明星大学の総合型選抜は、総合評価型と学びの探究型で対策が異なります。前者は学科等ごとの筆記と面接・口頭試問、後者は実験の質疑や発表等を含むため、同じ受け答えだけで準備が終わるわけではありません。
明星大学の面接対策は、学科・コース・方式ごとの試験を確認し、エントリーシートと本人の学習・活動を具体的に説明することから始まります。この記事は2027年度の総合型選抜を扱います。質問・回答例は独自の架空練習で、公式過去問、実際の合格者の回答、出題予告ではありません。
総合評価型は筆記と約15分の面接・口頭試問を準備
総合評価型では、学科・コースごとに適性テストや小論文等と、約15分の面接・口頭試問を組み合わせています。以下は選考内容の代表例です。特別枠による免除や、コース別の条件まで一律ではありません。
| 学科・学環 | 総合評価型で確認したい主な内容 |
|---|---|
| 総合理工 | 数学・理科の適性テストと面接・口頭試問。面接でも数学・理科の基礎を質問 |
| 情報 | 自己適性評価と記述課題、面接・口頭試問。学習経験・関心・取り組み姿勢と、情報学の学びとの関係を考える |
| 心理 | データに基づく論述を中心とした小論文と、心理学の学びへの適性に関する口頭試問等 |
| 建築 | 適性テスト・小論文と面接・口頭試問。第1時限の小論文について質問する場合あり |
| データサイエンス学環 | Ⅰ期は小論文、Ⅱ期は数学Ⅰ・A等の基礎を扱う適性テスト。面接では時事・社会課題等を問う場合あり |
| 教育 | コース・期により小論文等や実技の組み合わせが異なる。面接でも志望コースに関する基礎等を確認 |
国際コミュニケーション、日本文化、人間社会、社会福祉、経済、経営、デザインなども、該当する学科の試験表を確認してください。面接時間が同じでも、筆記の内容や提出物まで同じとは限りません。
スポーツ・文化活動や資格等に関する特別枠では、出願基準や筆記試験の免除等の扱いが異なります。「資格があるから、どの学科でも筆記が免除される」と考えず、本人が満たす枠と対象の試験を要項で確認しましょう。
学びの探究型は実験・発表・質疑の形式を確認
学びの探究型はⅠ期に実施し、教育学科は対象外です。参加が必要な事前イベント、提出資料、当日の発表方法は学科等によって異なります。主な例は次のとおりです。
| 学科・学環 | 学びの探究型の主な内容 |
|---|---|
| 総合理工 | 事前のチャレンジラボで行った実験のレポートを提出し、その実験の質疑と面接。約20分 |
| 情報 | 事前のプレゼミナール等の条件を確認。探究活動の発表は約5分で、その後に質疑・面接 |
| 経済 | ポスター発表5分と約10分の質疑。5〜10人程度のグループで順に発表・討論等 |
| 心理 | 『心理学への扉』に関連する探究成果を、発表10分・質疑10分、計20分で説明 |
| 建築 | 高校時代に作ったものをシートにまとめ、約90秒の発表と質疑・面接。全体は約20分 |
| データサイエンス学環 | 本人の探究活動を約5分発表し、発表内容、数学の基礎、時事、入学後の展望等の面接 |
表は代表例で、ほかの学科にもそれぞれの課題や発表方法があります。学科名だけでなく、受験する方式のページを確認することが大切です。
発表に使う機器も一律ではありません。たとえば、心理は指定環境で使う発表データをUSBメモリで持参する案内があり、データサイエンス学環は本人のPC等で投影する案内です。経済のポスター発表ではPC等を使えません。資料の形式と使用機器を分けて確認しましょう。
発表の5分・10分等を、その方式の試験全体の時間だと取り違えないでください。発表の後に何を聞かれても同じ原稿へ戻るのではなく、質問に合わせて必要な根拠を説明する練習が考えられます。
学習・実績・提出資料を、志望分野と結び付ける
エントリーシートを読み返し、一文ごとに「具体的に何をしたか」「なぜそう考えたか」を説明できるか確認してみてください。制作や探究は、本人の担当、方法、結果、残っている課題を分けると伝わりやすくなります。
総合理工なら、物理・化学・生物等の学習を、実験の目的や結果の理解につなげる練習が考えられます。物理検定・化学検定・生物検定等の学習経験が本人にあれば、実際に理解した内容と、さらに学びたいことを説明する材料になります。
情報やデータサイエンスでは、制作物の名前だけでなく、扱ったデータ、実装した機能、比較した条件を振り返りましょう。情報オリンピック予選Bランクや統計検定等の実績を話す場合も、本人の結果と、その学習で分かったことを正確に伝えてください。これらは独自の学習例であり、具体的な資格・ランクが全学科共通の必須条件や加点になるという意味ではありません。
実績を持っていることと、その分野を理解し、大学で学ぶ理由を説明できることは別です。他人の成果を本人の実績に含めず、未実施の調査や、行っていない実験を加えないようにしましょう。
国際系・人文社会系・教育・経営・デザインでも、読書、言語学習、地域活動、企画、制作等から、本人の関心と学びたいことを説明できます。経験の大きさを強調するより、具体的な事実や考えた過程を振り返ることが大切です。
面接・発表で練習したい質問と回答例
以下の省略箇所には本人の事実を入れてください。公式の質問を再現したものではなく、本人の経験や理解を整理するための練習です。
質問1|明星大学のその学科を志望した理由は何ですか
…(本人の実際の学習・活動)…を通じて、…(関心を深めた内容)…を学びたいと考えるようになりました。現在は…(確認した範囲や理解)…まで学んでいます。貴学の…(公式情報で確認した学科の学び)…で、…(具体的な課題)…を深めたいです。
大学への印象に加え、学科・コースを選ぶ理由を説明する独自練習です。
質問2|実験では何を確かめ、どんなことが分かりましたか
…(本人が実際に参加した実験)…では、…(確かめたかったこと)…を調べました。…(実際の条件・方法)…で測定し、…(得られた結果)…を確認しました。ただし、…(比較できていない条件)…があるため、…(未確認の点)…までは説明できません。
総合理工の探究等を見据えた独自練習です。事前イベントへの参加や提出レポートの条件を、架空の実験で満たすことはできません。
質問3|情報分野で、自分の適性や課題をどう考えていますか
…(本人が取り組んだ学習や制作)…では、…(得意だと考えた点)…を生かせました。一方、…(実際に難しかったこと)…もあり、…(試した学習方法)…に取り組みました。大学では…(必要だと考える学び)…を通じて、理解を深めたいです。
自己評価と情報学の学びとの関係を考える独自練習です。本人の経験を具体的に振り返ってください。
質問4|制作・探究で、どんな工夫をしましたか
…(本人の実際の制作・探究)…では、…(取り組んだ課題)…に対して、…(試した工夫)…を行いました。…(確認できた変化)…があった一方、…(残っている課題)…もあります。その点を大学で…(関係する学び)…から考えたいです。
建築やデザイン、各学科の探究等に応用できる独自練習です。大学が指定した発表時間や資料の条件に合わせて、説明の長さを調整しましょう。
質問5|社会の問題について、どう考えていますか
…(実際に関心を持った問題)…について、…(読んだ資料や確認した事実)…を調べました。私は…(本人の考え)…と考えています。理由は…(根拠)…です。ただし、…(別の立場や未確認の点)…も考慮する必要があると思います。
時事・社会課題等を説明する独自練習です。資料にある事実と本人の意見を区別し、調べていないことを確認済みと話さないでください。
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志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
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合格へ
出願日程とスキルパスの面接準備
2027年度総合評価型Ⅱ期は、2026年10月27日〜11月11日出願、試験は11月22日です。インターネット出願登録は締切日15時、検定料支払いは20時59分まで、書類郵送は締切日消印有効です。登録だけで出願が完了するわけではありません。
総合評価型Ⅰ期の10月18日、学びの探究型Ⅰ期の10月17日・18日の試験は実施済みです。学びの探究型にもⅡ期があると読み替えず、受付中の方式と学科等を確認してください。
公式資料:2027年度総合型選抜の案内、2027年度総合型選抜学生募集要項。出願資格、特別枠、学科・コース別課題、事前参加や機器等の条件は公式案内で確認しましょう。
スキルパスでは、本人の学習・制作・探究を整理し、志望理由、発表、面接・口頭試問で根拠を伝える準備を支援します。志望する学科・方式に合った対策は、下のフォームからご相談ください。


