大阪経済法科大学の面接対策は、学部AO入試と公募制推薦試験の面接型を分けて準備することが大切です。志望する学部だけでなく、専攻で学びたい内容と、高校で取り組んできた活動とのつながりを整理しましょう。
2027年度の公式入試要項と入試サイトを基に整理しました。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用で、実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
大阪経済法科大学の面接は学部AOと公募後期を区別する
学部AOは、経営学部・経済学部・法学部・国際学部の各専攻を対象とし、口頭試問を含む面接と調査書で評価します。公募推薦にも面接型がありますが、選考の組み合わせは同じではありません。
| 主な方式 | 面接と選考内容 |
|---|---|
| 学部AOⅠ期 | 面接80点・調査書20点。事前の出願登録が必要 |
| 学部AOⅡ期・Ⅲ期 | 面接80点・調査書20点。事前の出願登録は不要 |
| 公募制推薦後期・面接型 | 英語または国語100点・調査書100点・面接100点、計300点 |
| 公募制推薦前期、後期のほかの型 | 基礎素養検査などによる選考。面接型と区別して確認する |
大学の入試Q&Aでは、学部AO・特色入試等の面接について、受験生1人に面接委員2人、15分程度と案内しています。この時間を公募後期の面接にもそのまま当てはめないよう注意が必要です。
学部AOⅡ期・Ⅲ期は、Ⅰ期のような事前の出願登録を必要としません。ただし、インターネットでの出願や書類の提出は必要です。「登録不要」を「出願手続きが不要」という意味で捉えないようにしましょう。
学部AOは面接80点、公募後期の面接型は面接100点です。方式ごとの配点と提出書類を確かめて準備しましょう。
志望理由書は学部だけでなく専攻での学びまで説明する
学部AOⅡ期・Ⅲ期では、調査書と800字程度の志望理由書を提出します。志望理由書は所定の用紙に黒ボールペン等で記入する指定があります。高校での経験、関心を深めた過程、大学で取り組みたい学びを整理し、その内容を口頭でも説明できるようにしておくことが大切です。
経営学部には経営学・ビジネスDX・会計学、経済学部には経済学・現代社会、法学部には法曹・公務員・ビジネス、国際学部には英語コミュニケーション・グローバルスタディーズの専攻があります。同じ学部の中でも、学びたい内容に合う専攻を確認しましょう。
面接練習では、志望理由書の一文ごとに「なぜそう考えたのか」「何を調べたのか」「入学後にどう深めたいのか」を確かめます。大学の紹介文をそのまま繰り返すより、本人の経験と結び付けて説明することが有効です。
共通の練習例:経験を通じて考えが変わったことはありますか
私は、……(本人が実際に取り組んだ活動)……で、……(課題)……に気付きました。当初は……(最初の考え)……でしたが、……(調査や他者の意見)……を受けて方法を変えました。その結果、……(確認できた変化)……がありました。この経験から、結論を急がず、根拠を確かめながら考えることを大切にしています。
4学部の質問例は実績と専門分野の関心を結び付ける
資格やコンテストの実績がある場合は、名称だけで終わらず、学習した内容を何に使ったのかを説明しましょう。以下の例は、本人が実際に経験した内容に置き換えて使ってください。
経営学部:学習したことを調査や制作にどう生かしましたか
私は、……(店舗、企業、会計や情報への関心)……から、……(本人の調査や制作)……に取り組みました。日商簿記やITパスポート試験などの実際の学習を通じて、……(理解したこと)……もありました。ただ、……(まだ説明できない点)……が残っています。大学では……(志望専攻で確認した学び)……を通じて、根拠を持って事業や情報活用を考える力を深めたいです。
経済学部:身近な社会の変化をどのように調べましたか
私は、……(経済や社会の変化への気付き)……から、……(公的統計や記事)……を比較しました。数検や統計検定などの実際の学習も参考になりましたが、数字が同時に変わったことだけで原因を決めることはできないと感じました。大学では……(志望専攻で確認した学び)……を通じて、社会の仕組みとデータを結び付けて考えたいです。
法学部:一つの問題を異なる立場から考えた経験はありますか
私は、……(学校や地域での出来事)……をきっかけに、……(本人が読んだ資料や行った調査)……に取り組みました。最初は……(自分の意見)……でしたが、……(別の立場)……を知り、両者の事情を確かめる必要があると考えました。大学では……(志望専攻で確認した学び)……を通じて、制度やルールの根拠を学び、筋道を立てて説明する力を身に付けたいです。
国際学部:語学の学習からどのような疑問が生まれましたか
私は、……(言語や異文化への関心のきっかけ)……から、……(英検や語学学習、本人の交流経験)……に取り組みました。……(実際のやり取りや資料の比較)……を通じて、言葉の意味だけでは理解できない背景があると気付きました。大学では……(志望専攻で確認した学び)……を深め、異なる価値観を理解しながら自分の考えを伝える力を養いたいです。
本人が経験していない活動や取得していない資格を加える必要はありません。成果が大きくなくても、本人の担当、試行錯誤、学びの変化まで説明することが大切です。
実績を列挙するより、何を考えて行動し、その経験が志望専攻とどうつながったのかを説明しましょう。
特色入試や資格制度を学部AOの加点と混同しない
大学は、公務員、会計プロ、金融、情報、旅行観光、エアライン、韓国留学、英語留学、法曹の特色入試も設けています。それぞれ対象の学部・専攻や条件が異なります。例えば、情報特色入試は経営学部ビジネスDX専攻、法曹特色入試は法学部法曹専攻が対象です。
会計プロ特色入試の資格条件や、情報特色入試の資格取得者向け制度を、そのまま学部AO全体の必須条件だと考えないよう注意が必要です。奨学金の対象資格と、入試の配点・出願資格も別に確認しましょう。
学部AOⅡ期・Ⅲ期は、公式要項上、面接80点と調査書20点の合計100点です。資格の学習経験を説明することと、資格点が自動的に加算されることは同じではありません。
特色入試を検討する場合は、志望する専門分野と方式の条件を公式ページで確認してください。Ⅰ期や特色入試の試験日程を、Ⅱ期・Ⅲ期と混同しないことも大切です。
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学部AOと公募後期の面接に向けた日程を確認する
学部AOⅡ期は、2026年11月1日~17日に出願、11月21日に試験、12月1日に合格発表です。Ⅲ期は2027年2月8日~25日に出願、3月3日に試験、3月11日に合格発表となります。試験会場は八尾駅前キャンパスです。Ⅰ期は2026年10月27日時点で出願・試験が終了しています。
公募制推薦後期の面接型は、2026年12月1日~17日に出願、12月22日に試験、12月25日に合格発表です。面接型は専願制で、第1志望学部のみ出願でき、最大3専攻を選択する場合は志望順位に沿って判定する指定があります。
公募後期の面接型では、志望理由書800字の提出も必要です。英語・国語の基礎素養検査に加え、午後に口頭試問を含む面接を実施します。Webで入力する200字以上400字以内の事前課題もあるため、紙の志望理由書と取り違えないようにしましょう。
スキルパスでは、資格・探究などの実績づくりから、志望理由書・面接まで、一人ひとりの経験と志望分野に合わせて支えます。
受験する方式の書類と本人の経験を照らし合わせ、専攻で学ぶ理由を自分の言葉で説明する練習を重ねましょう。
出典:大阪経済法科大学公式学部AO入試、Ⅱ期・Ⅲ期入試要項、公募制推薦等入試要項、総合型・特色入試の案内、入試Q&A。


