認したい地域条件
共通テスト免除型の薬学部・国際関係学部・看護学部は静岡県内の高校等が対象で、本人または保護者等が2025年12月1日から2026年12月1日まで継続して県内に住所を有していることも必要です。食品栄養科学部と経営情報学部は全国の高校等が対象ですが、県内・県外の選抜方法や募集上の扱いが異なります。
共通テストを課す薬学部の推薦は全国の高校等が対象です。国際関係学部の共通テスト型は県内高校等が対象で、住所の継続期間は2026年2月1日から2027年2月1日までです。いずれも2027年3月卒業見込み等の要件があるため、高校所在地、卒業時期、住所、教科別の成績をセットで確認する必要があります。
薬学部|共通テスト免除型と共通テスト型の併願対策
薬科学科は4年制、薬学科は6年制です。免除型・共通テスト型とも募集は薬科学科7名、薬学科13名。数学・理科・英語の3教科を合わせた学習成績の状況4.3以上が必要で、2027年度から校内の推薦人数は薬科学科3名、薬学科3名の計6名です。従来の2学科合計4名という情報と混同しないことが大切です。
共通テストを免除する学校推薦型選抜
免除型は県内高校等と住所の条件があり、志望理由書・調査書・推薦書、物理・化学の適性検査300点、面接100点で評価されます。適性検査の範囲は物理基礎・物理と化学基礎・化学です。薬学志望でも、化学だけの準備では足りません。
スキルパス戦略:医薬品の作用や健康課題を一つ選び、化学の知識と文献・データを使って考察した実績を志望理由の根拠にします。そのうえで、物理・化学の解答演習と、薬科学科で研究したい理由または薬学科で薬剤師を目指す理由を説明する練習を並行して進めることが重要です。
大学入学共通テストを課す学校推薦型選抜
共通テスト型は全国から出願でき、指定の5教科7科目1750点と、志望理由書・調査書・推薦書・面接200点で選抜されます。国語200点、地歴・公民1科目100点、数学2科目各200点、物理・化学・生物から2科目各300点、英語450点です。英語はリーディング400点・リスニング50点の配点です。
スキルパス戦略:英語・理科・数学の配点を踏まえて学習時間を確保し、研究への関心や薬剤師として取り組みたい課題を面接で具体的に説明できるように仕上げます。免除型が不合格だった場合、同じ学科の共通テスト型へ再出願できます。このルートを残すなら、免除型の結果を待たず共通テスト対策を継続する必要があります。
食品栄養科学部|化学と自己推薦書を併願準備の軸に
共通テスト免除型の募集は食品生命科学科7名、栄養生命科学科7名、環境生命科学科4名。全国の高校等が対象ですが、食品生命・栄養生命は県外高校等の卒業見込み者の合格者数に上限3分の1程度の扱いがあります。全体の学習成績の状況4.0以上、理科と英語を合わせた学習成績の状況4.3以上が必要です。推薦人数は1高校等につき各学科1名、計3名です。
選抜は調査書・推薦書・自己推薦書の書類審査、化学の適性検査300点、面接200点。化学基礎・化学が出題範囲です。食品、栄養、環境という学科の違いが、自己推薦書と面接の内容にも表れるように準備する必要があります。
スキルパス戦略:食品成分、食習慣、環境中の物質など、学科に合う問いを選び、資格学習で得た統計の知識を調査・分析に活用します。実施した方法、得られた結果、結果の限界まで記録し、化学の学力と探究実績の両方を自己推薦書・面接で示すことが有効です。私立の健康栄養や化学生命系へ併願する場合も、目指す専門職と研究内容は大学ごとに書き分ける必要があります。
国際関係学部|小論文型と共通テスト型を分けて準備
共通テスト免除型は国際関係学科14名、国際言語文化学科28名。共通テスト型は各4名・8名です。いずれも県内高校等と住所の要件があり、全体4.0以上、外国語4.3以上、数学3.5以上が必要です。1高校等から各学科1名、計2名を推薦できます。
免除型は小論文100点、調査書・推薦書・面接100点で選抜されます。共通テスト型は3教科3科目600点、志望理由書・調査書・推薦書・面接300点です。共通テストは国語、地歴・公民・数学ⅠAから1科目、外国語の組み合わせです。免除型が不合格だった場合は、同一学科の共通テスト型への再出願が認められています。
スキルパス戦略:地域と海外のつながり、言語・文化、国際的な社会課題などを、統計資料や具体的な出来事から考察した実績にまとめます。免除型では課題文の要点を捉えて根拠付きで論じる練習、共通テスト型では指定3科目と面接の準備を重点化します。免除型には国際関係学部用の独立した志望理由書・自己推薦書の提出はありませんが、面接で学びたい内容を説明する準備は必要です。
経営情報学部|英語・数理と実績を結び付ける推薦対策
経営情報学科は共通テスト免除型40名。全国の高校が対象で、全体の学習成績の状況4.0以上、1高校につき1名の推薦です。英語能力と数理的能力の適性検査200点、面接と調査書・推薦書・自己推薦書を合わせて200点で評価されます。数理の範囲は数学Ⅰ・数学Aの「場合の数と確率」「図形の性質」です。
選抜は、まず県内の専門学科・総合学科から5名程度、次にその合格者以外の県内から20名程度、最後に残る志願者からという順序です。全国対象でも、選抜の順序には県内区分が設けられています。
スキルパス戦略:経営、総合政策、データサイエンス、観光マネジメントの関心分野を決め、地域の消費・観光・公共サービスなどのデータから課題を探る実績が考えられます。統計検定やITパスポート等の学習を分析に生かし、自己推薦書には自分で行った作業と考察を具体的に記載することが重要です。適性検査の英語と数学ⅠAも、実績作りとは別に演習時間を確保してください。
総合型×理系×併願
複数大学を狙う最適戦略
- STRENGTH 01総合型選抜に特化
志望理由書・面接・小論文・実績作りまで、専門講師が一貫してサポートします。
- STRENGTH 02理系志望に最適化
プログラミング・データサイエンス・IT資格など、理系大学が評価する実績作りに直結します。
- STRENGTH 03複数大学を効果的に併願
出願時期・選考方式・必要書類を踏まえて、最適な併願プランを設計します。
第一志望を軸に、実績を生かせる大学を併願。大学ごとの出願条件・日程・評価内容を踏まえ、受験校と対策を一緒に決めます。
無料受験相談で戦略を相談する看護学部|英語・数理の適性検査と面接を両立
看護学科は共通テスト免除型45名。県内高校等と住所の条件があり、全体の学習成績の状況4.0以上、1高校等につき3名の推薦です。英語能力・数理的能力の適性検査200点、志望理由書・調査書・推薦書に基づく面接100点で選抜されます。数理は数学Ⅰ・数学Aの「場合の数と確率」「図形の性質」が範囲です。
面接では看護への適性が評価され、総合点にかかわらず面接評価だけで不合格になる場合があります。学力対策だけでなく、人との関わりや地域への貢献について具体的に話せる準備が欠かせません。
スキルパス戦略:地域の健康課題や生活上の困りごとを調べた経験を、看護職を志す理由につなげます。資格で得た統計の知識を公開データの比較に使い、数字だけで判断できない事情にも目を向けることが大切です。志望理由書の内容を深掘りする模擬面接と、英語・数学ⅠAの演習を併願先と共通の学習計画に組み込むことが有効です。
静岡県立大学を第一志望とする私立併願先3大学
薬学・栄養・看護・経営情報・国際分野では、適した併願先が異なります。以下の3大学から志望分野の近い学部を選び、専願ではない方式で組み合わせることが基本です。全員が3大学すべてを受験する必要はありません。
愛知学院大学|薬学・健康栄養・経営系の公募制推薦B
他大学との併願が認められる公募制推薦Bが候補として考えられます。薬学部や健康科学部健康栄養学科、経営系など、静岡県立大学で目指す専門分野に対応する学科を選べます。公募制推薦Aや専願の総合型とは区別し、各学科の適性検査と必要な履修科目を確認してください。
帝京大学|薬学部・医療技術学部の併願可能な総合型
薬学部や医療技術学部の総合型選抜は、薬学・看護を目指す場合の併願候補です。薬学部の筆記では化学が必要で、面接にも備える必要があります。学部・学科で試験科目が異なるため、志望学科の実施方式を選んでください。静岡県立大学の合格後は、帝京大学へ入学する選択へ切り替えることはできません。
神奈川大学|情報・化学生命・国際経営等の適性検査型
総合型選抜の適性検査型は他大学との併願・入学辞退が可能です。情報、化学生命、国際経営、外国語などから、志望分野の近い学科が候補として考えられます。2027年度は英語と国語または数学の適性検査、調査書の得点などで選考されます。総合評価型は学科により専願のため、同じ大学でも方式を混同しないことが重要です。
推薦でさらに挑戦できる大学|近畿大学
薬学・農学・経営・国際・看護などで、近畿大学の公募推薦が候補として考えられます。公募推薦は他大学との併願が認められますが、学部により科目・日程が異なります。化学や英語など第一志望の対策を生かせる学部を選び、入学金の期限と静岡県立大学の合格発表日を照合することが大切です。
出願・試験・入学手続を日程で確認
- 共通テスト免除型:出願書類は2026年11月2日~9日17時必着。試験12月1日、合格発表12月10日、入学手続12月14日~18日15時必着。
- 共通テスト型:薬学部・国際関係学部で出願2027年1月20日~26日17時必着、試験2月6日、合格発表2月10日、入学手続2月12日~17日15時必着。
- 私立の手続:静岡県立大学の結果前に入学金の期限が来る場合があります。延納の可否と必要な費用を確認し、第一志望合格後は併願先を辞退してください。
共通テスト型の正式な学生募集要項は2026年10月下旬公表予定です。上記の方式・科目・配点は2027年度入学者選抜要項で公表済みの内容に基づきます。薬学部・国際関係学部で免除型から再出願する場合は、同一学科であることと校内の推薦手続を確認する必要があります。
静岡県立大学の推薦併願でよくある質問
専願の推薦でも私立大学を併願できますか?
合格したら静岡県立大学に入学する意思があり、私立側が他大学との併願を認めていれば組み合わせられます。静岡県立大学の出願手続にも私立等の併願校を記入する欄があります。合格後に自由に進学先を選べるという意味ではありません。
県外の高校から出願できる学部は?
免除型は食品栄養科学部と経営情報学部、共通テスト型は薬学部が全国対象です。免除型の食品生命科学科・栄養生命科学科には県外高校等からの合格者数の扱いがあります。学部を選ぶ前に地域条件と教科別成績を照合してください。
推薦対策の実績は併願先と共通に使えますか?
資格学習や探究の記録は共通の土台として活用できます。ただし、研究したい内容、取得したい免許、将来像は学部・大学で異なるため、志望理由書・自己推薦書・面接の説明は出願先ごとに作り分ける必要があります。
公式情報:静岡県立大学 学生募集要項/2027年度入学者選抜要項/薬学部2027年度変更点/私立の方式確認:愛知学院大学、帝京大学薬学部、帝京大学医療技術学部、神奈川大学、近畿大学。

推薦の併願対策は、実績作りからスキルパスへ
推薦入試では、大学で学びたい理由を支える実績が重要です。AIで文章を整えやすい時代だからこそ、資格の学習、探究の過程、自分で確かめた結果が面接での説得力につながります。理系大学院講師が中心のスキルパスでは、統計・情報の知識を使った実績作りから、大学ごとの書類・試験対策まで支援します。
スキルパスのカリキュラムなら、資格取得の設計から学修計画書の作り込み、小論文・面接対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも簡単にできます。
静岡県立大学の対策と、併願先の対策を一緒に相談できます。まずは志望分野と現在の準備状況をお聞かせください。
業界トップクラスの実績を誇る理工系推薦専門「個別指導」塾併願戦略に強い
- 理工系合格率95%以上
- 四工大合格23/25
- 資格取得率94%以上
- 理系講師対応率100%
- 理系大学院講師数7名
- 受験相談満足度95%以上



