東北学院大学の総合型選抜は、面接重視型とAI単元修了型で準備が異なります。面接重視型には、学科によって発表や数学の確認が含まれます。公募推薦も、資格・スポーツ・文化活動等の出願条件を確かめる必要があります。

志望学科で学びたい理由と、これまでに自分で学び、調べ、取り組んだ経験を結び付けましょう。 面接の長さだけでなく、学科別の評価点と必要な資料の確認も大切です。

この記事は2027年度の総合型と、公募の学校推薦型選抜を扱います。以下の質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。

総合型|面接重視型とAI単元修了型

面接重視型は30分程度の個人面接

面接重視型は、担当者2名による30分程度の個人面接です。配点は面接200点、小論文100点、書類100点の計400点。学科別の審査も面接時間内に行います。

出願書類をもとに、志望学科で学ぶための学力、意欲、適性等を確認する案内です。志望理由書の言葉を覚えるだけでなく、経験の背景や本人の役割、考えたことを説明できるようにしましょう。

面接は2026年9月26日・10月3日・10月10日の指定日、小論文は10月23日です。面接の中間評価は4段階で、どの評価でも小論文を受験できます。中間評価と最終合否を混同しないでください。

AI単元修了型は指定学習の修了が必要

AI単元修了型は、大学が指定するKOUDAIBridgeの学習単元を期限までに修了すること等が条件です。生成AIで志望理由書を作成する方式という意味ではありません。

面接は担当者2名による5~10分程度の個人面接です。配点は面接100点、小論文100点、書類200点の計400点。英文学科には英語資格・検定に関する学科個別審査もあります。試験日は2026年10月23日です。

両方式への重複出願はできません。大学入学資格や年齢、専願制度の趣旨を理解し、合格後は入学する意思等の条件があります。AI単元修了型の募集学科と学習申込の条件を、面接重視型と同じだと考えないようにしてください。

小論文も方式に合わせて準備

総合型の小論文は60分です。工学部は与えられたテーマについて600字程度、他の対象学部は文章の要約100字程度と論述700字程度が目安です。面接で説明する経験と、文章を読み自分の考えを書く力の両方を準備しましょう。

学科別|発表課題と基礎学力の確認

経済・法・地域総合はテーマと資料が異なる

面接重視型の経済学科は、関心のある経済問題の背景・現状と、自分で考えた対策を5分以内で発表します。自作の紙資料3部が必要で、電子機器は使えません。

法律学科は、今年度の「政治におけるAI活用の課題とその解決策」「冤罪救済のための再審制度のあり方」の2題から1題を選び、5分程度で発表します。紙資料は任意で、使う場合は本人分に加えて2部が必要です。電子機器は使えません。

地域コミュニティ学科は、具体的な地域の自然・社会事象を調べた成果を5分程度で発表します。紙の補助資料は使用できますが、電子機器は使えません。政策デザイン学科は、取り組みたい地域課題を5分程度で発表し、A3以下の自作紙資料を本人分に加えて2部用意します。電子機器は使えず、参照資料の出典も必要です。

デジタル構想は探究発表と数学Ⅰ

面接重視型のデジタル構想学科は、数学Ⅰの基礎問題にホワイトボード等を使って解答し、高校で取り組んだ探究を5分程度で発表する案内です。A3以下の自作紙資料を本人分に加えて2部用意します。電子機器は本人が準備すれば使用できます。

2027年度要項では、未来探究科学部デジタル構想学科と教育学部教育学科に届出申請中の注記があります。出願時は最新の学部・学科情報も確認してください。

文・経営・工・情報・人間科学・国際・教育

英文学科は、短い英文の音読と内容に関する質問、読書経験を聞く場合があります。英語資格・検定の一定の成績を面接得点へ反映するため、該当する成績証明書は原本を持参します。コピーは不可で、原本は確認後に返却されます。総合人文・歴史でも、読書経験と学びたい内容を振り返りましょう。

経営学科は、社会・経済・経営への関心から調べたことや学修計画が重要です。工学部は数学・物理等の基礎と、機械知能、電気電子、環境・土木・建築の志望分野を学びたい理由を整理してください。

情報学部では情報・数理・社会への関心と他者とのコミュニケーション、人間科学部では読書や数学的思考、心理行動への関心が評価点に挙げられています。国際学部は外国語学習の実践や異なる背景を持つ人との経験、教育学部は人の学びへの関心と勉学計画等を振り返りましょう。

発表時間・資料の部数・電子機器の可否は学科ごとに違います。 他学科の準備をそのまま流用せず、本人の受験学科の指示に合わせてください。

公募推薦|資格・活動に応じた条件と面接

資格取得による推薦は対象3学科

経営学科は、日商簿記2級以上と全体の学習成績3.8以上、または全商簿記1級と全体4.0以上・外国語、国語、数学の各教科4.0以上等が条件です。法律学科は全体3.5以上、外国語、国語、公民の各教科3.8以上と、ビジネス著作権検定初級かビジネス実務法務検定3級のいずれかの合格等が必要です。

データサイエンス学科は全体3.8以上、外国語、国語、数学の各教科3.8以上に加え、数学検定準1級以上、統計検定2級以上、基本情報技術者試験のいずれかの合格が条件です。経営・法律の学校長推薦等も含め、出願資格は学科ごとに確認してください。

資格取得公募は面接100点、小論文200点、書類100点の計400点で、面接は担当者2名に対して受験生1名、5~10分程度です。経営学科のA・B日程は選択制で、B日程の資格取得見込みには検定結果の発表時期と証明書の提出期限等の条件があります。

キリスト者等・スポーツ・文化の公募推薦

キリスト者等推薦は全体3.5以上、学校長推薦等に加え、受洗と礼拝出席・牧師推薦、または所定のキリスト教学校での活動と推薦等の条件があります。入学後の大学礼拝・宗教活動への参加意思も必要です。面接100点、小論文200点、書類100点で選考します。

スポーツ公募は全体3.2以上、学校長推薦、競技実績の基準、入学後も大学の体育会で活動を続ける意思等が条件です。書類予備審査を受けていない場合は、当日に専門種目のスポーツテストを行います。

文化活動公募は全体3.5以上、学校長推薦、大学で活動を続ける意思等に加え、書類予備審査で受験資格を認められる必要があります。スポーツ・文化は、ともに面接100点、小論文100点、書類200点。面接はいずれも担当者2名による5~10分程度の個人面接です。

日程と小論文

公募推薦のWeb登録・検定料支払いは2026年11月2日10時から11月9日22時59分、書類は11月11日必着です。試験は11月26日、経営学科の資格取得公募B日程のみ12月12日で、会場は五橋キャンパスです。各方式には専願・入学意思等の条件もあります。

公募の小論文は60分で、工学部は600字程度、その他の対象学部は要約100字程度・論述700字程度です。資格取得公募の対象学科と、他の公募推薦の対象学科を取り違えないようにしましょう。

質問例と回答例|実績と志望学科の学びを結び付ける

質問1|なぜ本学の志望学科で学びたいのですか

…(本人が関心を持った経験)…から、…(実際に調べたことや取り組んだこと)…を続けました。その過程で…(生まれた疑問)…がありました。東北学院大学の…(公式情報で確認した志望学科の学び)…を通して、この疑問を深く考えたいです。

大学名だけを入れ替えた説明にせず、学科の教育内容と自分の経験のつながりを考えましょう。

質問2|探究や制作で、自分は何を担当しましたか

…(本人の探究・制作)…では、私は…(自分の担当)…に取り組みました。…(困ったこと)…に対して…(実際に試した方法)…を工夫しました。…(結果)…から、…(分かったことと残った課題)…がありました。

情報オリンピックや物理検定等の経験があれば、本人が解いた課題や理解した内容を説明する材料になります。ただし、これらが全方式で必須、または一律の加点対象という意味ではありません。

質問3|調べた社会問題と、自分の考えを説明してください

…(本人が調べた問題)…について、…(資料や調査方法)…で確認しました。…(資料で確かめた事実)…を踏まえ、私は…(自分の考え)…と考えます。一方で、…(別の立場や未確認の点)…も検討が必要です。

経済・法・地域の発表にもつながる独自の練習例です。事実、他者の意見、本人の提案を区別し、出典を説明できるようにしてください。

質問4|資格の学習を大学でどう深めたいですか

…(本人が取得した資格)…の学習で、…(理解した内容)…に関心を持ちました。…(実際に応用・検討した経験)…から、…(さらに知りたいこと)…が生まれました。大学では…(志望学科の学び)…を通して理解を深めたいです。

資格取得公募は、資格名だけでなく指定された級・評定等を満たすことが前提です。実際に取得していない資格を回答へ加えないでください。

質問5|活動で他者と協力した経験を教えてください

…(本人の活動)…では、…(協力が必要だった場面)…がありました。私は…(相手の意見を聞いた方法や担当)…を通して、…(実際に取り組んだこと)…を進めました。この経験から…(学んだこと)…を、大学での学習や活動にも生かしたいです。

スポーツ・文化の成績と、本人の役割や判断を分けて説明しましょう。大学で活動を継続する意思と、学科の勉学を希望する理由の両方が大切です。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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スキルパスの面接準備|学科別の課題と実績を整理

スキルパスでは、資格・探究等の実績づくりから、志望理由書や面接の準備までを一人ひとりに合わせて支援します。本人の経験を振り返り、追加の質問にも根拠を示して説明する練習を重ねます。

東北学院大学では、方式ごとの配点と学科別の審査内容に合わせた準備が大切です。 読書、資格、探究、スポーツ等の経験を、本人が志望学科で学びたい理由へつなげましょう。

東北学院大学の志望理由書例文と、実績を伝える書き方スキルパスの理系特化推薦対策

公式資料

出願前に、最新の公式資料で出願資格、対象学科、資格証明書、事前審査、発表資料、受験票の指定を確認してください。

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