太成学院大学の総合型選抜は、調査書評価、基礎学力、基礎体力、高大連携の4方式です。どの方式でも入学志望理由書と面接があるため、得意科目や活動の実績を、志望学科で学びたい内容につなげて説明することが大切です。
2027年度の公式募集要項と入試サイトを基に整理しました。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用で、実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
太成学院大学の面接は総合型4方式の違いを確認する
面接は10分の案内で、公式募集要項では段階評価として示されています。志望理由書や学習成績等の配点と、面接の評価を分けて確認しましょう。
| 方式 | 面接と併せて準備する内容 |
|---|---|
| 調査書評価方式Ⅰ~Ⅲ型 | 国語・英語・数学から選ぶ教科の学習成績、全体の学習成績、志望理由書 |
| 調査書評価方式Ⅳ型 | 最も高い1教科と全体の学習成績、志望理由書 |
| 基礎学力方式 | 国語・英語・数学から1教科を選ぶ50分の筆記試験、調査書、志望理由書 |
| 基礎体力方式 | 健康スポーツ学科が対象。体力実技、調査書、志望理由書 |
| 高大連携方式 | 対象となる連携校などの条件、OC参加、調査書、志望理由書 |
基礎体力方式の実技は、握力・上体おこし・長座体前屈・反復横とび・立ち幅とびの5項目です。全学科でこの方式を選べるわけではありません。また、方式によって受験できる日程が異なります。
調査書評価方式も、Ⅰ~Ⅲ型とⅣ型では全体の成績と教科の成績の配点が異なります。高得点になりやすい項目だけで方式を選ばず、提出書類と当日の試験まで確認しておきましょう。
面接は段階評価です。100点満点の配点表に、独自の面接点を加えて考えないよう注意が必要です。
志望理由書に書いた経験を10分の面接で説明できるようにする
入学志望理由書は400字以上で、所定用紙を使います。公式要項では、用紙にある4項目について具体的に書けているか、文字数や誤字脱字も確認する案内があります。用紙の設問に沿って準備しましょう。
面接では、大学のアドミッション・ポリシーへの理解や、高校生活での取り組みなどを確認します。志望理由書の文章をそのまま暗唱するだけでなく、「なぜ取り組んだのか」「自分は何を担当したのか」「そこから何を学んだのか」を説明できることが大切です。
資格や大会の結果がある場合も、名称を並べるだけで終わらず、学習や練習の方法、うまくいかなかった点、その後の改善を整理しましょう。本人の経験を具体的に話せることが、大学で学ぶ理由の説明につながります。
5学科の質問例は実績と大学での学びを結び付ける
太成学院大学は、経営学部の現代ビジネス学科、人間学部の子ども発達学科・健康スポーツ学科・心理コミュニケーション学科、看護学部の看護学科を設けています。以下の練習例は、本人が実際に経験した内容に置き換えて使ってください。
現代ビジネス学科:調査や制作でどのような工夫をしましたか
私は、……(商品、店舗、情報活用などへの関心)……から、……(本人の調査や制作)……に取り組みました。日商簿記やITパスポート試験などの実際の学習を参考に、……(工夫した点)……を改善しました。一方、……(まだ確かめられていない点)……も残っています。大学では……(確認した学び)……を通じて、情報やデータを基にビジネスを考える力を深めたいです。
子ども発達学科:相手に伝わるよう、何を変えましたか
私は、……(本人が子どもと関わった活動)……で、……(説明が伝わりにくかった場面)……を経験しました。そこで……(実際に変えた言葉や教材)……を試し、……(子どもの反応)……を確かめました。同じ方法が全員に合うわけではないと感じています。大学では……(確認した学び)……を通じて、子どもの発達や理解に応じた関わり方を学びたいです。
健康スポーツ学科:記録を伸ばすために何を確かめましたか
私は、……(本人の競技や運動経験)……で、……(課題)……に取り組みました。練習の内容や結果を記録し、……(工夫した方法)……を比較しました。生物検定や統計検定などの実際の学習も、身体や記録を考える手掛かりになりました。ただ、体調や練習条件の影響もあり、一つの方法の効果だとは断定できません。大学では……(確認した学び)……を基礎から深めたいです。
心理コミュニケーション学科:人との関わりで考えが変わった経験はありますか
私は、……(本人の学校生活や活動)……で、……(意見の違い)……を経験しました。最初は……(自分の受け止め方)……でしたが、相手の話を聞き、……(気付いた点)……がありました。限られた経験だけで、人の気持ちを決め付けることはできないと感じています。大学では……(確認した学び)……を通じて、心理やコミュニケーションを根拠に基づいて学びたいです。
看護学科:看護に関心を持った経験を説明できますか
私は、……(本人の体験や学習)……をきっかけに、……(看護への関心)……を持ちました。……(実際に調べたことや参加した活動)……から、相手の生活や考えを理解することの大切さを感じました。ただ、現時点では専門的な判断ができないことも多くあります。大学では……(確認した学び)……を通じて、基礎知識と他者への理解を深め、根拠を持って考える力を身に付けたいです。
本人が取得していない資格や、経験していない活動を加える必要はありません。資格の学習経験を説明することと、入試で資格点が自動的に加算されることも別です。
実績の名前だけで終わらず、工夫した過程と残った疑問を、志望学科で深めたい学びにつなげましょう。
基礎学力・基礎体力方式でも面接の準備を進める
基礎学力方式では、国語・英語・数学の1教科を当日に選ぶ50分のマークシート試験があります。科目学習と並行して、志望理由書に書いた活動を口頭で説明する練習も進めましょう。
基礎体力方式は、実技の記録に加え、志望理由書や学習成績も評価します。競技の実績だけを話すより、練習で考えたことや、健康・スポーツを大学で学びたい理由まで説明することが大切です。
英語外部試験の利用制度は基礎学力方式などに設けられています。所定の申請と証明書類が必要なので、資格名を志望理由書に書くだけで自動的に適用されると考えないよう注意が必要です。
高大連携方式では、対象校などの条件とオープンキャンパス参加を確認します。一般的なOC参加だけで、この方式の出願資格を満たすとは限りません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
出願日程と方式の実施日を確認する
2027年度の総合型選抜11月前期は、2026年10月19日~31日に郵送で出願、持込みは11月2日17時まで、試験は11月8日、合否結果発表は11月13日です。この日程で実施するのは、調査書評価方式と基礎学力方式です。
11月後期は11月21日、12月前期は12月5日、12月後期は12月19日に試験を予定しています。基礎体力方式や高大連携方式は実施する日程が限られるため、公式の表で方式と試験日を照らし合わせてください。
年明けの総合型選抜は、年内の選抜で定員に達した場合は実施しない案内です。今後の受験を考える場合は、日程表に加えて受付状況も公式サイトで確認しましょう。
スキルパスでは、資格・探究などの実績づくりから、志望理由書・面接まで、一人ひとりの経験と志望分野に合わせて支えます。
受験する方式の書類と本人の経験を確かめ、太成学院大学で学びたい理由を自分の言葉で説明する練習を重ねましょう。
出典:太成学院大学公式2027年度総合型選抜等募集要項、総合型選抜、入試スケジュール。


