浜松医科大学の公募推薦では、医学科・看護学科ともに面接とプレゼンテーションを通して、将来医療に関わる人としての適性を評価します。志望理由を覚えるだけでなく、自分の経験を根拠に考えを伝える準備が大切です。
実績は、医療への関心がどう深まり、何を学び直す必要を感じたかまで説明しましょう。 資格や活動の数を増やすこと自体が、面接対策の目的ではありません。
以下は架空の練習用質問・回答です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。本人の経験に置き換えて活用してください。
学科・募集区分別の選考内容
医学科|面接・発表と自然科学の素養
医学科の学校推薦型選抜は、共通テスト、小論文、適性検査、面接、推薦書・志願理由書・調査書で総合的に評価します。
適性検査は、問題を見つけ、理解を深め、論理的に解決する力を確認するもので、自然科学の素養なども含まれます。面接の受け答えだけを練習して、学力面の準備を後回しにしないようにしてください。
面接ではプレゼンテーションも用い、将来、医学・医療に関わる人として活躍できるかを評価します。発表の細かな条件や集合時刻は、受験者への通知も確認が必要です。
医学科の一般枠・地域枠|制度の趣旨を理解する
医学科には一般枠と地域枠があり、選抜方法は同じです。地域枠は、静岡県で将来の医療を担う意思を持ち、県の医学修学研修資金の貸与を前提とする区分です。卒業後の研修・診療業務などにも条件があります。
面接のためだけに地域貢献を口にするのではなく、制度の条件を理解したうえで、自分の進路と合っているかを考えてください。一般枠を志望する場合も、医学を学ぶ目的と本人の経験を具体化しましょう。
看護学科|看護を学ぶ意思と論理的な説明
看護学科の学校推薦型選抜は、共通テスト、小論文、面接、推薦書・志願理由書・調査書で評価します。医学科の適性検査を、看護学科にも共通する試験だと考えないようにしてください。
看護学科でも、面接とプレゼンテーションで将来の医療人としての適性を確認します。看護職の役割を調べ、本人がどのような経験から関心を持ったかを整理しましょう。
人と関わる活動については、相手の気持ちを推測だけで決め付けず、実際に見聞きしたことと、自分が考えたことを分けて説明する練習が大切です。
医療への関心と実績を結び付ける準備
探究、学習、学校生活や地域での活動について、関心を持ったきっかけ、調べたこと、自分の役割、考えが変わった点を整理しましょう。
化学検定・生物検定などの学習経験がある場合は、その知識が探究や医療への関心にどうつながったかを振り返ってください。ここで挙げる検定は、大学が一律に求める資格や加点条件の一覧ではありません。
医療の経験を無理に作る必要もありません。活動中に知った他者の個人情報は伏せ、本人の学びや判断を中心に説明してください。
想定質問と回答例
質問1|なぜ医学、または看護を学びたいのですか
…(本人が関心を持った経験)…をきっかけに、…について調べました。初めは…と考えていましたが、…を知り、…の理解が必要だと感じました。
貴学で…を学びたいです。現在は…を学び、自分の理解が十分でない…を確かめています。
医学と看護の役割を混同せず、本人の志望分野を学びたい理由を説明しましょう。
質問2|探究や学習で、自分が工夫した部分はどこですか
…(本人が実際に取り組んだ活動)…で、私は…を担当しました。最初の方法では…を確認できず、…を変えて比較しました。
…という結果でしたが、…の条件では未確認です。…は他のメンバーの工夫であり、私の担当とは区別しています。
本人の貢献と、結果から言える範囲を正確に説明してください。 実績を大きく見せるために、確認していないことまで断定しないことが重要です。
質問3|人と関わる中で、自分の考えが変わった経験はありますか
…(本人の経験)…では、私は…と考えていました。相手の話を聞き、…を見落としていたと気付きました。
その後…を試しました。ただ、その経験だけで…と一般化することはできません。…を学び、相手の立場を理解できるようになりたいです。
相手を一方的に評価する回答になっていないか、見直してください。
質問4|発表した内容の根拠を説明してください
…(本人が調べた資料・行った観察)…では、…という結果でした。私は…と考えましたが、…という別の可能性もあります。
判断するには…と比較する必要があります。現段階で分かるのは…までです。
プレゼンテーション後の質疑に向けた架空の練習例です。実際の課題や資料条件は、大学の指示に従ってください。
質問5|地域医療について、どのように理解していますか
…(本人が実際に調べた地域の課題)…について、…の資料を読みました。…という課題がある一方、…という立場も考える必要があると思います。
現在の知識だけでは…を判断できません。大学で…を学び、…について理解を深めたいです。
地域枠を検討する場合は、制度の条件と自分の進路を踏まえて考えましょう。この質問が実際に出ると保証するものではありません。
本番前の確認
医学科と看護学科の試験内容、募集区分、受験者向け通知を分けて確認してください。 面接だけでなく、小論文・適性検査・共通テストの準備も必要です。
回答を全文暗記するより、経験の事実と、そこから考えたことを整理しましょう。分からない問いには、何が分かり、どこから先は確認が必要かを伝える練習が有効です。
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