横浜商科大学の総合型選抜には、エントリーシートをもとに話す方式と、体験講座で提出したレポートをもとに話す方式があります。適性検査や論述を伴う方式もあるため、受験する方式に合わせた準備が必要です。
面接では、学びたい分野と、本人が実際に学習・活動してきたことの関係を説明できるようにしましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型の面接|エントリーシート型と体験レポート型
アドミッション・ポリシー適合型は30分の個人面接
アドミッション・ポリシー適合型は、書類選考の合格者が面接へ進む専願制の入試です。面接はエントリーシートに基づく質疑応答で、30分・45点。調査書等から学力の3要素を評価する多面的・総合的評価は20点です。
大学は面接で、出願要件、志望動機、入学後の抱負等を質問すると案内しています。エントリーシートを読み返し、目標を持った理由、そのために取り組んだこと、大学で学びたい内容を具体的に説明する練習が役立ちます。
出願要件は、大学の方針への理解と目標、具体的な学習計画、スポーツ活動等の経験を大学の活動に生かす意欲などの選択肢です。所定の学歴・出願資格と合わせて、自分がどの要件に該当するかを確認してください。
体験レポート型は15分の個人面接
体験レポート型も専願制です。大学が実施する体験講座に参加し、その場で所定のレポートを提出することが出願に必要となります。単にオープンキャンパスに来場すれば条件を満たす、という方式ではありません。
書類選考後の個人面接は、体験レポートに基づく質疑応答で15分・45点。多面的・総合的評価は20点です。講座で何を学び、参加前の理解と何が変わり、入学後にどのような学習へつなげたいかを振り返りましょう。
適性検査型・論述検査型と、特別・奨学生の面接
併願制の方式も面接と筆記を準備
適性検査型と論述検査型は他大学との併願が可能です。どちらも書類選考後、エントリーシートに基づく30分・45点の個人面接と、20点の多面的・総合的評価があります。
適性検査型は、現代文の読解を通じて読解力・思考力・判断力を評価する60分・100点の試験を実施します。論述検査型は、提示された資料を読み取って論述する60分・100点の試験です。面接練習と並行して、それぞれの筆記内容にも備えましょう。
特別・奨学生は、面接の配点が異なる
総合型の特別入試と奨学生入試では、エントリーシートに基づく個人面接が30分・55点、多面的・総合的評価が20点です。奨学生入試には、60分・100点の論述もあります。先ほどの45点の面接とは区別してください。
これらは専願制で、起業・事業承継への関心、観光・情報・簿記会計等の学習経験、課外活動等を通じた組織運営の経験など、所定の要件から一つ以上を満たす必要があります。資格や語学力の条件が付く選択肢もあるため、本人が該当する条件を公式資料で確認しましょう。
学科別の準備と、公募制推薦・出願日程
商学・観光・経営情報で、関心を具体的にする
商学部には、商学科、観光マネジメント学科、経営情報学科があります。経営情報学科にはスポーツマネジメントコースと情報マネジメントコースがあり、関心に合う学びを確認することが大切です。
- 商学科:商品・サービス、マーケティング、会計、経営等への関心を、授業や身近な調査の経験から説明する。
- 観光マネジメント学科:地域の魅力や観光について、見学・調査で分かったことと、大学で考えたいことを整理する。
- 経営情報学科:スポーツの運営や価値、ICT・データの活用など、志望するコースに関わる学習・活動を振り返る。
例えば、簿記、ITパスポート、統計の学習、プログラミングや情報オリンピックへの挑戦等を、本人の学習経験として説明できます。資格をWeb出願で登録した場合は、合格証の写し等の提出についても確認してください。これらの例がすべて一律に加点されるという案内ではありません。
資格名や活動名を並べるだけでなく、自分が何を理解し、どう試し、何を学びたいと考えたかを話すことが大切です。 未取得の資格や、実際には行っていない調査・制作を加えてはいけません。
公募制推薦は自己推薦書に基づく面接
学校推薦型の公募制は、2027年3月卒業見込み、学校長の推薦、評定平均3.0以上、第一志望として入学を確約できること等が条件の専願制です。自己推薦書に基づく質疑応答と、調査書等からの多面的・総合的評価による選考です。
公募制A日程は2026年11月1日〜11日に出願、試験11月22日。B日程は11月16日〜26日に出願、試験12月6日。C日程は11月23日〜12月10日に出願、試験12月20日です。出願書類はいずれも締切日消印有効です。
総合型B日程以降の機会も確認
アドミッション・ポリシー適合型、体験レポート型、適性検査型のB日程は、2026年10月26日〜11月11日に出願、試験11月22日です。会場はつるみキャンパスで、書類は締切日消印有効となります。
ただし、実施する日程は方式によって異なります。アドミッション・ポリシー適合型・体験レポート型はC〜F日程もありますが、適性検査型や論述検査型にも同じ全日程があるわけではありません。体験レポート型を希望する場合は、講座への参加時期と出願締切も照らし合わせてください。
質問例と回答例|学習や活動から志望理由を説明
省略部分には本人の経験を入れてください。体験レポート型の質問例は、実際に参加した講座の内容に合わせて使いましょう。
質問1|なぜ横浜商科大学のこの学科を志望しましたか
…(本人が関心を持ったきっかけ)…から、…(実際の学習・調査・活動)…に取り組みました。その中で…(理解したことや残った疑問)…がありました。貴学の…(学科・コースの公式情報で確認した学び)…に関心があり、…(入学後に深めたい内容)…を学びたいです。
学科名だけを変えた回答にせず、本人の関心と学びのつながりを説明しましょう。
質問2|体験講座で、何を学びましたか
…(本人が参加した体験講座)…では、…(実際に扱った内容)…を学びました。参加前は…(以前の理解)…でしたが、…(講座で気づいたこと)…がありました。その後、…(自分で調べたことや考えた疑問)…があり、大学では…(さらに学びたいこと)…を深めたいです。
講座の感想だけで終わらず、どの内容から何を考えたかを説明する練習が役立ちます。
質問3|資格の学習や制作を、どのように進めましたか
…(本人が実際に取り組んだ簿記・情報・統計等の学習や制作)…では、…(難しかった点)…がありました。…(復習や検証等の工夫)…を試し、…(理解や結果の変化)…につながりました。この経験から、大学では…(深めたい知識)…を学びたいと考えています。
取得した級・スコアや挑戦した段階は、実際の記録に合わせてください。資格を持っていることと、知識を説明できることの両方を確かめましょう。
質問4|地域やスポーツ等の活動で、自分は何をしましたか
…(本人の実際の活動)…では、私は…(担当したこと)…に取り組みました。…(課題)…に対して、…(自分が考えた方法や周囲と相談したこと)…を工夫しました。結果は…(実際に起きたこと)…で、…(学んだこと)…がありました。
活動全体の成果と自分の役割を分けて説明しましょう。本人の関与していない運営や企画を、自分の実績に含めないでください。
質問5|入学後は、どのようなことに取り組みたいですか
…(これまでの学習や活動)…を通して、…(今の自分に必要だと感じた知識)…を学びたいと考えました。貴学では…(公式情報で確認した授業や学習内容)…に取り組み、…(関心のある問題)…を考えたいです。将来は…(現時点で考えている進路や方向性)…につなげたいと考えています。
具体的な学習計画と、そう考えた理由を話す練習が役立ちます。まだ決まっていない進路を、面接のために確定したように話す必要はありません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、実際の取り組みを面接の説明につなげる
エントリーシートやレポートを読み返し、本人の経験を根拠に、学びたい理由を説明してみましょう。受験する方式に合わせて、面接だけでなく筆記や必要な提出物も確認してください。
スキルパスでは、本人の学習・探究・資格やコンテストへの取り組みを整理し、出願書類と面接につながる準備を支援します。 実績づくりや方式別の面接練習について、下のフォームからご相談ください。
横浜商科大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】
公式情報:2027年度入試情報・日程、アドミッション・ポリシー適合型、体験レポート型、適性検査型、論述検査型、奨学生・特別入試、学部・学科。

