星槎道都大学の総合型・公募推薦では、本人の経験と大学で学びたいことを、自分の言葉で伝える準備が大切です。アンビシャス入試、スポーツ活動入試、一般推薦入試はいずれも、2分のプレゼンテーションを含む15分の個人面接があります。
2分の発表では、本人が取り組んだこと、工夫したこと、そこから学んだことを具体的に伝えましょう。 活動名や資格名の紹介だけで終わらず、志望分野とのつながりも整理しておくと、質疑にも答えやすくなります。
この記事は2027年度の総合型と公募の学校推薦型選抜を扱います。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型|アンビシャス入試とスポーツ活動入試の違い
アンビシャス入試は、自己PR書・レポート・面接を準備
アンビシャス入試は、書類選考100点、自己PR書50点、レポート50点、面接100点の計300点満点です。自己PR書は640字以上800字以内、当日のレポートは60分・800字以内です。
面接は2分の発表を含む15分の個人面接です。自己PR書と活動報告書に書いた経験について、本人の役割、工夫、結果を説明する練習が役立ちます。
出願前のエントリーが必要です。出願できる年齢等の条件とともに、期別の案内を確認してください。
スポーツ活動入試は、指定種目と一般種目で条件が異なる
スポーツ活動入試は、指定種目・一般種目とも、書類選考100点と面接100点の計200点満点です。面接は2分の発表を含む15分の個人面接です。
指定種目では、対象の部への入部を希望し、大学の監督から出願を認められる必要があります。事前審査への参加が必要になる場合もあります。一般種目は種目を問いませんが、2027年3月卒業見込み、全体の評定平均値3.0以上等の条件があります。
大会名や成績だけでなく、練習の改善、チーム内での役割、失敗への対応も具体的に振り返りましょう。実際に出場していない大会や、他の選手の実績を本人の成果として説明してはいけません。
公募推薦|一般推薦入試の面接と小論文
書類・小論文・面接が、それぞれ100点
一般推薦入試は、書類選考100点、小論文100点、面接100点の計300点満点です。小論文は60分・800字、面接は2分の発表を含む15分の個人面接です。
学校長の推薦、全体の評定平均値3.0以上等の出願条件があります。志望理由書や活動報告書も提出するため、発表と書類で本人の経験や志望理由が食い違わないようにしてください。
面接の練習と、小論文の準備を並行
面接だけを準備しても、小論文の対策にはなりません。文章を読んで論点を捉える練習と、自分の意見に理由を添える練習も必要です。
小論文と面接では、同じ経験を使う場合も、問いに合わせて説明する内容を選びましょう。用意した文章をそのまま話すより、質問に対して結論と理由を答える練習が役立ちます。
2分の発表と、活動実績の伝え方
発表のテーマは、自分自身
総合型の各方式と一般推薦入試では、本人自身を題材に発表します。口頭での発表であり、原稿を見ながら行うことはできません。
資料や作品は持参できますが、パソコン・タブレット等の電子端末は持参できません。自分一人で運搬できる大きさに限られ、会場の電源も利用できません。作品を見せる場合も、口頭で説明できるように準備してください。
発表原稿を丸暗記するだけでなく、経験の内容を問い直されても説明できる準備が大切です。 紙の資料が使えることと、原稿を読み上げてよいことを混同しないようにしましょう。
資格・探究・作品は、証明できる実績を整理
大学は調査書や活動報告書の資格・活動等を所定の基準で評価します。アンビシャス入試と一般推薦入試の書類選考は、評定平均値に基づく得点が80点満点、活動等の加点が20点満点です。
要項の評価表には、簿記、基本情報技術者、応用情報技術者、色彩検定、福祉住環境コーディネーター等の資格や、文化芸術・スポーツ・探究等の活動が挙がっています。活動分野ごとのポイントを合計し、評価加点表に換算する仕組みです。資格のポイントが、そのまま入試の加点になるわけではありません。
出願時に証明できない実績・資格は加点評価の対象になりません。合格証、作品の記録、活動報告等を確かめ、本人が実際に取り組んだことを説明してください。資格の取得は全受験生に共通する必須条件ではありません。
学科・活動別の質問例と回答の組み立て方
質問1|経営学科で学びたいことを、経験と結び付けて説明してください
…(学校行事や地域活動等、本人の経験)…で、…(本人の担当)…に取り組みました。…(収支や集客等で気付いた課題)…を調べ、…(実際に試した工夫)…を行いました。…(結果と残った課題)…から、経営について体系的に学ぶ必要を感じました。大学では…(公式情報で確認した学び)…を深めたいです。
簿記等を学んだ場合は、知識をどんな場面で使い、何が分かったかまで話しましょう。まだ実践していない提案を、すでに成果が出た活動に置き換えないでください。
質問2|社会福祉学科を志望するきっかけを教えてください
…(本人が参加した活動や学習)…を通して、…(気付いた困りごと)…に関心を持ちました。…(調べた制度や資料)…から、…(分かったこと)…を学びました。一方で、…(自分の経験だけでは分からない点)…もあります。大学で福祉の知識と支援の考え方を学びたいです。
活動で接した人の個人情報を出さず、相手の事情を本人の想像で断定しないことが大切です。高校生として実際に行ったことと、専門職の仕事を分けて説明しましょう。
質問3|デザイン学科で、制作を通して深めたいことは何ですか
…(本人が制作した作品)…では、…(伝えたいことや使う人)…を考えました。最初は…(伝わりにくかった点)…があり、…(実際に変更した構成・色・表現)…を試しました。…(得られた反応と課題)…を踏まえ、大学で…(学びたい内容)…を深めたいです。
完成品だけでなく、変更前の案や検討の記録を振り返りましょう。色彩検定等を学んだ場合も、作品のどの判断に生かしたかを説明することが大切です。
質問4|建築学科で学びたいことを、観察や制作から説明してください
…(本人が観察した建物や空間)…で、…(動線・使いやすさ等の気付き)…がありました。…(実際に行った測定・模型制作・資料調査)…を通して、…(分かったこと)…を確認しました。ただ、…(検証が不足している点)…もあります。大学で建築を学び、根拠を持って空間を考えたいです。
模型や図面を使う場合は、本人が作った範囲を説明しましょう。高校での制作だけで、安全性や法令への適合を確認したと言い切らないことも大切です。
質問5|スポーツ活動で工夫したことは何ですか
…(本人が取り組んだ種目・役割)…で、…(改善したかった点)…に課題がありました。…(実際の記録や振り返り)…を基に、…(自分が変えた練習や働きかけ)…を試しました。結果は…(本人の実際の成果と課題)…でした。大学でも競技と学修に継続して取り組みたいです。
チーム全体の成果と本人の貢献を区別してください。けがや健康に関する専門的な判断を、本人の実績として作らないようにしましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスの面接準備|本人の実績から、発表と質疑へ
スキルパスでは、資格・探究等の実績づくりから、提出書類や面接の準備までを一人ひとりに合わせて支援します。本人の経験を振り返り、何を考え、どんな方法で取り組み、何が分かったかを説明する練習を重ねます。
星槎道都大学では、本人自身を伝える2分の発表と、その内容への質疑を想定した準備が大切です。 志望学科の学びと、本人の活動から生まれた関心を具体的につなげましょう。
公式資料
出願前に、最新の公式情報で出願資格、エントリー、提出書類、持参資料の条件と試験日程を確認してください。


