関西福祉科学大学の面接対策では、総合型の面接型、プログラム参加型、基礎能力(国語)型と、公募推薦を分けて準備することが大切です。同じ大学でも、個別の発表とグループ面接では、説明の時間や必要な書類が異なります。
2027年度の公式入試ガイドの訂正紙と入試サイトを基に整理しました。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用で、実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
関西福祉科学大学の面接は方式ごとの人数と配点を確認する
面接型は受験生3人程度のグループ面接です。プログラム参加型の発表は1人ずつ行うため、同じ練習だけで済ませず、受験する方式に合わせて準備しましょう。
| 選抜方式 | 面接・発表と評価の組み合わせ |
|---|---|
| 総合型・ポテンシャル発見プログラム参加型 | 1人15分程度、発表は5分程度。発表等80点・調査書20点 |
| 総合型・面接型 | 3人程度、1組20分程度。3分程度の説明後に質疑応答。面接80点・調査書20点 |
| 総合型・基礎能力(国語)型 | 国語60点・5人程度のグループ面接20点・調査書20点 |
| 総合型・レポート型 | レポート・志望理由書80点と調査書20点。面接型とは別の選考 |
| 公募推薦・基礎能力型 | 基礎能力80点・5人程度のグループ面接20点・調査書20点 |
| 公募推薦・レポート型 | レポート80点・5人程度のグループ面接20点・調査書20点 |
総合型の基礎能力(国語)型は、40分のマークシート方式による国語試験のあとにグループ面接を実施します。公募推薦の基礎能力型は国語・英語・数学から1科目を選ぶ方式で、同じ「基礎能力」という名前でも内容が異なります。
公募推薦のレポート型は専願で、福祉創造学科・心理科学科・健康科学科・教育学科が対象です。福祉栄養学科やリハビリテーション学科でも選べると考えないよう注意が必要です。
総合型の面接型は3人程度、公募推薦の面接は5人程度です。人数・配点・提出課題を方式ごとに確かめましょう。
総合型の面接型は3分で志望理由と経験を伝える練習が必要
総合型の面接型では、志望学科・専攻を選んだ理由について、関心を持ったきっかけや、部活動・委員会・ボランティアなどの経験を踏まえて説明します。そのあと、提出した「面接課題」を基に質疑応答を行う流れです。
最初の説明は3分程度です。経験をすべて紹介するより、関心を持った出来事、本人が考えて行動したこと、大学で深めたい学びを一つの流れにまとめると伝わりやすくなります。
グループ面接では、自分の発言だけでなく、質問やほかの受験生の話を聞く姿勢も意識しましょう。他者の話と同じ経験がなくても、本人の出来事を具体的に説明することが大切です。発言を長くするために話題を広げず、聞かれた内容に沿って答える練習が役立ちます。
面接課題の内容と当日の説明が食い違わないよう、活動の期間や本人の担当、結果を確認しておきましょう。レポート型の志望理由書と、面接型・国語型の面接課題は、提出する書類が異なります。
5学部の質問例は経験と専門分野への関心をつなげる
資格やコンテストに取り組んだ場合も、名称だけで終わらず、学んだ内容を何に使ったのかを説明しましょう。以下の例は、本人が実際に経験した内容と、志望学科で確認した学びに置き換えて使ってください。
社会福祉学部:相手の立場を考え直した経験はありますか
私は、……(本人の地域活動や学校生活)……で、……(困りごと)……に気付きました。当初は……(自分の考え)……でしたが、相手の話を聞き、……(考えが変わった点)……がありました。自分の経験だけで支援の方法を決めることはできないと感じています。福祉創造学科では……(確認した学び)……を通じて、人の生活と社会の仕組みを結び付けて考えたいです。
心理科学部:その考えを確かめるには何が必要ですか
私は、……(人の行動や気持ちへの疑問)……から、……(本人の読書や調査)……に取り組みました。数検や統計検定などの実際の学習も参考になりましたが、限られた回答から全員に当てはまる結論は出せないと感じました。心理科学科では……(確認した学び)……を通じて、調査方法と根拠を確かめる力を深めたいです。
健康福祉学部:健康や食に関する記録から何を学びましたか
健康科学科と福祉栄養学科では、志望する学びの方向に合わせて、経験の説明を作り分けることが大切です。
私は、……(健康や食への関心のきっかけ)……から、……(本人の活動や記録)……に取り組みました。生物検定や化学検定などの実際の学習にもつなげ、……(気付いた点)……を整理しました。ただ、個人の記録だけで効果を判断できるわけではありません。大学では……(志望学科で確認した学び)……を基礎から学び、根拠を持って考えたいです。
保健医療学部:その専攻を選んだ理由を説明できますか
理学療法学・作業療法学・言語聴覚学の3専攻は、関心を持ったきっかけと、大学で学びたい内容を区別して整理しましょう。
私は、……(本人の体験や調べたこと)……をきっかけに、……(志望専攻への関心)……を持ちました。……(実際に学んだことや見学等)……を通じて、相手の生活や目標を理解することの大切さを感じました。一方、専門的には判断できないことも多くあります。大学では……(志望専攻で確認した学び)……を通じて、基礎知識と他者への理解を深めたいです。
教育学部:子どもへの関わりで工夫したことは何ですか
私は、……(本人が子どもと関わった活動)……で、……(伝わりにくかったこと)……を経験しました。そこで……(実際に変えた説明や教材)……を試し、……(確かめた反応)……がありました。同じ方法が全員に合うわけではないと感じています。子ども発達教育専攻では……(確認した学び)……を通じて、子どもの理解や発達に応じた関わりを学びたいです。
本人が行っていない活動や、取得していない資格を加える必要はありません。資格の学習経験を説明することと、入試で資格点が自動的に加算されることも別です。
本人の経験、工夫したこと、残った疑問をつなげて説明すると、志望学科・専攻で学びたい理由が明確になります。
プログラム参加型はチャレンジシートから発表を準備する
ポテンシャル発見プログラム参加型は、出願する学科の対象プログラムへの参加が条件です。参加時に作成するチャレンジシートを基に、本人の長所や人柄と学科・専攻の志望理由を結び付けて発表します。発表後には志望動機などの質疑応答があります。
制作物は使わなくても構いません。配付用資料を使う場合は3部を用意します。大学のパソコンとスクリーンを使う場合は、出願時の申告と期間内のPowerPointデータ提出が必要で、当日の申し出だけでは利用できません。自分の端末を使う場合も、画面サイズなどの指定を公式案内で確認してください。
資料を読み上げるだけでなく、伝えたい内容を自分の言葉で説明する練習が大切です。プログラムでの学びや気付きを、実際に取り組んだ内容と照らし合わせましょう。
参加型と基礎能力(国語)型はⅠ期・Ⅱ期で実施し、Ⅲ期以降の総合型はレポート型・面接型です。終了した方式と今後出願できる方式を混同しないよう注意が必要です。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
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大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
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志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
総合型と公募推薦の日程・提出書類を確認する
総合型Ⅲ期は2026年11月20日~12月4日に出願、12月12日に選考、12月22日に合否通知を発送します。Ⅳ期は2027年1月5日~15日に出願、1月24日に選考、1月29日に合否通知発送、Ⅴ期は2月17日~3月2日に出願、3月12日に選考、3月16日に合否通知発送となります。
公募Aは2026年11月1日~13日に出願、11月21日に選考、12月1日に合否通知発送です。公募Bは11月20日~12月4日に出願、12月12日に選考、12月22日に合否通知発送となります。
出願登録と検定料の払込みは期間内に完了し、書類は出願締切日の翌日の消印有効という案内です。学科・方式によって提出する課題が異なるため、所定用紙と公式の一覧を照らし合わせて準備しましょう。
スキルパスでは、資格・探究などの実績づくりから、志望理由書・課題・面接まで、一人ひとりの経験と志望分野に合わせて支えます。
受験する方式の課題と本人の経験を確かめ、限られた時間で志望理由を具体的に説明する練習を重ねましょう。
出典:関西福祉科学大学公式2027年度入試ガイド・訂正紙、総合型選抜、学校推薦型選抜・公募。


