東京都市大学の面接対策では、受験する方式を最初に区別することが大切です。2段階選抜の適性検査を踏まえた口頭試問と、創作ソフトウェアや課題レポートに関する発表では、準備の内容が異なります。

作品や実績を紹介するだけでなく、なぜその方法を選び、何が分かり、次に何を学びたいのかまで説明する準備が必要です。

以下は練習用の想定質問と架空の回答例です。実際に出題された過去問や合格者の回答ではありません。活動や成果は、自分の経験に置き換えてください。

東京都市大学の方式別の面接内容

2段階選抜|適性検査の解答を説明する準備

理工学部、情報工学部、創発デザイン工学環、建築都市デザイン学部都市工学科では、数学の適性検査の解答に関する口頭試問を含む面接が案内されています。建築学科の適性検査は空間構想力試験です。

環境・メディア情報・デザイン・データ科学・都市生活の各学部では、活動実績を踏まえた学修計画の発表を含む面接があります。人間科学部は、研究計画レポートまたはOPEN MISSION成果報告に関する発表を含む適性面接です。

総合型選抜・2段階選抜の公式案内

1段階選抜|提出物に合わせて準備

創作ソフトウェア入試では、自作ソフトウェアのプレゼンテーションを含む面接があります。原子力人材入試では、課題レポートの内容や学習内容に関する質疑が案内されています。

創発デザイン工学環開設特別入試は実技試験の説明を含む面接、デザイン・データ科学探究入試は課題レポートの発表を含む面接です。グローバル・リーダー育成枠入試は英語による面接のため、日本語の回答だけを用意する対策とは区別しましょう。

総合型選抜・1段階選抜の公式案内

公募推薦|専願制と併願制の対象を確認

2027年度の学校推薦型選抜には、公募・専願制と公募・併願制があります。対象の範囲が異なるため、自分の学部・学科の選考内容を公式案内で確認してください。総合型で使った発表資料が、そのまま公募推薦でも使えるとは限りません。

公募推薦の公式案内

回答は本人の経験と学修計画をつなげる

実績から志望理由へつなげるときは、次の点を整理しましょう。

  1. どんな課題に取り組んだのか。
  2. 自分が考え、担当した部分はどこか。
  3. 比較や検証をどう進めたのか。
  4. 今の知識では解決できない点は何か。
  5. 志望学科で何を学びたいのか。

資格やコンテストの実績は、取得・受賞した事実と、そこで身に付いた内容を分けて説明します。基本情報技術者試験、統計検定、数学検定、物理・化学・生物の検定なども、本人が実際に学び、活動に使った内容が説明材料になります。

これらは実績を伝える例であり、全ての方式で同じ資格が必須・加点対象になるという意味ではありません。

想定質問と回答例

質問1|そのソフトウェアのどこを自分で作りましたか

創作ソフトウェア入試に向けた架空の例です。

私は、学校の設備予約を管理するソフトウェアを作りました。…(困りごとに気付いた場面)…がきっかけです。

画面表示には既存の仕組みを使いましたが、同じ時間帯の予約が重ならないように判定する処理は自分で設計しています。最初は開始時刻が同じ場合だけを確認していたため、途中で時間が重なる予約を見落としました。

そこで、…(実際に考えた判定方法)…に変更し、境界の時刻も試しました。同時に申し込みがあった場合の扱いは、今後深めたい課題です。

追加質問には、「時刻がちょうど接する場合はどうなりますか」「参考にしたコードはありますか」が考えられます。情報オリンピック予選Bランクなどの競技実績を述べる場合も、学んだ考え方と自作の処理の関係を説明しましょう。

質問2|適性検査の解答を、考えた順に説明してください

数学の口頭試問に備える練習例です。実際の試験問題を再現したものではありません。

最初に、…(問題で与えられた条件)…を整理しました。求めたいのは…なので、…という関係を使っています。

この段階では…という条件が必要です。別の条件に変わる場合は、同じ式をそのまま使えるかを確かめる必要があると考えます。

正解の暗記だけでなく、使った式の意味と、使える条件を言葉で説明する練習が大切です。 計算を間違えた場合も、分かっている部分と、見直すべき部分を区別して伝えましょう。

質問3|課題レポートで、その資料を使った理由は何ですか

原子力や社会課題のレポートを意識した架空の例です。大学の指定課題への解答例ではありません。

私は、…(調べた論点)…について、まず仕組みを説明する資料と、現状の数値を示す資料を分けて読みました。

複数の資料で値が異なっていたため、対象の年度と、何を数えた数字なのかを確認しました。…(条件をそろえて比較した点)…を踏まえて、自分の考えをまとめています。

一方、技術面だけで判断できない課題もあり、費用や運用の条件を含めて学ぶ必要があると感じました。

引用した数値の出典、対象の範囲、発行時期を確認しておくと、資料を使った理由を説明しやすくなります。

質問4|実技やデザインの提案で、なぜその形にしましたか

創発デザイン工学環や建築への関心を深める練習例です。当日の実技課題を予想したものではありません。

私は、…(想定した利用者)…が、…という場面で困ることを出発点にしました。最初の案は使いやすいと思いましたが、模型で動きを確かめると、別の操作を妨げることが分かりました。

そこで、…(変えた配置や形)…を試しました。今回は…を優先しましたが、耐久性や設置場所にはまだ課題があります。

形を作った理由に加え、捨てた案、優先した条件、残った課題を整理しましょう。準備した作品と当日の実技を混同せず、質問された対象に答える必要があります。

質問5|活動の経験を、入学後にどう発展させたいですか

環境・メディア情報・デザイン・データ科学などの分野を意識した架空の例です。

私は、…(地域や学校での調査)…を通じ、データを集めるだけでは、問題の原因まで説明できないと感じました。

統計検定の学習を参考に分布やばらつきを調べましたが、回答してくれた人が限られる点は解決できていません。入学後は…(公式の教育内容に沿った方法や専門分野)…を学び、調査の設計から考え直したいです。

人間科学分野で子どもや家庭を扱う場合は、個人が特定される事例をそのまま発表せず、同意とプライバシーへの配慮が必要です。研究計画では、学びたい内容に加え、調べ方の妥当性も考えておきましょう。

発表と口頭試問の準備

発表は、指定されたテーマと時間に合わせ、実績、工夫、結果、課題、学修計画を整理します。全てを盛り込むために、小さな文字でスライドを埋める必要はありません。

追加質問の練習には、「なぜ別の方法を選ばなかったのか」「その結果はどこまで一般化できるか」「本人が担当したのはどこか」が使えます。これらも過去問ではなく、理解を確かめるための想定質問です。

物理・化学・生命系の活動を話す場合も、使った原理、測定条件、誤差、安全への配慮を説明できるようにしておきましょう。大学公式の形式と、練習用の回答パターンは区別することが大切です。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

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  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

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スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、書類・発表・面接まで一貫して支援しています。本人が取り組んだ経験と、大学で学ぶ必要性を、具体的な根拠でつなぐことを重視しています。

作品の説明やデータの解釈を確かめながら、志望する方式に合わせて発表・追加質問の練習を進めます。現在の実績から何を深めるべきかを、無料相談で整理できます。

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東京都市大学の総合型選抜対策ガイドスキルパスの理系特化推薦対策

2027年度の大学公式案内を基に、2026年10月22日時点で作成。受験する方式・学科の最新の要項と通知を確認してください。

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