釧路公立大学の学校推薦型選抜は、経済学部で学ぶ理由を、本人の経験から説明する準備が大切です。経済や経営への関心を、地域の調査、部活動、資格学習などと結びつけて整理しましょう。
「経済に興味がある」で終わらず、何を調べ、何が分かり、さらに何を学びたいかを伝えましょう。 活動の規模よりも、本人の考えを具体的に説明する練習が役立ちます。
以下は練習用の架空の質問・回答例です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。大学公式要項の事実と、受験生向けの練習方法を分けて紹介します。
2027年度公募推薦|面接と小論文の概要
学校推薦型は公募制の関係市町村・ひがし北海道・全国・専門の4区分です。学校の所在地や学科・履修等によって対象が異なります。経済学部一括の選抜で、所属学科は本人の希望と1年次の成績により、2年次進級時に決まります。
共通テストは課さず、小論文は60分、面接は1人10分程度です。面接では志望動機や勉学意欲などへの応答を5段階で評価し、質問は年度ごとに変わります。小論文・面接と調査書・推薦書を総合して判定し、調査書は点数化しません。
経済・経営への関心を、活動から説明する
地域調査なら、見聞きしたことと考察を分ける
例えば、地域の店や公共交通について調べた経験があれば、利用者に聞いたこと、資料に載っていた数値、本人が考えた理由を分けて整理してください。「地域を活性化したい」という目標だけでは、どのような問題を考えてきたかが伝わりにくくなります。
調べた対象に偏りがなかったか、他の立場からはどう見えるかも振り返りましょう。十分に調べられなかった点を、大学で学びたい内容につなげる練習が役立ちます。
部活動や学校行事も、本人の工夫が説明できれば題材になる
部活動での予算管理、行事での販売、広報や参加者の募集などを経験した場合は、目標と実際の結果を比較してみてください。成功したという説明だけでなく、何を変え、その結果がどう変わったかを話すと、活動の内容が伝わります。
班全体の成果と自分の担当は区別しましょう。自分が決めていないことまで、自分の工夫として述べないことが大切です。
資格・コンテストを面接の題材にする方法
簿記や統計は、知識をどう使ったかまで話す
簿記を学んだ経験なら、売上と利益を区別して考えた場面を振り返ってみましょう。統計検定等の学習なら、平均値だけでは説明しにくいデータや、比較する対象をそろえる必要に気付いた経験を整理すると、学びの内容が伝わります。
資格の名称を並べるより、学んだ知識で何が分かり、どこに限界を感じたかを説明することが大切です。 ここで挙げる資格は練習の題材であり、大学の一律の必須条件や加点を示すものではありません。
結果だけでなく、修正した過程も残す
コンテストや探究発表の経験があれば、最初の仮説、集めた資料、他の人からの質問、修正した内容を順に整理してください。受賞していても、調査の方法や結論を自分で説明できることが大切です。
高度な分析を使っていない場合も、使った方法と理由を正確に説明しましょう。理解していない専門用語を追加する必要はありません。
志望理由と小論文をつなぐ練習
結論・理由・具体例を短くまとめる
面接練習では、まず聞かれたことに答え、その理由と本人の経験を続けてみてください。すべての活動を一度に話そうとせず、質問に合う経験を選ぶことが大切です。
小論文の練習でも、資料に書かれたことと自分の意見を分け、根拠を添えて書きましょう。面接用の文章を丸暗記するだけでなく、同じ内容を短く説明し直す練習も役立ちます。
分からない質問を受けた場合
分からないことを、知っているように装う必要はありません。どこまでは理解していて、何が分からないかを区別し、考えるために必要な情報を整理してみましょう。
相手の質問を別の意味に取り違えていないかも確認してください。長い回答を用意するより、質問を聞き取り、内容に応じて答える練習が大切です。
実績を使った想定質問と回答例
質問1|なぜ釧路公立大学で学びたいのですか
…(関心を持ったきっかけ)…から、…を調べました。…ということが分かりましたが、…の理由は十分に説明できませんでした。
経済・経営の考え方を基礎から学び、…を確かめたいです。貴学の…という学習内容についても調べています。
質問2|地域の調査で、何を明らかにしましたか
…(本人の調査)…では、…の人に話を聞き、…の資料と比較しました。…という違いがありました。
ただし、調べたのは…の範囲なので、地域全体にも当てはまるとは限りません。次は…も調べる必要があると考えています。
質問3|簿記や統計の学習から、何を学びましたか
…(本人の資格学習)…で学んだ…を、…の活動に使いました。それまで…だけを見ていましたが、…も確認する必要に気付きました。
…という点は改善できました。一方で、…までは分からなかったため、大学で…を学びたいです。
質問4|協力して進める中で、どのような工夫をしましたか
…(本人の協働経験)…では、…の点で意見が分かれました。私は…を担当し、双方の理由を確認して、…を比べようと提案しました。
…という結果から、…を修正しました。全体の成果と、自分が担当した…は分けて説明できます。
質問5|入学後、どのように学びたいですか
…(これまでの活動)…で感じた課題は、…の知識だけでは考え切れないことでした。入学後は…の基礎を学びたいです。
授業で学んだ考え方を、…の調査にも使ってみたいです。まずは現在の…という疑問を、根拠を示して説明できるようになりたいと考えています。
本番前の確認とスキルパスの面接対策
志望理由・本人の活動・入学後に学びたいことが、無理なくつながっているかを確認しましょう。 立派な目標を付け足すより、経験から生まれた疑問を具体的に伝えることが大切です。
回答例は練習用であり、本人の経験ではありません。資格や大会の成績を含め、実際に行ったことと証明できることを整理し、大学の書類作成の規定に従ってください。
スキルパスでは、資格・探究・制作の実績づくりから、出願書類と面接の準備まで一貫して支援しています。本人の活動を振り返り、質問に応じて根拠を添えて答える練習を進めます。
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