高知リハビリテーション専門職大学の総合型選抜A・Bでは、プレゼンテーションと面接があります。発表のテーマは、高校で学んだ教科の中で特に興味を持ち、深く調べた内容です。志望理由や活動の自己PRだけでなく、教科の学びを具体的に説明する準備が必要です。
対象は、リハビリテーション学部リハビリテーション学科の理学療法学・作業療法学・言語聴覚学の3専攻です。以下は独自の架空の練習用の質問・回答例です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。
総合型・公募推薦の方式別に、面接と発表を確認
| 方式 | 面接・発表の内容 | 合わせて準備すること |
|---|---|---|
| 総合型A・B/3専攻 | 教科の学びについて3分以内の発表、その後に面接 | 発表内容をA4サイズ1枚程度にまとめた資料2部を当日持参 |
| 総合型・高知高等学校対象 | 医療・健康系進学プログラムでの活動による資格審査と面接 | 対象校・参加条件を確認。志望理由書と活動報告書も審査対象 |
| 学校推薦型・公募推薦型第1・2期/3専攻 | 小論文と面接 | 小論文は50分。活動報告書も点数化して判定 |
総合型A・Bでは、志望理由書と活動報告書が点数化され、合否判定に使われます。書類に書いた内容と、面接で説明する内容がつながっているか確かめましょう。
公募推薦型は、高校長の推薦、全体の評定平均値3.0以上などが条件で、2027年3月卒業見込みの人に加え、2026年3月に卒業した人も対象です。受験する専攻に取り組む意欲も求められています。
高知リハビリテーション専門職大学の対策では、総合型の教科に関する発表と、志望専攻を選んだ理由を、それぞれ具体的に説明できるようにしましょう。
資格・探究の実績を、学習の過程から説明する
身体、生活、コミュニケーションへの関心を、本人の学習や活動に結び付けて振り返りましょう。理学療法なら身体の動き、作業療法なら本人にとって大切な生活や活動、言語聴覚ならことばや聞こえなど、専門職の役割を調べることも志望理由の具体化に役立ちます。
たとえば生物検定や物理検定の学習、統計検定の知識を使った記録の比較も、実際に取り組んだ経験があれば説明の材料になります。ただし、これらを大学が指定する出願条件や一律の加点対象として挙げているわけではありません。
資格名や結果だけでなく、何に疑問を持ち、どんな資料や方法で確かめたのかを整理してください。学習や探究で分かったことと、医療の専門知識がなければ判断できないことを分けて説明する姿勢も大切です。
3専攻の質問例と回答例
理学療法学専攻:身体の動きや回復に、なぜ関心を持ったのですか
……(本人が身体や運動に関心を持ったきっかけ)……から、……(実際に学習した内容や見学で確かめたこと)……に取り組みました。……(動きや生活との関係で疑問を持った点)……があります。大学では身体の仕組みと理学療法を学び、根拠を理解して人の動作や生活を支えたいです。
作業療法学専攻:その人にとって大切な活動を、どう考えましたか
……(本人の地域活動や交流)……では、……(相手が大切にしていたこと)……を知りました。最初は……(自分が考えていた支援)……に目が向いていましたが、……(相手の希望を確かめて考え直した経験)……があります。大学では作業療法を学び、その人が望む生活や活動への参加を支えたいです。
言語聴覚学専攻:伝え合う難しさから、何を学びたいと思いましたか
……(本人の交流、学習や見学)……を通じ、……(実際に伝わりにくかったこと)……に関心を持ちました。……(表現や確かめ方を工夫したこと)……があります。大学では言語や聴覚の仕組みと支援について学び、相手の状況を理解してコミュニケーションを支えたいです。
3分以内の教科発表と、質問への備え
総合型A・Bの教科発表は、国語、地理歴史、公民、数学、理科、英語、情報から、高校で特に興味を持って深く調べた内容を選びます。テーマを広げすぎず、疑問、調べた方法、分かったことが3分以内に収まるように整理しましょう。
発表資料はA4サイズ1枚程度にまとめ、2部を試験当日に持参する指定です。専門職への憧れだけで時間を使わず、選んだ教科のどの知識を深めたのか、具体例を示すと説明しやすくなります。
発表で取り上げた疑問を、なぜ調べたのですか
……(本人が高校の教科で学んだ内容)……について、……(授業から生まれた疑問)……がありました。……(実際に使った資料や調べ方)……によって、……(確かめられたこと)……が分かりました。一方、……(今回だけでは判断できない点)……が残っています。
資料の内容は、どのように確かめましたか
……(本人が実際に使った資料)……を基に、……(他の資料と比較した内容や条件)……を確認しました。……(情報の食い違いや解釈で迷った点)……があったため、……(再確認した方法)……で整理しました。発表では、その範囲で言えることを説明したいです。
活動で自分の考えを見直した経験はありますか
……(本人の活動)……では、……(当初の考えや進め方)……がありました。……(実際に聞いた相手の意見や記録)……を踏まえ、……(行動を変えたこと)……があります。この経験を、周囲と協力して学ぶ姿勢につなげたいです。
面接に向けては、なぜその専攻なのか、なぜ専門職大学で学びたいのかも整理しましょう。大学のアドミッション・ポリシーは、基礎的な知識・教養、自ら考える姿勢、協働性、探究心、保健医療福祉への意欲を挙げています。それぞれに関わる本人の経験を振り返る練習が役立ちます。
発表では、本人が深く調べた知識と確かめた過程を示し、面接では、その学習姿勢と専攻への関心を説明できるようにしましょう。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の日程と、出願前の確認
総合型Aは2026年10月17日に試験が実施済みで、合格発表は11月2日の予定です。総合型Bは2027年2月2~15日出願、2月22日試験、2月26日合格発表の予定です。
公募推薦型の第1期は2026年11月2~9日出願、11月14日試験、12月1日合格発表の予定です。第2期は11月16日~12月7日出願、12月12日試験、12月17日合格発表の予定です。総合型・公募推薦型とも、出願は締切日の消印有効です。
総合型と公募推薦型の試験会場は、本学のある土佐市です。一般選抜A日程の地方会場と取り違えないように確認してください。公募推薦型は第2・第3志望専攻まで選べる制度があるため、選択する場合は各専攻の学びも調べましょう。
スキルパスでは、資格・コンテスト・探究などの実績づくりから、志望理由書と面接まで支えます。本人の学習を振り返り、教科の発表と専門職を目指す理由を整理する準備を進めましょう。
高知リハビリテーション専門職大学の面接対策は、教科を深く学んだ経験と、人の生活を支える専門職への関心を具体的に伝えることが大切です。
出典:高知リハビリテーション専門職大学公式2027年度総合型選抜A・B要項、公募推薦型選抜要項、試験日程・会場、試験科目・出願資格、アドミッション・ポリシー。


