奈良県立大学・地域創造学部の面接対策は、総合型A、総合型B、学校推薦型選抜を分けて考える必要があります。総合型Bは課題レポートに基づくプレゼンテーションを含み、推薦は小論文と面接を組み合わせます。
「地域に貢献したい」という希望だけでなく、身近な経験からどんな問いを見つけ、どう調べたかを説明しましょう。 本人の学びを振り返り、大学で深めたい課題につなげることが大切です。
以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用です。実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型A・B|30分程度の個人面接と、異なる準備
総合型Aは質疑応答、Bは発表を含む
2027年度の総合型A・Bは、出願書類による一次選考の後、2026年10月17日に二次選考を実施する日程です。Aは一人30分程度の個人面接・質疑応答を行います。
Bも一人30分程度の個人面接ですが、その中に課題レポートに基づく10~15分程度のプレゼンテーションと質疑応答を含みます。Bではプロジェクターを利用できますが、接続する電子機器は持参する必要があります。
二次選考は両方式とも、一次選考の評価50点と個人面接150点を合わせて200点です。面接だけで200点ではありません。総合型Bでは、一次選考で、これまでの活動についての課題レポートを重視するとしています。
面接の後に、共通テストによる最終選考がある
総合型A・Bとも、二次選考の合格だけでは最終合格になりません。指定の共通テスト3科目がそれぞれ得点率5割以上、かつ、そのうち1科目が得点率7割以上という条件があります。
Aは国語・外国語・指定の選択科目、Bは数学Ⅱ・数学B・数学C、外国語、指定の選択科目という構成です。Bには高校での数学Ⅱ・数学B・数学Cの履修等の出願要件もあります。面接の準備と基礎学力の学習を並行して進めてください。
公募推薦|小論文300点・面接150点
2026年11月25日の試験構成
学校推薦型選抜は、2026年11月25日に実施します。小論文は10時から11時30分までの90分・300点で、英語読解力を含む基本的な能力を問います。面接は12時45分から・150点で、合計450点です。
面接では、志願理由書と調査書を資料として活用します。志願理由書の内容を丸暗記するより、本人が取り組んだこと、考えが変わった場面、大学で学びたい内容を整理しましょう。
「12時45分から」は試験開始時刻であり、一人当たりの面接時間ではありません。総合型の30分程度という記載を、推薦の所要時間に転用しないことが大切です。
推薦の条件と、大学が示す評価の視点
推薦は2027年3月卒業見込みで、学校長が責任を持って推薦でき、合格した場合に入学を確約できる方が対象です。高校ごとの推薦人数には制限がありません。
大学は推薦の志願理由書・面接を通じ、教育内容への関心、主体的に学ぶ意志、コミュニケーションの基礎的能力、地域の活動への意欲等を確認する方針です。資格名や将来像だけでなく、それらを裏付ける経験を考えてみてください。
「学びの現在地」から、面接・発表の準備を進める
活動の紹介だけで終わらず、気付きを説明する
総合型A・B共通の課題レポート「学びの現在地」は、これまでの学習や、自らの問題意識に基づく活動を振り返り、大学でどう深めたいかを書く課題です。公式案内は、活動を紹介するだけでなく、そこから得た気付きを記述するよう求めています。
Aの評価項目には、身近な課題と社会の問題を結び付けること、知識や情報を組み合わせて考えを表すこと等があります。Bでは、科学的な視点から論理的に考察し、実験・調査の結果を分析して仮説や考察として表すこと等を挙げています。
調査や実験の結果と、その結果から言える範囲を分けて説明できるようにしましょう。 対象が限られた調査を地域全体に一般化したり、同時に変化した二つの事柄を直ちに原因・結果だと判断したりしないことが大切です。
資格やコンテストは、学習の過程として振り返る
統計検定、数学の学習、理科検定、情報分野のコンテスト等に取り組んだ場合は、学んだ方法を調査や分析でどう使ったかを整理できます。これらは任意の経験の例であり、特定の資格が出願に必須、または一律に加点されるという意味ではありません。
Bの発表練習では、問い、方法、結果、考察、残った課題、大学で学びたい内容を順に説明してみましょう。質問されたときに、自分の担当範囲やデータの根拠も説明できるようにしてください。
地域創造学部の想定質問と回答例
質問1|奈良県立大学で何を学びたいですか
…(本人の経験や調査)…を通して、…という問題に関心を持ちました。初めは…と考えましたが、…を調べる中で、別の見方があると気付きました。
貴学の教育内容を確認し、…を学びたいと考えています。現在の方法では…が分からないため、大学で根拠を確かめながら問いを深めたいです。
質問2|課題レポートで、何を明らかにしようとしましたか
…(本人が取り組んだ課題)…について、…という疑問を持ちました。…の資料と、…の調査結果を比較しました。
…は分かりましたが、…は確認できていません。活動の成果だけでなく、自分が…を見落としていたことも、今回の学びだと考えています。
質問3|調査や実験の方法を、なぜ選びましたか
…(本人の探究)…では、…を比較するため、…という方法を選びました。…の条件をそろえようとしましたが、…はそろえられませんでした。
そのため、結果を…まで広げて説明することはできません。次は…を変えて調べ、他の可能性も確かめたいです。
質問4|活動の中で、考えが変わった経験はありますか
…(本人の地域活動・学習等)…で、私は初め…を提案しました。しかし、…の立場の人から…という意見を聞きました。
…を確かめた結果、考えを…に変えました。一つの立場だけで結論を出さず、誰にとっての課題かを考える必要があると学びました。
質問5|発表後に、自分の考えを問われたらどう説明しますか
私の結論は…ですが、その根拠として確認できたのは…です。…については推測を含んでいます。
ご指摘の…という可能性は、まだ検証できていません。今回の方法では区別できないため、…を調べ直す必要があると考えます。
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合格へ
スキルパスの面接対策|課題レポートと口頭の説明をつなげる
発表資料を整えるだけでなく、問いの理由、方法の限界、大学で学ぶ必要性まで自分の言葉で説明しましょう。 総合型A・Bと推薦の違いを踏まえ、受験する方式に合わせた練習が必要です。
スキルパスでは、本人の学習・探究・活動を整理し、志望理由書や面接の準備を支援しています。実際の経験から根拠を探し、追加の質問に応じて説明する練習を重ねます。
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