流通経済大学の総合型は、エントリー型、課題チャレンジ型、課外活動型、学部専願型、得意科目型で面接の準備が異なります。探究の発表と、資格についての面接、得意科目の学力検査を同じ対策で済ませないことが大切です。

実績の名前より、取り組んだ理由・本人の工夫・志望学科とのつながりを説明しましょう。 提出書類と発表の内容を、自分の言葉で振り返る練習が役立ちます。

この記事では2027年度の総合型選抜募集要項にある5方式を紹介します。質問・回答例は独自に作成した架空の練習用で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。

エントリー型|事前の面談・レポートと本番を区別

志望学部・学科の方針を理解し、事前の手続きを終える

総合型の共通出願資格は、流通経済大学を第一志望とし、高校卒業・2027年3月卒業見込み等の大学入学資格を満たすことです。そのうえで、方式ごとの要件があります。

エントリー型は専願です。大学と志望学部・学科のアドミッション・ポリシーを理解し、エントリー面談とエントリーレポートを経る必要があります。面談に参加しただけで本番の出願まで終わるわけではありません。

口頭発表は4分程度、面接は15分程度

本選考は書類審査、4分程度の口頭プレゼンテーション、15分程度の面接です。審査書類は調査書と600字程度の志望理由書で、大学だけでなく志望学科を選んだ理由も必要です。

口頭発表ではエントリーレポートの内容を説明し、資料を持ち込むことはできません。原稿の丸暗記に頼らず、テーマ、考えたこと、大学で深めたいことを短く話す練習を進めましょう。

事前のレポートに書いたことを説明できるか

要項では、志望理由書の内容を自分の言葉で話せるか、発表について自己評価を含む意見交換ができるか、調査書に基づく問いかけに答えられるか等を評価ポイントとしています。

例えば、地域の交通やスポーツ、観光、企業活動に関心があるなら、どこで疑問を持ち、何を調べ、どの学科で続きを学びたいのかを整理してください。本人が経験していない活動を加える必要はありません。

課題チャレンジ型|探究・生成AI・小論文で準備が異なる

探究成果タイプは4分程度の発表と15分程度の面接

探究成果タイプは、高校での学習に意欲的に取り組み、SDGs等に関する探究学習を積極的に行った人が対象です。大学・志望学部学科の方針を理解することも条件です。

書類審査に加え、探究成果説明書に基づく4分程度の口頭発表と、15分程度の面接があります。資料の持込みは認められています。グループ学習なら、自分が担当した部分も説明する必要があります。

探究では、結論だけでなく、課題の設定理由・調査方法・本人の担当まで説明しましょう。 情報を集めた方法と、そこから何が言えるのかを区別することが大切です。

生成AI利用タイプは、プロンプトと判断の過程も説明

生成AI利用タイプは、社会の動きに関心を持ち、諸課題への理解を深め、解決策を導くために生成AIを積極的に利用してきた人が対象です。学部・学科等の方針を理解することも必要です。

書類審査、6分程度の口頭発表、15分程度の面接で選考します。事前提出する課題解決提案書に基づき、自分で設定した課題とその理由、生成AIを使って考えた解決策、使ったプロンプトを説明します。課題は志望学科の学びに関係する内容です。

出力された文章を読むだけでは、自分がどう考えたのかを伝えられません。どの情報を確かめ、提案のどこを修正し、何がまだ検証できていないのかも振り返ってください。

小論文タイプは、事前提出の文章について意見交換

小論文タイプは、社会の動きや文章による発信を積極的に学んできた人等が対象です。書類審査、800字程度の事前提出小論文、20分程度の面接で選考します。

小論文は指定された課題から一つ選びます。調べた内容に基づいて論じ、単なる感想に終わらないことが評価ポイントです。面接に向けて、根拠となる情報と自分の意見、ほかの見方も整理しましょう。

資格・実技・課外活動・学部専願・得意科目型の違い

資格タイプは「基礎」と「発展」の要件を確認

資格タイプは、大学等の方針を理解し、指定資格を事前に取得していること等が条件です。基礎と発展で対象資格・基準が異なり、有効期限のある資格や成績は試験日が期限内である必要があります。

基礎は書類審査、400字程度の資格チャレンジシート、20分程度の面接、発展は書類審査と20分程度の面接です。基礎のシートでは資格を取得した理由と、今後どう生かすかを説明します。資格の級だけでなく、志望学科に対応する基準も確認してください。

実技タイプと課外活動型を混同しない

課題チャレンジ型の実技タイプはスポーツ健康科学部のみです。書類審査、実技、20分程度の面接で選考し、実技は反復横跳び、握力、20mシャトルランです。体育実技を積極的に学んできたこと等、要件も確認しましょう。

一方、課外活動型は、強化部が指定する練習会等を経て、高校のスポーツ活動で優れた成績を上げ、入学後も強化部で活動を継続すること等が条件です。書類審査、4分程度の口頭発表、15分程度の面接があります。発表は資料持込み不可で、活動経歴と学業・部活動の両立について説明します。

学部専願型は、複数の学科で学ぶ意思が必要

学部指定タイプは、経済、共創社会、法、スポーツ健康科学の各学部が対象です。指定学部内のどちらの学科にも進学する意思が必要です。学部連携タイプは経済学部と法学部が対象で、連携する四つの学科のいずれにも進学する意思が必要です。

どちらも書類審査、800字程度の事前提出小論文、25分程度の面接があります。所定の学部専願用志望理由書を使い、入学後の学びと希望する進路を説明します。一つの学科だけを想定した志望理由ではなく、対象学部・学科の学びを確認することが大切です。

得意科目型も、面接と学力検査の両方がある

得意科目型は書類審査、1科目の学力検査、20分程度の面接で選考します。学力検査は30分・50点満点のマークシート方式で、試験開始後に問題を見てから科目を選びます。

科目は国語、英語、数学、政治・経済、情報で、情報を選べるのは1期・2期のみです。科目の得点だけでなく、学力検査についての自己評価や、志望理由についての受け答えも準備しましょう。

質問例と回答例|提出内容を自分の言葉で説明

質問1|流通経済大学の志望学科で何を学びたいですか

…(本人が関心を持った経験)…から、…(実際の学習・活動)…に取り組みました。…(そこで残った疑問)…を深めるため、流通経済大学の…(公式情報で確認した志望学科の学び)…を学びたいです。

経済、経営、地域、観光、流通情報、法、スポーツ等、志望する分野と本人の経験を結びつける独自の練習例です。学部名だけで終わらず、なぜその学科なのかを説明してください。

質問2|探究の中で、あなたが担当したことは何ですか

…(探究の問い)…について、私は…(本人の調査・制作等の担当)…を受け持ちました。…(実際に得られた情報)…を整理した結果、…(分かったこと)…と考えました。ただし…(調査の限界)…があり、さらに確かめる必要があります。

探究成果タイプを想定しています。統計検定や情報系資格、コンテスト等も、本人が実際に学び、探究に使った内容なら説明材料になります。すべての資格が出願資格や加点の対象になるという意味ではありません。

質問3|生成AIをどう使い、その提案をどう確かめましたか

…(本人の経験から見つけた課題)…について、生成AIに…(実際の指示内容)…を入力しました。得られた提案のうち…(採用した点)…を使い、…(本人が確かめて修正した点)…を直しました。…(まだ検証できていない点)…は今後の課題です。

生成AI利用タイプを想定した架空の練習例です。使用していないツールや、実施していない検証を加えず、本人の判断とAIが出力した内容を分けて説明しましょう。

質問4|資格を取得した理由と、大学での活用を教えてください

…(本人が資格の学習を始めた理由)…から、…(実際に取得した資格)…に取り組みました。…(学んだ内容)…を使って…(実際に試したこと)…を行い、…(残った疑問)…を持ちました。大学では…(深めたい専門分野)…を学びたいです。

資格タイプを想定しています。申請に使う資格は、公式の指定資格一覧、級や得点、有効期限に合わせて確認が必要です。未取得の資格を実績として書くことはできません。

質問5|大学での学業と部活動をどう両立したいですか

高校では…(本人の活動経歴)…に取り組み、…(学習と練習を両立するために行った工夫)…を続けました。大学では…(志望学科で学びたい内容)…を学びながら、…(活動を継続するための具体的な考え)…を大切にしたいです。

課外活動型を想定した独自の練習です。競技成績だけでなく、高校の学習を含め、両立を考える根拠となる本人の経験を説明してください。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
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スキルパスの面接準備|選ぶ方式に合わせて実績を伝える

スキルパスでは、本人の関心に合う実績づくりから、志望理由書と面接の準備までを個別に支援します。探究や資格、制作等の経験を振り返り、提出書類・発表・質問への回答で矛盾がないよう練習を重ねます。

流通経済大学では、選ぶ方式の評価ポイントに合わせて準備を分けましょう。 発表の長さ、資料の持込み、資格の条件、学力検査の有無を先に確認することで、必要な練習が明確になります。

流通経済大学の志望理由書例文と、実績を伝える書き方スキルパスの理系特化推薦対策

公式資料

出願前に最新の公式要項で、方式別の出願資格、専願等の条件、事前手続き、提出様式、発表資料・機器、試験日程と期限を確認してください。

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