大阪人間科学大学の総合型選抜は、方式によって面接やプレゼンテーションの有無が異なります。プレゼンテーション方式では、ポートフォリオに加えて、質疑応答と学科別の発表を評価します。本人の活動実績を、志望学科で学びたい内容につなげて説明する準備が大切です。
2027年度の公式募集要項と訂正情報を基に整理しました。以下の質問・回答例は独自の架空の練習用です。実際の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。
大阪人間科学大学の面接は総合型の方式を確認する
| 方式 | 面接・発表と評価の違い |
|---|---|
| コミュニケーション方式 | OCでの体験授業・レポート・面談を経て本出願。本試験は10分程度の個人面接100点 |
| オンライン方式 | 動画視聴・レポート・オンライン面談を経て本出願。本試験は本学での10分程度の個人面接100点 |
| プレゼンテーション方式 | ポートフォリオ50点、個人面接の質疑応答100点、発表50点の200点 |
| 基礎テスト方式 | ポートフォリオ50点、国語の基礎テスト100点。面接・発表は選考表にない |
| ファミリー | 対象条件が別にあり、ポートフォリオ・質疑応答・発表で評価 |
コミュニケーション方式とオンライン方式は、事前の面談を受ければそのまま合格となる方式ではありません。本出願可の通知を得た後に出願し、本試験を受ける流れです。
また、「オンライン方式」という名称でも、本試験の個人面接は本学の庄屋学舎で行う案内です。事前面談と本試験を混同しないよう注意が必要です。
プレゼンテーション方式は、質疑応答20分程度と発表10分程度です。提出した経験の説明と、学科別テーマへの回答を両方準備しましょう。
ポートフォリオと学科別の発表テーマをそろえる
プレゼンテーション方式の個人面接は、受験者1名に対して大学の担当者2名です。思考力・判断力・表現力と学習意欲を重点的に評価する案内があります。
ポートフォリオには、めざす進路や、学習・課外活動などの経験を整理します。活動名だけでなく、自分の担当、選んだ方法、うまくいかなかった点、改善の過程を説明できるようにしておきましょう。
発表テーマは学科によって異なります。社会創造学科は社会課題、社会福祉学科は専門職への社会的ニーズと職業像、子ども教育学科は教材や遊びなどが対象です。医療福祉学科視能訓練専攻は、人との関わりから得たことと今後の活用を扱います。
心理学科は、経験を踏まえた学びと社会での活用に加え、めざす職業の魅力・課題・心理学の活用も発表する必要があります。理学療法・作業療法・言語聴覚の各学科は、それぞれの専門職の社会的ニーズと学生生活について考えるテーマです。
PCを使う場合、持ち込める機材等はWindowsで動作する資料データの入ったCD・DVD・USBメモリのみで、大学設置のパソコンを使う案内です。自分のPCを持ち込む前提で準備せず、所定の環境で資料を開けるか確かめましょう。
学科別の質問例は実績と大学での学びを結び付ける
大阪人間科学大学は、人間科学部・心理学部・保健医療学部の3学部8学科です。以下は本人が実際に経験した内容に置き換える練習例で、公式の発表テーマへの回答そのものではありません。
社会創造学科:調べた社会課題に、どのような疑問が残りましたか
私は、……(本人が関心を持った社会課題)……について、……(資料調査や制作)……に取り組みました。ITパスポート試験や統計検定などの実際の学習を参考に、……(情報の整理や比較)……を工夫しました。ただ、……(十分に確かめられていない点)……も残っています。大学では……(確認した学び)……を通じて、課題の背景と解決方法を考えたいです。
社会福祉学科:支援に関心を持った経験を説明できますか
私は、……(本人の交流や活動)……で、……(生活上の困りごとに気付いた経験)……がありました。自分ができる範囲で……(実際の取り組み)……を続けましたが、本人の希望を十分に理解できていたかという疑問もあります。大学では……(めざす専門職と確認した学び)……について学び、相手の意思や社会の制度を踏まえて考える力を身に付けたいです。
子ども教育学科:教材や遊びをどのように工夫しましたか
私は、……(本人が調べたり作ったりした教材・遊び)……について、……(分かりやすさや参加しやすさの工夫)……を試しました。……(実際に確かめた反応)……はありましたが、一つの経験だけで全ての子どもに合うとは言えません。大学では子どもの発達や学習について学び、教材の意図と子どもの理解を結び付けて考えたいです。
心理学科:経験から生まれた問いを、心理学でどう深めたいですか
私は、……(本人の学校生活や活動)……を通じて、……(人の行動や気持ちへの疑問)……を持ちました。……(実際の調査や統計検定などの学習)……で、記録の取り方や比べ方によって見え方が変わると気付きました。大学では……(確認した学び)……を基礎から学び、経験だけで決め付けず、根拠を確かめて考える力を深めたいです。
医療福祉・保健医療の学科:専門職をめざす理由をどう説明しますか
私は、……(本人の体験や見学・学習)……から、……(関心を持った専門職)……をめざすようになりました。生物検定や物理検定などの実際の学習も、……(身体や運動、感覚などへの疑問)……を考えるきっかけになりました。現時点では専門的な判断はできません。大学では……(志望学科で確認した学び)……を通じて、基礎知識と人への理解を深めたいです。
最後の例は医療福祉学科視能訓練専攻、理学療法学科・作業療法学科・言語聴覚学科で共通して使える志望理由の練習です。発表課題は各学科で異なるため、受験する学科のテーマに合わせて別に準備してください。
資格名や活動名に加え、自分が考え、試し、理解を深めた過程を説明できることが大切です。
基礎テスト方式と公募推薦は筆記の準備が中心になる
総合型の基礎テスト方式は、国語60分のマークシート試験とポートフォリオで評価します。プレゼンテーション方式の面接や発表を、そのまま必要な試験だと考えないよう注意が必要です。
学校推薦型選抜の公募も、選考表には面接がありません。国語が必須で、英語・数学から1科目を選ぶ2科目の基礎テストと調査書等で判定します。高得点科目200点、もう一方100点、調査書等25点の計325点で、志望理由書は参考の扱いです。
公募は推薦書の提出が不要で、調査書の学校長印などで代える案内です。名称だけから他大学と同じ書類・面接が必要だと判断せず、各方式の提出物を確認しましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
今後の出願日程と訂正情報を確認する
プレゼンテーション方式Ⅳ期は2026年11月13日~26日出願、12月5日試験、12月10日合格発表です。Ⅴ期は2027年1月5日~14日出願、1月23日試験、1月28日合格発表です。
コミュニケーション方式・オンライン方式の本試験はⅠ期・Ⅱ期で実施する日程です。基礎テスト方式はⅡ期・Ⅲ期で、プレゼンテーション方式のⅣ期・Ⅴ期まで全方式が続くわけではありません。ファミリーも対象条件と日程が別にあります。
公募Ⅰ期は10月23日~11月1日出願、11月7日試験、11月12日合格発表。Ⅱ期は11月13日~26日出願、12月5日試験、12月10日合格発表です。公式の訂正後の日付で確認しましょう。書類は締切日の消印有効で、Web登録・支払いも必要です。
スキルパスでは、実績づくりからポートフォリオ・発表・面接まで、本人の経験と志望学科に合わせて支えます。
方式と学科別テーマを確かめ、提出書類・発表・質疑応答で一貫して経験を説明できるように準備しましょう。
出典:大阪人間科学大学公式2027年度学生募集要項、募集要項の訂正、入試情報。


