広島国際大学の総合型選抜は、学科・専攻や方式によって、個人面接、集団面接、口頭試問などの内容が異なります。公募の学校推薦型選抜も、専願型には面接がありますが、看護学科は面接を課さず、併願型は全学科・専攻で面接がありません。
医療、リハビリテーション、健康スポーツ、心理、栄養、経営、社会、看護、薬学のどこを志望するかによって、実績から伝えたい学びも変わります。活動の結果と、自分で考えて行動した過程を振り返り、志望する専門分野につなげましょう。
以下は独自の架空の練習用の質問・回答例です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には、本人が実際に経験し、調べ、考えたことを入れてください。
総合型を先に確認し、公募推薦との違いを把握
| 方式・対象 | 面接等の内容 | 確認したいこと |
|---|---|---|
| 総合型前期・総合評価/救急救命・理学療法・看護 | 集団面接30分程度、100点 | 集団全体の時間であり、本人一人の持ち時間ではない |
| 総合型前期・総合評価/診療放射線・臨床工学・臨床検査・言語聴覚療法・義肢装具・心理・医療栄養 | 個人面接10分程度、100点 | 筆記、小論文、要約等は学科・専攻ごとに異なる |
| 総合型前期・総合評価/作業療法 | 実技検査と個人面接を合わせて10分程度、100点 | 指定場面の行動を表現する実技もある |
| 総合型前期・総合評価/健康スポーツ | 1次選抜の後、2次で個人面接10分程度、100点 | 高大接続方式とは選抜の流れが異なる |
| 総合型前期・総合評価/医療経営・社会学科の両専攻 | 個人面接15分程度、100点 | 小論文で述べる考えと、志望理由を整理 |
| 総合型前期・総合評価/薬 | 個人面接20分程度、100点 | 水溶液の調製を行う実技検査もある |
| 総合型前期・高大接続方式 | 動画学習プログラムに関する口頭試問と面接 | 指定プログラムの受講・参加と、学んだ内容の説明 |
| 総合型後期/実施学科・専攻 | 個人面接。医療経営・社会学科の両専攻は15分程度、その他は10分程度 | 後期を実施しない学科・専攻もある |
| 公募推薦・専願型/診療放射線・医療技術の両専攻・救急救命・理学療法・作業療法・言語聴覚療法 | 集団面接30分程度、50点 | 基礎素養検査等も含めて準備 |
| 公募推薦・専願型/義肢装具・健康スポーツ・医療栄養 | 個人面接10分程度、50点 | 経験と志望理由の説明 |
| 公募推薦・専願型/心理 | 個人面接10分程度、150点 | 推薦書・調査書と合わせて評価 |
| 公募推薦・専願型/医療経営・社会学科の両専攻 | 個人面接20分程度、150点 | 推薦書に記載する実績と、学ぶ目的の説明 |
| 公募推薦・専願型/薬 | 個人面接20分程度、50点 | 理科の基礎素養検査もある |
| 公募推薦・専願型/看護、併願型/全学科・専攻 | 面接なし | 看護の専願型は課題小論文、併願型は基礎素養検査等で評価 |
総合型前期には、総合評価、活動評価、オープンセミナー、高大接続の各方式があります。実施の有無は学科・専攻ごとに異なり、表は総合評価を中心にまとめています。高大接続方式では、出願前の動画学習プログラムと、オープンキャンパスの体験プログラムへの参加が必要です。
活動評価方式は、探究や部活動、生徒会、ボランティア、地域活動、資格取得等から、本人が取り組んだ活動を大学の学びや卒業後につなげて伝える方式です。活動の提出方法や、組み合わせる試験も確認してください。
学科・専攻だけでなく、選抜方式までそろえて、面接の形式と準備する課題を確認することが大切です。
実績を、専門分野を学ぶ理由につなげる
資格や大会の結果に加え、何を疑問に思い、どう調べ、何を変えたかを整理しましょう。例えば、物理検定の学習を医療機器や放射線への関心につなげる、化学検定を薬や栄養への学習につなげる、生物検定を身体の理解につなげる方法が考えられます。
情報系の探究や情報オリンピックの経験がある場合も、結果と本人の担当を説明したうえで、医療・健康分野の課題とどう結びつくかを考えましょう。未取得の資格や、経験していない活動を実績に加えないでください。
これらは経験を整理する例です。公募推薦の専願型では、所定の活動や資格等を推薦書で点数化する案内がありますが、ここに挙げた資格等がすべて加点対象になるという意味ではありません。
6学部の学科・専攻別質問例と回答例
診療放射線学科:技術と安全の両立を、どう考えましたか
……(本人の物理の学習や探究)……で、……(実際に調べた仕組み)……に関心を持ちました。……(物理検定等の実際の学習)……を参考に、……(条件や誤差を考えた経験)……があります。大学では放射線と医療を学び、正確さと安全を支える知識を深めたいです。
臨床工学専攻:機器や仕組みの改善に取り組んだ経験はありますか
……(本人の制作、実験やプログラミング)……で、……(実際に担当したこと)……に取り組みました。……(不具合や測定結果)……を基に、……(自分が見直した条件)……があります。大学では工学と身体の仕組みを学び、医療機器を安全に扱うための理解を深めたいです。
臨床検査学専攻:結果の確かさを、どのように確認しましたか
……(本人の生物・化学の探究)……では、……(実際に比較した条件)……を記録しました。……(生物検定や化学検定等の実際の学習)……も参考にしましたが、……(誤差や条件の限界)……もありました。大学では検査の原理と身体を学び、結果の意味を根拠から考える力を深めたいです。
救急救命学科:緊急時の役割や連携について、何を学びましたか
……(本人の救命講習、防災や地域活動)……で、……(実際に学び、練習したこと)……があります。……(声かけや役割分担で気づいたこと)……から、知識と連携の両方が大切だと考えました。大学では救急医療を学び、状況を理解して安全に行動する力を身につけたいです。
理学療法学専攻:身体や運動への関心を深めた経験はありますか
……(本人の運動や探究)……で、……(実際に記録した変化)……を比較しました。……(条件をそろえる難しさ)……もあり、……(自分が改善したこと)……があります。大学では身体の機能と運動を学び、人に合う支援を根拠から考えたいです。
作業療法学専攻:相手に合わせて活動を工夫した経験を教えてください
……(本人の地域活動や制作)……で、……(相手の希望や困りごと)……を知りました。私は……(実際に変えた道具や説明)……を工夫しました。大学では生活と活動を支える方法を学び、本人が大切にすることを踏まえた支援を考えたいです。
言語聴覚療法学専攻:伝え方を見直した経験はありますか
……(本人の学習支援や地域活動)……で、……(相手に伝わりにくかったこと)……がありました。……(実際に聞いた反応)……を踏まえ、……(説明の仕方を変えた工夫)……があります。大学ではことばや聞こえ、身体の仕組みを学び、相手を理解して関わる力を深めたいです。
義肢装具学専攻:使う人の立場で、制作を見直した経験はありますか
……(本人の工作、設計や探究)……では、……(実際に試作・比較したこと)……に取り組みました。……(使いにくさや寸法の問題)……から、……(本人が修正した点)……があります。大学では身体とものづくりを学び、使う人の生活に合う工夫を考えたいです。
健康スポーツ学科:活動記録から、何を改善しましたか
……(本人の運動や部活動)……で、……(実際に記録したこと)……を比較しました。……(生物や統計等の実際の学習)……を参考に、……(条件を考えて変えたこと)……があります。大学では健康とスポーツを学び、安全で継続しやすい活動を考えたいです。
心理学科:自分と相手の見方の違いに気づいた経験はありますか
……(本人の共同活動や探究)……で、私は……(最初に考えたこと)……がありました。……(相手の話や資料)……を通じ、……(自分の見方を改めた点)……に気づきました。大学では心理学と研究方法を学び、人の考えや行動を丁寧に理解したいです。
医療栄養学科:食事や健康について、何を調べましたか
……(本人の調理、食品や健康の探究)……では、……(実際に比較した内容)……を記録しました。……(化学や生物等の実際の学習)……を参考に、……(自分が見直した条件)……があります。大学では栄養と身体を学び、生活や健康状態に合う食の支援を考えたいです。
医療経営学科:人や組織を支える仕組みに関心を持った理由は何ですか
……(本人の企画、会計や地域の調査)……で、……(実際に担当したこと)……に取り組みました。……(簿記や情報等の実際の学習)……を参考に、……(運営で工夫したこと)……があります。大学では医療と経営を学び、サービスを継続して支える仕組みを考えたいです。
地域創生学専攻:地域について、どんな方法で調べましたか
……(本人の地域活動や探究)……で、……(実際に集めた資料や声)……を整理しました。……(立場による違い)……を踏まえ、……(自分が考え直した点)……があります。大学では地域社会を学び、住む人の暮らしと課題を理解して提案を考えたいです。
社会福祉学専攻:相手の希望を踏まえて考えた経験を教えてください
……(本人のボランティアや福祉への関心)……から、……(実際に調べた制度や聞いた話)……を整理しました。……(相手の希望を知って気づいた点)……があります。大学では福祉を専門的に学び、生活や制度を理解したうえで支援を考えたいです。
看護学科:人を支える経験から、何を学びましたか
……(本人の地域活動や人を支えた経験)……では、……(実際に担当したこと)……に取り組みました。……(相手の話や様子)……を踏まえ、……(自分が変えた関わり方)……があります。大学では看護を学び、身体と生活の両面から相手を理解する力を深めたいです。
薬学科:化学や実験を通して、どんな問いが生まれましたか
……(本人の化学の学習や実験)……で、……(実際に比較した条件)……を記録しました。……(化学検定等の実際の学習)……も参考にしましたが、……(自分の知識で説明しきれなかった点)……が残りました。大学では薬と身体を体系的に学び、根拠を踏まえて人に説明する力を深めたいです。
個人・集団面接と、口頭試問の練習
活動の中で、あなた自身が工夫したことは何ですか
……(本人の探究、制作や共同活動)……では、私は……(実際の担当)……を受け持ちました。……(うまくいかなかった点)……について、……(比較や相談)……を基に、……(自分が修正したこと)……があります。この経験から……(学んだことと残る課題)……を振り返っています。
学習プログラムで学んだ内容を、自分の言葉で説明できますか
……(本人が実際に受講した内容)……では、……(理解した仕組みや考え方)……を学びました。……(自分で整理・確認したこと)……を通じ、……(以前の経験とのつながり)……にも気づきました。大学では……(さらに学びたいこと)……を基礎から確かめたいです。
集団面接は、他の人の発言を聞き、自分に向けられた質問へ簡潔に答える練習が役立ちます。高大接続方式は、指定プログラムの内容を振り返り、理解したことを説明する練習も必要です。
志望理由の暗記に加え、自分の実績、専門職への理解、学んだ内容について質問に応答できるようにしましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の今後の出願・試験日程
総合型前期の選抜は2026年10月に終了しています。後期は11月24日~12月3日出願、12月12日試験、12月22日合格発表予定です。対象は診療放射線、医療技術の両専攻、作業療法、言語聴覚療法、義肢装具、心理、医療栄養、医療経営、社会学科の両専攻で、それ以外は実施されません。
公募推薦は11月1日~11日出願、専願型が11月22日試験、併願型が11月21日・22日試験、合格発表はいずれも12月1日の予定です。郵送物がある場合は消印有効です。
総合型後期と公募推薦専願型の試験会場は、呉キャンパスです。受験する方式と学科・専攻の案内を確認しましょう。
スキルパスでは、資格やコンテスト、探究等の実績づくりから、志望理由書と面接まで支えます。本人の経験を振り返り、大学で学ぶ理由を具体的に説明する準備を進めましょう。
広島国際大学の面接対策は、受験方式に合う準備と、本人の経験に基づく説明を両立することが大切です。
出典:広島国際大学公式総合型前期、総合型後期、2027年度総合型選抜要項、公募推薦専願型、公募推薦併願型。


