湘南工科大学の2027年度総合型選抜は、MWS方式、モノづくりチャレンジ方式、活動記録方式の3方式です。いずれも30分程度の面接に口頭試問を含み、活動の振り返りと、修学に必要な基礎学力の両方を準備する必要があります。
自分が何に取り組み、どこで考え方が変わり、大学で何を学びたいのかを、実際の経験から説明しましょう。 以下の質問・回答は独自に作成した架空の練習例で、実際の過去問や合格者の回答ではありません。
総合型の面接|3方式とも30分程度、口頭試問あり
受験生1人に教員2人で実施
総合型は、書類審査と面接を総合して評価します。どの方式も受験生1人・担当教員2人で、30分程度の面接です。自己アピールシートの内容を中心に、志望理由、力を入れたこと、大学で身につけたい知識・技術、将来の展望等を質問すると案内されています。
また、すべての方式で、修学に必要な基礎学力と思考力・判断力を問う口頭試問があります。活動について話す練習だけでなく、これまで学んだ基礎的な内容を、自分の言葉で説明する練習も役立ちます。具体的な出題や配点は、確認できる情報を超えて断定できません。
MWS方式とモノづくりチャレンジ方式は対面です。活動記録方式は対面またはオンラインで受験できます。オンラインの場合の詳細な案内も、出願時に確認してください。
MWSでは、協働して考えた経験を振り返る
MWS方式は専願制で、2026年度に実施されたマッチングワークショップへの参加が必要です。面接では、課題やワークを通じて得た気づき、自分の改善すべき課題等も質問されます。
グループで出た結論だけでなく、自分の意見、他の人の意見を聞いて変わった点、話し合いで果たした役割を整理しましょう。大学は、MWSの評価を合否判定の参考にする一方、参加回数は合否判定に関係しないと案内しています。
モノづくりでは、体験中の試行錯誤を説明
モノづくりチャレンジ方式も専願制で、2026年度の志望学部が行う対象イベントへの参加が必要です。面接では、その体験で得た気づき等を質問します。
完成した物の説明に加え、どこで困り、どう試し、なぜその方法を選んだかを振り返りましょう。イベント後に書いた振り返りシートと、面接での説明が一致するかも確かめてください。
活動記録方式|活動・資格・課題レポートから準備
二つの指定書式を使い分ける
併願制の活動記録方式は、主体的な活動等をまとめる「活動記録シート」または大学の指定課題に取り組む「課題レポート」を提出する方式です。
活動テーマは、調査・探究、学校やクラスのための取り組み、継続した運動・文化活動、資格・免許への挑戦、外部検定模試、ボランティア、大会等での成果、大学の課題への取り組みの8区分です。大学の指定課題以外のA〜Gは活動記録シート、指定課題のHは課題レポートを使用します。
面接では、こうした経験で得た気づきや成長等も質問されます。どのテーマでも、本人がしたことと、そこから学んだことを具体的に説明する準備が大切です。
発表や追加資料の扱い
大学は、ポートフォリオ、写真、制作物、賞状等の追加資料を合否判定の参考にするとしています。主体的な活動についてPowerPoint等で発表する場合は、入試課へ事前に連絡し、当日にノートパソコン等を持参する案内です。
全員にスライド発表が必須という意味ではありません。発表を希望する場合は、機材・形式等を事前に確認してください。
ITパスポート、プログラミング、科学検定、情報オリンピック等に実際に取り組んだ人は、学習記録や制作の過程を整理しましょう。情報オリンピックの予選Bランク等を話す場合も、実際の到達段階に合わせます。これらを一律の必須資格や加点と扱わないでください。
資料や資格の数を増やすだけでなく、本人が取り組んだ内容を質問に応じて説明できることが大切です。
専攻の選び方・一般公募推薦・出願日程
工学部と情報学部の各専攻を確認
工学部工学科には、機械システム工学、電気電子情報工学、デザイン工学、共創工学の専攻があります。情報学部情報学科には、人工知能、情報工学、情報メディア、社会情報学の専攻があります。
出願では一つの専攻を選びます。本人の制作や学習内容から、どの専攻で何を学びたいかを考えましょう。情報学部の面接では志望専攻への適性を確認し、異なる専攻への適性が認められた場合、専攻の変更を促すことがあると要項に記載されています。
一般公募推薦も面接と書類で評価
一般公募推薦は併願制です。2027年3月卒業・修了見込み、または2026年3月卒業・修了の所定の学校区分で、学校長の推薦があり、全体の評定平均値が工学部3.2以上・情報学部3.3以上であること、MWSまたはモノづくりチャレンジへの参加等が条件です。
受験生1人に教員2人で面接を行い、志望理由、専攻への理解や関心、体験で得た気づき等を確認します。総合型の30分という時間を、公募推薦にもそのまま当てはめず、受験票等の案内を確認してください。
出願期間と、同日の重複出願に注意
| 方式・時期 | 出願期間・消印有効 | 試験日 |
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| 総合型2期・一般公募推薦 | 2026年11月2〜13日 | 2026年11月21日 |
| 総合型3期 | 2026年11月24日〜12月4日 | 2026年12月12日 |
| 総合型4期・活動記録方式のみ | 2027年2月15〜26日 | 2027年3月2日 |
出願期間最終日のWeb登録は13時までで、書類は簡易書留速達で郵送します。総合型1期の試験は2026年10月3日に実施済みです。
試験日が同一の選抜への複数出願はできません。MWS・モノづくりチャレンジ方式は専願で、合格後は原則として入学辞退できません。活動記録方式・一般公募推薦とは条件を分けて確認しましょう。
質問例と回答例|体験・実績・基礎知識を説明
以下は練習用の例です。省略箇所を本人の実際の経験で考え、参加していないイベントや取得していない資格を作り足さないでください。
質問1|なぜ、この専攻を志望していますか
…(本人が取り組んだ学習や制作)…を通して、…(関心を持った問題)…をさらに学びたいと考えました。…(調べたり試したりした内容)…では、…(自分の知識では解決できなかったこと)…がありました。貴学の…(志望専攻)…で、…(公式情報で確認した内容)…を学びたいです。
人工知能や機械といった分野名だけで終わらず、どの経験から関心を持ったかを説明してみましょう。
質問2|MWSで気づいた、自分の課題は何ですか
…(本人が参加した回の課題)…では、私は…(自分の意見や役割)…を担当しました。…(他の参加者とのやりとり)…を通して、…(気づいたこと)…がありました。…(改善すべき点)…について、今後は…(試したい工夫)…に取り組みたいです。
MWS方式を想定した練習例です。グループ全体の成果と、自分が考えたり行動したりした内容を分けましょう。
質問3|モノづくりで、どのような工夫をしましたか
…(体験イベントで実際に取り組んだ内容)…で、…(うまくいかなかった点)…がありました。…(原因として考えたこと)…を確かめるため、…(本人が試した方法)…を行いました。…(実際の結果)…が得られ、…(もっと学びたいと感じた内容)…に関心を持ちました。
完成した結果だけでなく、試した順序や判断の理由を説明する練習が役立ちます。
質問4|資格やコンテストへの挑戦から、何を学びましたか
…(実際に取り組んだ資格学習やコンテスト)…では、…(目標)…を立てました。…(難しかった内容)…に対して、…(学習や検証の工夫)…を続けました。到達した段階は…(実際の級・成績・予選ランク等)…で、…(身についたことと残る課題)…を大学での学習につなげたいです。
合格や受賞だけに置き換えず、本人の記録に沿って説明してください。活動記録方式では、提出したシート等の内容と合わせて練習しましょう。
質問5|学んだ基礎知識を、制作や探究でどう使いましたか
…(本人の制作や探究)…で、授業の…(数学・物理・情報等の実際に使った内容)…を利用しました。…(条件)…を変えると…(結果)…が変わり、…(基礎知識との関係)…が分かりました。ただし、…(説明しきれない点)…があり、さらに確かめたいです。
これは口頭試問の実際の問題ではありません。基礎的な用語や式の意味を説明し、分かる範囲と分からない点を区別するための練習例です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、本人の実績を面接・口頭試問につなげる
自己アピールシート、体験の振り返り、活動記録等を読み返し、本人の言葉で説明してみましょう。口頭試問に向けた基礎学習と、専攻を選んだ理由の整理も並行して進めてください。
スキルパスでは、本人の学習・探究・資格やコンテストへの取り組みを整理し、受験方式に合わせた面接・口頭試問の練習を支援します。 実績づくりや面接準備について、下のフォームからご相談ください。
湘南工科大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】
公式情報:2027年度総合型選抜、総合型募集要項、一般公募推薦、一般公募推薦募集要項・7月3日改訂版、提出書類ダウンロード。

