姫路大学の総合型選抜では、看護や教育に関心を持った経験と、大学で学びたいことを結びつけて伝える準備が大切です。将来の目標に加え、高校までに何に取り組み、どのような疑問が生まれたかを振り返ってみましょう。
2027年度の公式入試情報を基に、看護学部看護学科と教育学部こども未来学科の面接、質問・回答例をまとめました。同じ総合型でも、通常の日程と基礎学力型では配点が異なり、学部によって提出する書類も違います。
以下の質問・回答例は独自の架空の練習用です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分は、本人が実際に経験し、学んだ内容に置き換えてください。
姫路大学の面接は学部と日程ごとの選考を確認する
| 方式・学部 | 選考方法 | 準備のポイント |
|---|---|---|
| 総合型A・B・C日程/看護学部 | 個人面接40点、事前提出書類60点 | 志望理由書・調査書を提出。看護を学ぶ意欲と経験を説明 |
| 総合型A・B・C日程/教育学部 | 個人面接40点、事前提出書類60点 | 小論文(自己PR)・調査書を提出。対面またはオンライン |
| 総合型・基礎学力型/両学部 | 1科目60点、個人面接10点、事前提出書類30点 | 国語・英語・数学から1科目。通常の日程とは配点が異なる |
| 公募制推薦型選抜/両学部 | 1科目100点、事前課題等30点、調査書20点 | 面接はない。総合型の面接と混同しない |
教育学部の総合型A・B・C日程ではオンライン面接にも対応し、希望者は事前に接続テストを受けます。ただし基礎学力型を併せて受ける場合の面接は対面のみです。看護学部の面接を、教育学部と同じオンライン対応だと判断しないようにしてください。
総合型には、別にポテンシャル型(エントリー制)もあります。大学が指定するプレオープンキャンパスへの参加と課題レポートの提出が必要と案内されています。A・B・C日程とは手順が異なるため、対象年度の案内で確認しましょう。
看護は志望理由書、教育は小論文(自己PR)を読み返し、書いた内容と面接の説明を一致させることが大切です。
資格や活動から大学で学ぶ理由を考える
姫路大学の公式案内では、志望理由や自己PR、職業理解、基礎的知識、学習意欲、理解力、表現力等を総合的に評価するとしています。活動の結果だけでなく、その経験から何を学び、何を深めたいと思ったかを整理してください。
看護なら、健康や身体について調べた内容と、相手の生活や思いを知る必要性を分けて考えてみましょう。教育なら、同じ説明でも子どもによって反応が違った経験や、関わり方を変えてみた場面が考えられます。
資格学習を紹介するときは、名称や級に加え、その過程で理解が進んだことを説明すると具体的です。統計や情報の知識を使って調査した場合は、数値だけで判断できなかったことや、調査方法の限界も振り返ってみましょう。
2学部の質問例と経験を伝える回答例
看護学部・看護学科:看護を学ぶ必要を感じた経験は何ですか
……(本人が看護に関心を持った経験)……から、私は……(調べたことや参加した体験)……に取り組みました。……(本人が生物検定や化学検定等の学習で得た内容)……を参考にしましたが、身体について知るだけでは、相手の不安や生活まで十分に理解できないと感じました。……(実際に気づいたこと)……を通して、大学では看護の知識と技術を学び、根拠を確かめながら支援を考える力を身につけたいです。
相手の氏名や病歴等を詳しく伝える必要はありません。本人が何に気づき、どのように考えたかを中心に、必要な範囲で説明しましょう。
教育学部・こども未来学科:子どもへの関わり方をどう工夫しましたか
……(本人の学習支援、読み聞かせ、交流等)……では、……(子どもによって異なった反応)……がありました。私は……(本人が変えた説明や声かけ)……を試し、……(確認できた変化)……を振り返りました。……(本人が実際に取り組んだ検定や、教育に関する探究)……から学んだこともありますが、相手に合わせて考えるにはさらに知識が必要だと感じました。大学では子どもの発達や教育について学び、一人ひとりの状況に合う関わり方を深めたいです。
検定等は、本人の学習経験を説明する例です。ここに挙げた資格の取得が出願条件や所定の加点になるという意味ではありません。例文に合わせて、取得していない資格や経験していない活動を書き足さないでください。
個人面接では本人の役割と考えを具体的に話す
練習では、質問への答えを先に述べ、その理由や経験を添えてみましょう。資格や活動について聞かれたときは、自分が行ったこと、周囲の人と協力したこと、結果を受けて考え直したことを分けて説明してください。
「なぜその方法を選んだか」「別の立場からはどう見えるか」「大学で何を学べば、その課題を深められるか」などを、練習用の問いとして考えられます。質問に合わせて経験を説明する練習は、書類の内容を丸暗記するだけで終えないためにも役立ちます。
将来の職業を話すときは、憧れを伝えることに加え、本人が調べた仕事の内容や、今の自分に足りない知識・経験も考えてみましょう。知っていることと、これから学びたいことを区別することが大切です。
活動の結果だけでなく、自分の役割、工夫、気づきまで説明できるように準備しましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度B・C日程の出願を確認する
総合型B日程は、2026年9月26日~11月6日出願、11月14日試験、11月24日合格発表です。C日程は、11月7日~12月4日出願、12月13日試験、12月22日合格発表です。出願書類は最終日消印有効です。
総合型は専願です。志望理由書または小論文(自己PR)、調査書に加え、専願申込書等も確認してください。教育学部でオンライン面接を希望する場合は、接続テストの案内も確認しましょう。
A日程と基礎学力型は、2026年9月25日の出願締切、10月4日の試験が終了しています。基礎学力型は、国語・英語・数学から選ぶ1科目の50分試験と面接、事前書類の組み合わせです。次年度に向けては、対象年度の要項で実施内容を確認してください。
公募制A日程は、2026年11月1日~10日出願、11月14日試験です。B日程は、11月11日~12月4日出願、12月13日試験です。面接はなく、看護は事前課題、教育は小論文(自己PR)を提出します。同じ日に試験があっても、総合型とは別の選考です。
スキルパスでは、資格、探究、コンテスト等の実績づくりから書類と面接まで、大学・学部・方式に合わせて支えます。本人の経験を振り返り、看護や教育を学びたい理由を具体的にしていきましょう。
姫路大学の面接対策は、学部ごとの提出書類を確認し、これまでの経験と大学で学ぶ理由をつなげる準備から始まります。
出典:姫路大学公式総合型選抜、公募制推薦型選抜、募集要項、2027年度入試情報。


