早稲田大学先進理工学部の特別選抜は、科学オリンピックや研究コンテストの高い実績を、応用化学・生命医科学の学びにつなげられる入試です。2027年度の募集対象は応用化学科と生命医科学科です。研究成果と基礎学力を別々に準備するのではなく、自分の探究を高校の数学・理科で説明できることが重要です。
2027年度入学者向け/公式情報確認日:2026年10月1日

早稲田大学先進理工学部は専願?併願できる?
結論:早稲田大学先進理工学部の出願学科を第一志望とし、他大学の専願条件と矛盾しない場合は、併願可能な方式との組み合わせを検討できます。
特別選抜は出願学科を第一志望とすることが条件です。要項には他大学への出願を一律に禁止する記載はありません。学内では特別選抜の7方式から1方式のみ選べ、指定校推薦との同時出願はできません。
- できる:出願学科の第一志望条件を守り、併願可の他大学の総合型・自己推薦型を比較すること
- できない:特別選抜の複数方式への重複出願、指定校推薦との同時出願、募集対象外の学科への特別選抜出願
- 注意:これまで当該特別選抜に出願していないことと、数学・理科の履修条件が必要です。出願学科は変更できません。大会参加だけではなく、各方式が定める順位・賞を満たす必要があります。
先進理工学部の推薦・総合型選抜と方式別対策
数学オリンピック入試
日本数学オリンピック予選Aランク等が対象です。オンライン予選の成績には除外条件があります。
数学オリンピック入試のスキルパス戦略
数学で考える力を、化学・生命現象の理解にどう生かしたいかが重要です。証明や問題解決の過程を、専門分野への関心と結び付けて説明できる準備が有効です。
- 対象回・成績証明の形式を確認する
- 解法の根拠と別解を口頭で説明する
- 数理的な考え方を生かしたい研究課題を具体化する
化学グランプリ入試
一次選考上位10%以内等が対象です。オンライン開催回の一次成績には除外条件があり、所定の二次受賞が必要です。
化学グランプリ入試のスキルパス戦略
競技で学んだ知識を、実際の化学や生命の疑問に結び付けることが重要です。得意分野だけに偏らず、理論・無機・有機の基本から考え直す練習が有効です。
- 開催回と成績証明を整理する
- 現象や反応の理由を式とモデルで説明する
- 化学の学習から発展した探究テーマを振り返る
情報オリンピック入試
第24回以前の本選Aランク、または第25回以降のセミファイナル成績優秀者が対象です。
情報オリンピック入試のスキルパス戦略
アルゴリズムやプログラミングの実績を、化学・生命のデータ解析にどう生かすかを説明する準備が必要です。計算結果だけでなく、モデルの仮定や限界まで考えることが重要です。
- 年度による成績区分の違いを確認する
- 自作プログラムの処理と計算量を説明する
- 生命・化学の公開データを扱った分析過程を記録する
高校生・高専生科学技術チャレンジ入試
文部科学大臣賞、科学技術政策担当大臣賞、科学技術振興機構賞の個人受賞が対象です。
高校生・高専生科学技術チャレンジ入試のスキルパス戦略
研究の着想、方法の選択、結果の検証を説明できることが重要です。受賞名を強調するだけでなく、研究で残った課題と大学で学びたい内容を具体的に示す準備が有効です。
- 個人受賞の証明を用意する
- 研究方法と比較条件の妥当性を振り返る
- 想定外の結果と今後の課題を整理する
日本学生科学賞入試
高校の部の要項指定の賞を個人で受賞した人が対象です。対象賞の範囲は公式要項で確認が必要です。
日本学生科学賞入試のスキルパス戦略
研究のどの部分を自分で担当し、どんな判断を重ねたのかを説明できることが重要です。発表資料を見なくても、仮説から考察まで筋道を立てて話す練習が有効です。
- 対象賞と受賞名義を確認する
- 本人の担当と判断の過程を整理する
- 大学で検証したい次の問いを考える
日本生物学オリンピック入試
日本生物学オリンピックの金・銀・銅賞が対象です。
日本生物学オリンピック入試のスキルパス戦略
生物の知識を暗記した状態から、実験やデータをもとに説明できる状態へ進めることが重要です。生命医科学への関心を、細胞・分子・個体のどの問いに向けているか具体化する対策が有効です。
- 受賞を証明する資料を準備する
- 生物現象を化学・数学の観点からも説明する
- 興味のある論文の問いと検証方法を整理する
物理チャレンジ入試
全国物理コンテスト・物理チャレンジの金・銀・銅賞が対象です。
物理チャレンジ入試のスキルパス戦略
物理で身に付けた測定・モデル化の考え方を、化学や生命の研究へどう広げたいかが重要です。装置や解析の仕組みを自分の言葉で説明する練習が有効です。
- 受賞証明と実験の記録を整理する
- 測定誤差とモデルの仮定を説明する
- 物理と志望学科の接点を具体化する
早稲田大学先進理工学部を軸にした推薦併願校の選び方
学びたい分野と必要な対策が近い私立大学を3校比較し、推薦・総合型選抜でさらに狙える大学を1校加える考え方です。資格や探究の準備は共通化できますが、志望理由は各大学の学びに合わせて書き分けることが重要です。
比較したい私立大学3校
明治大学理工学部、立教大学理学部、法政大学情報科学部は、理数系の探究や基礎学力を生かしやすい比較候補です。明治の自己推薦、立教の自由選抜、法政情報科学の自己推薦は、それぞれの募集対象・出願条件を満たすことが前提です。
推薦・総合型選抜でさらに狙える大学
さらに狙える国立大学として、東北大学のAO入試Ⅲ期が考えられます。早稲田で不合格となった後に第一志望を切り替える場合の候補で、共通テストの準備と各学部の出願条件を満たすことが前提です。
併願対策で共通化できる準備・大学別に必要な準備
7方式とも書類選考後に面接を実施します。2026年11月21日が面接、12月18日が最終発表です。志望理由書は2000字以内で、受賞を得た経験から出願学科で学びたい理由までを整理する必要があります。応用化学科は物理・化学、生命医科学科は物理・化学・生物から2組の履修が必要で、数学6科目の履修も共通条件です。
- 共通化できる準備:資格学習、探究の記録、成果物、参考資料、面接で活動を説明する練習
- 大学別に必要な準備:学部を選ぶ理由、指定課題、提出形式、試験内容に合わせた受け答え
- 出願前に確認すること:専願条件、重複出願の制限、試験日、合格発表、入学手続期限

AI時代の推薦入試では、資格と実績が重要
整った志望理由書だけでは、自分が何を学び、何を成し遂げたかは伝わりません。資格の取得、研究や制作の成果、その過程を本人が説明できることが重要です。生成AIで文章を整えやすくなった今だからこそ、実際に取り組んだ経験と成果に説得力があります。
資格・探究・制作の実績を早めに作り、志望学部で学びたい理由につなげることが、推薦併願の対策になります。
スキルパスが推薦・総合型選抜の併願に強い理由
スキルパスは、理系大学院講師を中心に、資格取得、探究・研究、志望理由書、小論文、面接・口頭試問まで一貫して指導しています。各大学の評価項目を確認し、一つの実績を複数の学部でどう伝えるかまで対策できます。
スキルパスのカリキュラムなら、資格取得の設計から学修計画書の作り込み、小論文・面接対策まで一貫して仕上げられます。実績作りが重要ですが、コツさえつかめば誰でも簡単にできます。
スキルパスの第一志望合格実績や併願の実績は、合格実績ページをご覧ください。
よくある質問
第一志望でも他大学を受けられますか?
早稲田大学先進理工学部の出願学科を第一志望とし、他大学の専願条件と矛盾しない場合は、併願可能な方式との組み合わせを検討できます。
同じ志望理由書をそのまま提出できますか?
活動の記録は共通でも、学部の教育内容や指定課題は異なります。なぜその大学で学びたいのかを具体的に書き、字数・様式・提出資料も大学ごとに整える必要があります。
いつから準備するのがよいですか?
資格試験の日程と成果物の制作期間を考えると、高校2年からの準備が理想です。高校3年からの場合は、まず出願資格を確認し、締切までに完成できる取り組みに絞ることが大切です。
早稲田大学先進理工学部の併願対策を相談する
今の成績、資格、活動経験をもとに、第一志望と併願先を一緒に検討できます。方式に合う実績作りから書類・面接まで、無料受験相談でご相談ください。



