弘前大学の総合型選抜は、学部・学科によって面接の内容が異なります。理工学部は講義とレポートに加えて基礎学力の試問、農学生命科学部は口頭試問、教育学部は実技や集団討論など、志望先に合わせた準備が必要です。

実績を話す準備と、学んだ内容をその場で説明する準備を、両方続けましょう。 志望理由だけを暗記するのではなく、経験から生まれた問いと、大学で深めたい内容を整理することが大切です。

以下は架空の練習用質問・回答です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。実績は本人の経験に置き換えてください。

学部・方式別の面接内容

人文社会科学部・総合型選抜Ⅰ

小論文、プレゼンテーションを含む個人面接、調査書・学習計画書で評価します。調査や読書、活動を紹介する場合は、資料の内容と自分の考えを分けて説明する練習が役立ちます。

理工学部・総合型選抜Ⅰ

講義内容に関するレポートと、基礎学力の試問を含む個人面接があります。試問の科目は学科ごとに異なります。数学・理科の答えだけでなく、条件や考えた過程を説明しましょう。

農学生命科学部・総合型選抜Ⅰ

小論文と、口頭試問を含む個人面接で評価します。生物・化学や関連科目についての準備は、学科ごとの指定を確認してください。観察・調査の結果を語る際も、結論の根拠を整理することが大切です。

教育学部・総合型選抜Ⅰ・Ⅱ

音楽・美術・保健体育のⅠは、実技と個人面接があります。小学校コース、特別支援教育専攻、養護教諭養成課程のⅡには、共通テストと集団討論・個人面接等があります。課題図書や持参物も志望先の指示を確認してください。

医学部・総合型選抜Ⅱ

医学科は共通テスト・個人面接・総合論述、保健学科は共通テスト・小論文・個人面接・出願書類で評価します。医学科と、看護・放射線・検査・リハビリ等の専門を、同じ志望理由で済ませないことが大切です。

弘前大学・2027年度総合型選抜募集要項

資格・探究の実績を、学ぶ理由に結び付ける

理工系なら、物理検定・化学検定などの学習を、実験や制作の理解にどう使ったかを整理しましょう。情報系なら、情報オリンピック予選の問題で、なぜその解法を選び、どこで見直したかも説明の材料になります。

農・生命系なら、生物検定の学習と観察を結び付けることもできます。人文社会系の調査や教育系の活動でも、本人の担当、比較したこと、まだ分からないことを整理する点は共通です。

ここで挙げる資格・大会が全学科の必須条件や一律加点対象という意味ではありません。出願条件と、面接で説明できる経験は分けて考えてください。

想定質問と回答例

質問1|なぜ弘前大学で学びたいのですか

地域の課題を調べた、架空の例です。

私は…(関心を持ったきっかけ)…から、地域の状況を資料で調べました。…(自分で比較した内容)…を通じ、最初に想像していた理由だけでは説明できないと気付きました。

今の自分には…の知識が不足しています。貴学の…(志望学部・学科の公式教育内容)…を学び、調べた事実と理論を結び付けて考えたいです。

どの学部にも当てはまる大学紹介で終わらず、本人の疑問と専門分野を結び付けてください。

質問2|講義から理解したことを説明してください

理工学部の講義・レポートに備える練習例です。実際の講義内容や出題を示すものではありません。

私が理解した要点は…です。…という条件の下で、…の関係が成り立つと説明されていました。

以前に…(学習や実験の経験)…で扱った内容と関連すると考えました。ただし、条件が異なるため、そのまま同じ結論にできるかは確認が必要です。

もともと知っていることと、講義で新しく理解したことを分けて説明しましょう。 分からない用語を、分かったように使わないことが大切です。

質問3|調査・実験では、何を確かめましたか

農・生命分野の架空の例です。

…(植物や環境に関する安全な観察)…について、私は条件と記録方法を整理しました。生物や化学の学習を参考に、比べる対象を決めて記録しました。

ただ、観察した期間が短く、別の季節にも同じことが起こるかは分かりません。次は…(追加で確かめたい条件)…を考えたいです。

調査の結果から説明できる範囲を確かめる回答です。専門用語を増やすより、何と何を比較したのかを明確にしましょう。

質問4|教員として学ぶ必要を感じた経験は何ですか

教育学部を想定した、架空の例です。

…(本人が人の学習や活動に関わった経験)…で、相手が困っている理由を、自分の想像だけで決めていたと気付きました。説明を変える前に、どこまで理解しているかを聞く必要がありました。

ただ、一度の経験だけで適切な支援を判断できるとは考えていません。大学で教科と教育の専門を学び、相手の理解や状況を確かめながら関わりたいです。

実技のある志望先なら、演奏・制作・競技の経験と、教育への関心を分けて整理することも大切です。

質問5|なぜ、その医療の専門職を目指すのですか

医学部の志望分野に合わせて具体化する、架空の例です。

…(見学や関わりの経験)…を通じて、…(志望する専門職)…の役割に関心を持ちました。関連する資料を読みましたが、見学した場面だけでは、判断に必要な知識まで理解できませんでした。

貴学の…(専門分野の教育内容)…を学び、科学的な根拠と相手の意思を大切にしながら考えられるようになりたいです。

職種名を入れ替えるだけでなく、その専門を選んだ理由を本人の経験から説明してください。個人が特定される情報は含めないようにしましょう。

本番前の確認と練習

面接、実技、口頭試問、討論、レポートなど、自分の方式で必要な試験を確認してください。資料の持ち込みは、募集要項や通知で認められた範囲に限ります。

何を経験し、何を理解し、どこから先は分からないのかを、自分の言葉で説明できることが大切です。書類と面接で、実績の内容や本人の担当が食い違っていないかも確認しましょう。

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  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

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スキルパスでは、資格・探究・制作などの実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。志望学部・方式に合わせ、本人が考えて取り組んだ内容を深め、説明する練習を重視しています。

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