徳島文理大学の総合型選抜は、体験型、作文型、専門学科・総合学科型、資格利用型から、学科と出願条件に合うタイプを選ぶ入試です。面接では、授業体験や提出した作文、志望理由、取得した資格などについて説明する準備が必要です。
徳島キャンパスと高松駅キャンパスに8学部23学科があり、同じ学部でも学科ごとに出願できるタイプや課題が異なります。公募制推薦入試は、面接に加えて筆記試験や実技等を行う方式です。
以下は独自の架空の練習用の質問・回答例です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には、本人が実際に経験し、調べ、考えたことを入れてください。
総合型の出願タイプと、公募推薦の面接
| 方式 | 面接に向けた準備 | 注意したい違い |
|---|---|---|
| 総合型・体験型 | 対象の授業体験等で学んだ内容、考えたこと、志望動機 | 学科によって課題や受講方法が異なる |
| 総合型・作文型 | 指定テーマの作文と、自分の経験・志望理由の説明 | 建築デザイン学科は対象外。学科ごとにテーマが異なる |
| 総合型・専門学科・総合学科型 | 高校で学んだ内容と志望理由 | 出身学科と志望学科の条件を確認 |
| 総合型・資格利用型 | 取得資格と志望理由の説明 | 実施学科と資格基準が限定される |
| 公募制推薦 | 筆記試験や実技等と並行して、面接を準備 | 個人面接15分程度が基本。人数により集団面接の場合あり |
総合型は、心理、理学療法、看護、診療放射線、臨床工学の各学科では体験型・作文型が対象です。理工学部と音楽学部には資格利用型がありません。資格の経験を面接で話すことと、資格利用型の出願資格を満たすことは分けて考えましょう。
大学は、総合型の主な質問内容を学科・出願タイプ別に公表しています。例えば理工学部の体験型は志望理由と体験内容、薬学部の作文型は提出作文に関する内容です。公式の案内に目を通したうえで、提出したことを自分の言葉で説明する練習が役立ちます。
公募制推薦は、音楽学部以外では筆記1科目と面接があります。音楽学部は実技と個人面接が基本で、音楽療法コースは小論文と個人面接です。個人面接のみと決めつけず、受験人数による集団面接への変更も考えて準備してください。
総合型は、選んだタイプに応じて、体験・作文・高校での学習・資格を大学で学ぶ理由につなげる準備が大切です。
資格や探究の経験を、本人の行動から説明する
実績を整理するときは、結果、本人が担ったこと、試した方法、見直した点を分けましょう。受賞や合格の名称だけでなく、どのような疑問を持ち、どう学びを進めたかが、回答を具体的にする材料になります。
例えば、理工への関心なら物理検定・化学検定・生物検定の学習、電子情報への関心なら情報オリンピックの予選結果や制作を振り返る方法があります。実際の経験がある場合の例であり、これらが一律加点や資格利用型の基準になると説明しているわけではありません。
8学部23学科の質問例と回答例
薬学部薬学科:薬への関心を、どんな学習につなげましたか
……(本人が薬や医療に関心を持った経験)……から、……(実際の化学・生物の学習や探究)……に取り組みました。……(調べて理解が変わったこと)……があります。大学では薬学を学び、薬の働きと安全な使用を根拠から理解したいです。
人間生活学部食物栄養学科:食や栄養について、何を確かめましたか
……(本人の食に関わる疑問)……について、……(実際の比較や学習)……を行いました。……(結果と予想が異なった点)……から、……(さらに調べたこと)……があります。大学では栄養を学び、相手の生活も踏まえて健康を支えたいです。
人間生活学部児童学科:子どもとの関わりで、何を工夫しましたか
……(本人が子どもと関わった経験)……では、……(実際に担当したこと)……に取り組みました。……(子どもの反応)……を見て、……(説明や遊び方を変えたこと)……があります。大学では教育・保育を学び、一人ひとりの発達に合う関わりを考えたいです。
人間生活学部心理学科:人の行動について、どんな疑問を持ちましたか
……(本人の共同活動や調べ学習)……を通じ、……(人の感じ方や行動に関する疑問)……を持ちました。……(実際に読んだ資料や学んだ内容)……から、思い込みで判断しないことの大切さを考えました。大学では心理学の方法を学び、根拠を基に理解を深めたいです。
人間生活学部メディアデザイン学科:作品を、誰にどう伝えたいと考えましたか
……(本人の映像やデザイン等の制作)……では、……(実際に想定した相手と目的)……を考えました。……(感想や利用時の反応)……を基に、……(自分が修正したこと)……があります。大学では表現と伝わり方を学び、目的に合う作品を制作したいです。
人間生活学部建築デザイン学科:使う人を考えて、何を調べましたか
……(本人が建物や空間に関心を持った経験)……から、……(実際の観察や模型制作)……に取り組みました。……(動線や利用しやすさで気づいた点)……があります。大学では建築を学び、安全性と暮らしやすさを合わせて考えたいです。
人間生活学部人間生活学科:暮らしの課題に対して、何を試しましたか
……(本人の生活や地域での疑問)……について、……(実際の調査や活動)……を行いました。……(得られた意見)……から、……(自分の提案を変えた点)……があります。大学では生活に関わる学びを深め、人の状況を確かめて課題を考えたいです。
保健福祉学部口腔保健学科:口の健康に関心を持った理由は何ですか
……(本人が口の健康に関心を持った経験)……をきっかけに、……(実際に調べたこと)……を学びました。……(自分の理解が変わった点)……があります。大学では口腔保健を学び、相手が続けやすい予防や健康支援を考えたいです。
保健福祉学部理学療法学科:動作や身体の働きについて、何を学びましたか
……(本人の運動や学習の経験)……から、……(実際に観察・比較したこと)……に関心を持ちました。……(調べる中で生まれた疑問)……があります。大学では理学療法を学び、身体の働きと生活の目標の両方を踏まえた支援を考えたいです。
保健福祉学部看護学科:相手の状況を確かめて行動した経験はありますか
……(本人の地域活動や学校活動)……では、……(自分の予想と相手の希望が違った場面)……がありました。……(実際に話を聞いて確かめたこと)……を基に、……(行動を変えた点)……があります。大学では看護を学び、思いと根拠を大切にした支援を考えたいです。
保健福祉学部人間福祉学科:支援を考えるとき、誰の意見を確かめましたか
……(本人の地域やボランティア活動)……では、……(困りごとについて実際に聞いたこと)……がありました。……(本人が担当したこと)……から、相手の希望を確かめる必要性を学びました。大学では福祉を学び、制度と生活の両方から支援を考えたいです。
保健福祉学部診療放射線学科:科学の学習を、医療への関心にどうつなげましたか
……(本人の物理の学習や探究)……を通じ、……(実際に理解が深まった仕組み)……に関心を持ちました。……(医療との関わりで調べたこと)……があります。大学では診療放射線を学び、正確さと安全性を根拠から理解したいです。
保健福祉学部臨床工学科:機器の仕組みについて、何を確かめましたか
……(本人の電子工作や科学の学習)……では、……(実際に試した動作や条件)……を比較しました。……(不具合に対して修正したこと)……があります。大学では臨床工学を学び、機器の原理と医療での安全な使用を理解したいです。
総合政策学部総合政策学科:社会の課題に対して、考えをどう見直しましたか
……(本人の地域調査や探究)……では、……(実際に集めた資料や意見)……を整理しました。……(最初の予想と異なる点)……から、……(提案を変えたこと)……があります。大学では政策を学び、複数の立場と根拠を踏まえて解決方法を考えたいです。
総合政策学部経営学科:活動の運営で、何を改善しましたか
……(本人の学校行事や販売等の活動)……では、……(実際に担当した役割)……を担いました。……(記録や相手の反応)……を基に、……(進め方を変えたこと)……があります。大学では経営を学び、継続して価値を届ける方法を考えたいです。
音楽学部音楽学科:表現や練習方法を、どう見直しましたか
……(本人の演奏や音楽制作)……では、……(実際に目指した表現)……に取り組みました。……(録音や助言から気づいたこと)……を基に、……(練習や制作を変えた点)……があります。大学では希望する分野の音楽を学び、表現の意図を説明できるようになりたいです。
香川薬学部薬学科:体験授業や学習を通じ、何を深めたいと思いましたか
……(本人の体験授業や科学の学習)……で、……(実際に関心を持った内容)……を学びました。……(自分で調べたことと残った疑問)……があります。大学では薬学を体系的に学び、薬を必要とする人の健康を支える力を身につけたいです。
理工学部応用生命化学科:実験や調査で、何を比較しましたか
……(本人の化学・生物の探究や検定学習)……では、……(実際の条件と結果)……を比較しました。……(予想と違った結果)……から、……(確認方法を見直したこと)……があります。大学では生命や化学を学び、仕組みを確かめて応用を考えたいです。
理工学部ロボット創造工学科:思いどおりに動かなかったとき、どう対応しましたか
……(本人のロボットや工作の制作)……では、……(実際の動作の問題)……がありました。私は……(原因を分けて確かめたこと)……を基に、……(構造や制御を変えたこと)……があります。大学では機械と制御を学び、検証しながら改善する力を伸ばしたいです。
理工学部電子情報工学科:プログラムや回路を、どう改善しましたか
……(本人の制作や情報分野への挑戦)……では、……(実際に確認した動作や結果)……を整理しました。……(自分が変更した処理や構成)……を比較し、……(改善できた点と残った課題)……があります。大学では電子と情報を学び、仕組みを説明して改善を続けたいです。
文学部文化財学科:見学したものを、どう調べ直しましたか
……(本人が文化財や博物館を見学した経験)……から、……(実際に持った疑問)……を調べました。……(資料を比較して分かったこと)……があります。大学では文化財を学び、観察と資料の両方を基に、保存や伝え方を考えたいです。
文学部日本文学科:言葉や作品について、何を考えましたか
……(本人の読書や探究)……では、……(実際に比較した表現や解釈)……を整理しました。……(根拠を確かめて考えが変わった点)……があります。大学では日本の文学と言葉を学び、作品の背景も踏まえて読みを深めたいです。
文学部英語英米文化学科:語学学習を、文化への関心にどうつなげましたか
……(本人の英語資格の学習や交流)……を通じ、……(実際に気づいた表現や考え方の違い)……に関心を持ちました。……(調べたり相手に尋ねたりしたこと)……があります。大学では英語と文化を学び、背景を理解しながら伝え合いたいです。
提出内容と、面接で説明する経験をそろえる
作文に書いた経験の中で、本人が担当したことを説明してください
……(本人が作文に書いた共同活動)……のうち、私が担当したのは……(実際の役割)……です。……(自分の提案や作業)……と、……(確認できた結果)……があります。全体の成果と区別して、自分の工夫と残った課題を説明したいです。
体験授業を受けて、どんな疑問が生まれましたか
……(本人が受けた授業の内容)……から、……(受講前には知らなかったこと)……を学びました。……(さらに知りたい疑問)……について、……(実際に調べたこと)……があります。大学では……(深めたい内容)……を学びたいです。
作文や資料には、本人が説明できる内容を記載してください。総合型の面接日時は、出願後に担当教員からの連絡を受けて調整する案内です。登録した連絡先を確認し、実施方法に応じた準備も進めましょう。
資格名や作品名に加え、本人の役割、判断した理由、学んだことまで説明すると、経験と志望理由がつながります。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の今後の出願・面接日程
総合型Ⅱ期は2026年11月1日~7日出願、出願後~11月15日面接、12月1日合格発表予定です。Ⅲ期は11月20日~12月4日出願、出願後~12月13日面接、12月19日合格発表予定です。募集状況と、ネット登録・払込・書類郵送それぞれの期限を確認してください。
公募制推薦Ⅰ期は11月1日~7日正午までネット出願、11月14日試験、12月1日合格発表予定です。Ⅱ期は11月20日~12月4日正午までネット出願、12月13日試験、12月19日合格発表予定です。科目選択や実技等の内容は、志望学科と受験する期の案内で確かめましょう。
スキルパスでは、資格・コンテスト・探究等の実績づくりから、志望理由書と面接まで支えます。本人の経験と徳島文理大学の学びを結び、具体的に伝える準備を進めましょう。
徳島文理大学の面接対策は、学科と出願タイプを確かめ、提出した内容と本人の経験を自分の言葉で説明することが大切です。
出典:徳島文理大学公式総合型選抜、学科別の質問案内、公募制推薦、公募制推薦の選考方法・面接、2027年度募集学科。


