北海道情報大学の総合型・公募推薦では、情報分野への関心を、本人の学習や制作の経験から説明する準備が大切です。総合型の通常枠・特定分野能力枠はグループ面接、公募推薦は口頭試問を含む個人面接です。起業・スタートアップ人材育成枠では発表を準備します。
何を作ったか、どの方法を試したか、何が分かり、何が課題として残ったかを説明しましょう。 資格名や将来の目標だけで終わらず、大学で学ぶ理由につなげることが大切です。
この記事は2027年度要項に掲載された総合型の通常枠・特定分野能力枠・起業枠と、公募の学校推薦型選抜を扱います。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型|グループ面接と、起業枠の発表
通常枠・特定分野能力枠は、学びたいことや志望動機を説明
通常枠・特定分野能力枠では、出願前にエントリーし、作文の審査、適性テスト、グループ面接を受けます。面接では、大学で学びたいことや志望動機等を扱います。
エントリー選考は、作文100点、適性テスト100点、グループ面接100点の計300点満点です。その後の出願書類50点と合わせ、最終的には350点満点で判定します。出願書類の内訳は学力審査20点、資格・諸活動20点、課題レポート10点です。
グループ面接の練習では、質問に対して結論を答え、本人の経験を添えて簡潔に説明しましょう。他の受験生の発言を遮らず、聞かれたことに応じて答える練習が役立ちます。
東京会場は、大学教員とのオンライン面接に変更
2026年7月30日更新の公式案内で、総合型の東京会場は、対面から大学とのオンライン面接方式への変更が示されています。受験生は指定された東京会場へ行き、通常どおり適性テストを受けた後、同じ会場でオンライン面接を受けます。
機材は大学側が準備します。自宅から接続する試験と考えず、受験票等で集合場所と時刻を確認してください。
起業・スタートアップ人材育成枠は、アイデアの根拠を整理
起業枠では、事前のオリエンテーションとメンタリングを経て、発表資料を提出します。グループ面接に代えてプレゼンテーションを行い、適性テストと合わせて評価します。
エントリー選考は発表200点、適性テスト100点の計300点満点です。正式出願後の書類審査50点と合わせ、350点満点で判定します。
提案するサービスの利用者、解決したい困りごと、実際に確かめたことを整理しましょう。アイデア段階のものを、利用者を獲得した事業や実証済みの成果として説明しないでください。
公募推薦|口頭試問を含む個人面接と小論文
面接20点・小論文30点・書類50点
公募推薦は、書類審査50点、小論文30点、口頭試問を含む個人面接20点の計100点満点です。小論文は60分・横書き800字です。
書類審査は学力審査30点、資格・諸活動20点です。面接だけに絞らず、提出する志望理由書、学校での学習、小論文も含めて準備してください。
学科ごとの出願条件と、実施する期を確認
経営情報学科・情報メディア学科は、全体の学習成績の状況3.0以上が目安です。システム情報学科・情報理工学科は、全体3.2以上、かつ数学3.2以上が目安です。学校長の推薦等、ほかの条件もあります。
2期は1期で定員に満たない学科のみの実施で、対象学科は大学が案内します。すべての学科で2期を受けられると考えず、最新情報を確認しましょう。
作文・資格・制作を、面接の説明につなげる準備
作文と、本人の口頭説明を一致させる
通常枠のエントリー作文は、高校での学び・取り組みと、大学で学びたいこと等を800字程度で記入します。特定分野能力枠は活動実績と、入学後や将来に取り組みたいこと等が題材です。
書いた実績について、本人の役割、使った方法、結果の確かめ方まで話せることが大切です。 共同制作では、自分が作った部分と他の人の担当を分けて説明してください。
特定分野能力枠の条件と、通常の実績評価を分ける
特定分野能力枠の資格は、ITパスポート等、情報処理推進機構の情報処理技術者試験が対象です。大会・コンテスト等は、志望学科に関連する全国規模・全国レベル以上の入賞を証明する条件があります。
情報オリンピックの予選Bランク等に取り組んだ経験を語る場合も、その実績だけで特定分野能力枠の条件を満たすとは断定できません。出願条件に当てはまるかは、証明書類を含めて確認が必要です。
総合型の出願後や公募推薦の資格・諸活動には、別の評価表があります。本人が実際に取得したITパスポート、基本情報技術者、簿記、英語資格等を確認し、資格の取得と、面接で経験を説明する準備を並行しましょう。未取得の資格を実績に加えてはいけません。
志望分野別の質問例と回答の組み立て方
質問1|経営と情報を学びたい理由は何ですか
…(本人が関わった学校行事や地域活動)…で、…(集計や運営の課題)…に気付きました。…(実際に使った表計算や調査の方法)…を試し、…(分かったこと)…を確認しました。一方で、…(比較できなかった点)…もあります。大学では経営と情報の知識を学び、データを基に判断する力を深めたいです。
簿記や統計を学んだ場合は、知識がどの判断に役立ったかを具体的にしましょう。調査の対象や条件を説明する練習も必要です。
質問2|プログラムを作るとき、どんな工夫をしましたか
…(本人が作ったプログラム)…では、…(実現したかった機能)…を考えました。初めは…(エラーや処理上の問題)…があり、…(試した修正とテスト)…を行いました。…(改善した点)…の一方、…(残った課題)…があります。大学で…(関心のある情報分野)…を学びたいです。
情報オリンピックの予選Bランク等の実績が本人にある場合は、取り組んだ問題、考えた解法、説明できる範囲を整理しましょう。順位やランクを、確認していない受賞名に置き換えないことが大切です。
質問3|メディア作品の工夫を説明してください
…(本人の映像・ゲーム・デザイン等)…では、…(想定する利用者や伝えたい内容)…を考えました。…(実際に得た感想や確認結果)…を踏まえ、…(自分が変更した表現や操作)…を改善しました。まだ…(検証が足りない点)…もあるため、大学で…(学びたい技術や表現)…を深めたいです。
使った素材やツール、共同制作の担当を説明できるようにしてください。生成AIを使った場合も、その利用と本人が判断・修正した部分を区別しましょう。
質問4|提案するサービスの必要性を、何で確かめましたか
…(本人が注目した困りごと)…に対し、…(提案する仕組み)…を考えました。…(実際の観察や調査)…で、…(確かめられたこと)…が分かりました。ただ、…(費用や利用の継続性等、未検証の点)…は残っています。今後は…(次に確かめたいこと)…を調べ、提案を見直したいです。
これは起業枠の発表を想定した独自の練習例です。利用者の感想や売上等、存在しないデータを作らず、仮説と確認済みの事実を分けて伝えましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|実績から、志望理由と質疑へ
スキルパスでは、資格・探究等の実績づくりから、提出書類や面接の準備までを一人ひとりに合わせて支援します。本人の活動を整理し、制作の方法やデータの根拠を問われても説明する練習を重ねます。
北海道情報大学では、情報分野への関心を、本人の経験と大学での学びにつなげる準備が大切です。 グループ面接、個人面接、起業枠の発表を区別し、受験する方式に合わせて練習しましょう。
公式資料
出願前に、最新の公式情報で出願資格、対象学科、エントリー、証明書類、試験会場と受験票の指示を確認してください。


