山梨大学の総合型・公募推薦は、学部と方式によって面接や口頭試問の内容が異なります。工学部では、同じコースでも総合型ⅠとⅡで試験内容が違うため、最初に方式を確認する必要があります。
自分の経験を説明する準備と、試験で求められる教科の基礎を確認する学習を並行しましょう。 研究・制作・活動の実績は、本人の工夫と考察まで説明することが大切です。
以下は架空の練習用質問・回答です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。本人の経験に置き換えて活用してください。
学部・方式別の面接内容
工学部の総合型Ⅰ|化学・物理の口頭試問と課題
クリーンエネルギー化学コース・応用化学コースでは、面接に加え、化学の基礎に関する口頭試問と、化学実験に関する課題を行います。観察、データ処理、実験結果への考察なども準備の対象です。
土木環境工学・コンピュータ理工学・機械工学・メカトロニクス・電気電子工学の各コースでは、面接に加え、物理の基礎に関する口頭試問と、物理に関する課題を行います。
面接では目的意識や学習意欲、論理的思考力、コミュニケーション能力などを確認します。コンピュータ理工学を志望する場合も、プログラミングの実績だけでなく、試験対象である物理の準備が必要です。
工学部の総合型Ⅱ|面接を課さない方式
工学部の総合型Ⅱは、調査書、多面的・総合的な評価のための申告書、共通テストで総合的に判定する方式です。総合型Ⅰの面接・口頭試問・課題を、そのままⅡの試験内容として扱わないようにしてください。
生命環境学部|総合型Ⅱと公募推薦
総合型Ⅱの地域食物科学科では、農業・食品産業への関心、目的意識、論理性、適性などを、口頭試問を含む面接で評価します。
環境科学科では、自然・社会への関心や思考力、課題を捉える力などを確認します。地域社会システム学科では、学びの基礎となる力、志望動機、目的意識、的確に応答する力などを評価します。
生命工学科の学校推薦型選抜Ⅰでは、面接に加え、数学・化学・生物の基礎を問う口頭試問を行います。志望理由と、必要な教科の理解を結び付けて準備しましょう。
教育学部|公募推薦のコース・系別面接
教科別推薦入試では、幼児教育、障害児教育、言語教育、生活社会教育、科学教育などで、小論文と面接を行います。芸術身体教育は、志望する系の実技と面接が対象です。
専門・総合学科推薦入試では、家政教育系は小論文と面接、技術教育系は英語・数学・理科・課題研究などを含む学力評価としての口頭試問を行います。
やまなし小学校教育コースの推薦では、小論文と面接を行い、山梨県の教育への理解や、入学後に学ぶ意欲などを評価します。申告書に書いた経験について説明を求められる場合もあります。
医学部|看護学科と医学科の推薦
看護学科の学校推薦型選抜Ⅰは、小論文と面接などで評価します。看護職・看護学研究者を目指す理由と、人との関わりから学んだことを整理しましょう。
医学科の学校推薦型選抜Ⅱは、共通テストを用いた段階的な選抜で、最終選抜に面接があります。医師・医学研究者としての資質に加え、将来、山梨県内で診療に従事する理由や意欲も確認します。出願要件と入学後の条件まで理解する必要があります。
実績を面接で説明するための準備
実験・観察・制作・地域調査などについて、目的、方法、結果、限界を整理しましょう。物理検定・化学検定・生物検定、情報オリンピックなども、本人の学習経験を説明する題材です。
ここで挙げたものは、大学が定める必須資格・加点条件の一覧ではありません。取得していない資格や、参加していない活動を実績に含めないでください。教育・医療分野では、人との関わりから生まれた課題意識も振り返りましょう。
想定質問と回答例
質問1|なぜ山梨大学のその学部・コースを志望するのですか
…(本人が関心を持った経験)…から、…を調べました。…を試したところ、…が分かりましたが、…には十分に答えられませんでした。
貴学の…学部・コースで…を学び、この疑問を深めたいです。現在は、その基礎となる…を学んでいます。
自分の取り組みと、大学で学ぶ理由のつながりを説明しましょう。
質問2|実験の結果を、どう解釈しましたか
…(本人が実際に行った実験)…で、…をそろえて比較しました。私は…を担当し、…という結果を記録しました。
…という可能性を考えましたが、…の条件は確認できていません。原因を断定するには、…を調べる必要があります。
観察した事実と、その理由についての仮説を分けて説明してください。 課題試験の練習でも、条件と根拠を整理することが大切です。
質問3|その現象を、基礎知識を使って説明してください
…という条件では、…の原理が使えると考えました。そのため、…という関係になります。
ただ、…が変わると同じ説明が成り立つかは確認が必要です。現時点では…まで理解しています。
物理・化学・生物・数学などの口頭試問に向けた練習例です。志望方式の対象科目に合わせ、途中の考え方も説明しましょう。
質問4|人と関わる中で、考えが変わった経験はありますか
…(本人の活動)…では、最初は…と考えていました。しかし、相手の…という言葉から、…の見方が不足していたと気付きました。
そこで…を試し、…という反応がありました。今後は…を確かめながら関わる必要があると考えています。
教育・看護などを想定した例です。相手の気持ちを推測で言い切らず、実際に聞いたことと、自分の解釈を区別してください。
質問5|地域の課題に、どのような立場から関わりたいですか
…(本人が地域で調べたこと)…から、…に関心を持ちました。…の資料を比較しましたが、…の立場から見た情報が不足していました。
貴学で…を学び、…という課題を考えたいです。現時点では…と考えていますが、…を調べて検討を深める必要があります。
地域・環境分野や、地域での医療を志望する理由を考える架空の練習例です。出願方式の条件と、本人の意思を混同しないようにしてください。
本番前の練習と確認
面接、口頭試問、小論文、課題など、方式ごとに必要な練習を組み合わせましょう。書類に記載した活動についても、本人が具体的に説明できることが重要です。
学部・コース・方式に合う準備であり、提出書類と面接の説明が一致していることを確認してください。面接がない方式では、書類と必要な教科の準備に取り組みましょう。
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スキルパスでは、資格・探究・制作などの実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の取り組みを整理し、志望分野と方式に合わせた説明を練習します。
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