沖縄国際大学の面接は、学科・専攻と方式によって時間も内容も異なります。総合型A日程には指定課題の発表、資格活用、日英口頭試問、テーマ面接等があり、B日程や公募推薦とも準備が変わります。志望学科の条件を確かめ、本人の活動から回答を組み立てましょう。

法学部、経済学部、産業情報学部、総合文化学部の10学科を扱います。人間福祉学科は2専攻に分けています。以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制の一般・スポーツのみを扱います。

総合型A・Bと公募推薦の違い

方式面接の特徴併せて準備する内容
総合型A日程学科により15~30分。資格活用を選ぶ場合は10分の学科もある自己紹介書、志願理由書、調査書、学科指定の課題等
総合型B日程多くの学科が15分。社会文化は20分、人間福祉の社会福祉専攻は10分小論文90分と書類。社会文化学科はレポート課題を評価
学校推薦型:一般学科・専攻により10分または15分。英米言語文化は日英口頭試問を含む小論文90分、調査書・推薦書等
学校推薦型:スポーツ学科面接10~15分に加え、競技実績等の面接15分小論文90分、調査書、推薦書、実績等記録書。対象種目・競技実績等の条件あり

面接時間は目安で、実施日時等の詳細は受験票とともに届く面接試験案内で確認する必要があります。

出典:大学公式2027年度入学者選抜試験要項10~18・22~29・39~43ページ、総合型A日程・B日程の案内。

学科・専攻と方式を先に確認しましょう。同じ学科でも、総合型A・Bと公募推薦では面接時間や事前課題が異なります。

学科別の面接時間と、総合型Aの準備

学科・専攻総合型A総合型B/公募一般
法律20分。最初の5分で指定課題への意見を発表15分/15分
地域行政20分。最初の3分程度で指定課題を発表15分/15分
経済15分15分/15分
地域環境政策15分。地域活動や関心のあるニュース等を説明する準備15分/15分
企業システム資格活用は面接10分。発表型は面接10分・発表5分・質疑5分15分/15分
産業情報資格活用は面接10分。発表型は面接10分・発表5分・質疑5分15分/15分
日本文化25分。実技・口頭試問や、活動の説明を含む15分・実技等を含む/15分
英米言語文化20分。日本語・英語の口頭試問を含む15分・日英口頭試問/15分・日英口頭試問
社会文化20分。フィールドワークのレポートについての質問を含む20分・レポート質問/10分
人間福祉:社会福祉専攻20分。提出した小論文課題についての質問を含む10分/10分
人間福祉:心理カウンセリング専攻30分。事前資料に基づくテーマ面接10分と通常面接20分15分/15分

総合型Aの企業システム・産業情報学科は、資格活用と発表のどちらで受験するかを確認してください。資格活用には申込書と証明書類の提出、取得時期等の条件があります。発表では電子機器や配布資料を使用できない指定です。

社会文化学科の総合型Aは、自分が暮らす地域についてのフィールドワーク、Bは沖縄についてのフィールドワークが課題です。問い、方法、調べて得た内容、本人の結論を整理し、自分で撮影した写真と出典を含めたレポートを作成します。

10学科・2専攻の質問例と回答例

法学部法律学科:異なる立場の意見を、どう考えましたか

……(本人が学校や社会の問題に疑問を持った経験)……について、……(資料調査・話し合い等)……に取り組みました。……(異なる意見を知り、考え直したこと)……から、公平さを考えるには制度と根拠の理解が必要だと感じました。大学では法律と法的な考え方を学びたいです。

指定課題の発表は、大学が公表する用紙と指示に合わせて準備してください。持ち込み資料にも制限があります。

法学部地域行政学科:地域の課題について、何を調べましたか

……(本人の地域活動や問題意識)……から、……(聞き取り・資料調査・活動等)……を進めました。……(住民や利用する人の意見から分かったこと)……を通じ、地域の状況を確かめて制度や支援を考える必要があると学びました。大学では地域と行政について学びたいです。

活動に参加したことに加え、誰のどんな意見を知り、自分がどう考えたかを整理しましょう。

経済学部経済学科:数字や資料から、何を確かめましたか

……(本人が物価・産業・暮らし等に関心を持った経験)……から、……(統計や資料の比較)……に取り組みました。……(調べて分かった違いや、分析の限界)……を通じ、印象だけで判断せず根拠を確認する大切さを学びました。大学では経済の仕組みと分析方法を学びたいです。

統計検定や数学検定等の学習経験がある場合は、実際に使った知識と、調べたい課題を説明してください。

経済学部地域環境政策学科:暮らしと環境を、どう結び付けて考えましたか

……(本人の地域活動・環境への関心)……から、……(観察・調査・活動等)……に取り組みました。……(生活や産業との関係で気づいたこと)……を通じ、環境だけを切り離さず地域の状況も踏まえる必要があると感じました。大学では……(さらに学びたい課題)……を考えたいです。

関心のある経済・環境ニュースについても、内容、気になった理由、本人の意見を整理しましょう。

産業情報学部企業システム学科:企画や運営で、何を工夫しましたか

……(本人の販売企画・学校行事・組織の活動等)……では、……(運営上の課題)……がありました。……(記録や利用者の意見から変えたこと)……を通じ、企画と継続できる運営の両方が大切だと学びました。大学では企業や組織の仕組みを学びたいです。

簿記や販売・情報の資格等を使う場合も、学習内容と本人の活動を説明しましょう。

産業情報学部産業情報学科:情報技術を使って、何を確かめましたか

……(本人の制作やデータへの関心)……から、……(プログラミング・分析・探究等)……に取り組みました。……(処理や比較の課題)……について、……(調べ方や方法を変えたこと)……を試しました。大学では情報と産業の関わりを学び、……(取り組みたい課題)……を考えたいです。

情報オリンピック予選Bランク、ITパスポート、基本情報技術者等の経験がある場合も、本人が考えた部分を整理してください。活動として説明できることと、大学の資格活用対象になることは分けて確認しましょう。

総合文化学部日本文化学科:作品や資料を読んで、何に気づきましたか

……(本人が言葉・文学・琉球文化等に関心を持った経験)……から、……(読書・作品制作・資料の比較等)……に取り組みました。……(表現や背景を調べて分かったこと)……を通じ、資料を丁寧に読む面白さを感じました。大学では……(深めたい課題)……について学びたいです。

総合型Aは、面接中にこれまでの活動を具体的に説明します。実演する場合の時間や、作品の提示方法は要項に沿って準備してください。

総合文化学部英米言語文化学科:言語や文化の学習で、何が変わりましたか

……(本人の語学学習や交流のきっかけ)……から、……(学習・交流・作品の比較等)……に取り組みました。……(表現や考え方の違いから気づいたこと)……を通じ、言葉と背景の両方を理解する大切さを学びました。大学では……(深めたい言語・文化の課題)……を学びたいです。

本人の経験と考えを、理解できる英語でも説明してみましょう。資格の級だけでなく、学習や交流の内容を話せる準備が必要です。

総合文化学部社会文化学科:調査の方法と、結論の根拠を説明してください

……(本人が地域について持った問い)……を確かめるため、……(フィールドワークや文献調査の方法)……を用いました。……(得られた内容)……から、……(本人の結論)……と考えました。一方で、……(対象や方法の限界)……があり、大学では……(さらに学びたいこと)……を深めたいです。

提出したレポートを、自分の言葉で説明できるようにしましょう。参考資料の内容と、本人が現地で確かめた内容を区別してください。

総合文化学部人間福祉学科・社会福祉専攻:支援について、何を考えましたか

……(本人が福祉や生活の課題に関心を持った経験)……から、……(調査・地域活動等)……に取り組みました。……(相手の話や資料から分かったこと)……を通じ、支援する側の考えだけで決めない大切さを学びました。大学では福祉の制度と支援方法を学びたいです。

総合型Aは事前の小論文課題についても質問を受ける方式です。書いた意見と根拠を説明する練習を進めてください。

総合文化学部人間福祉学科・心理カウンセリング専攻:資料の内容を、経験とどう結び付けましたか

……(資料を読んで関心を持った点)……について、……(本人の経験や追加で調べたこと)……と関連付けて考えました。……(分かったことと、まだ疑問に思うこと)……を整理する中で、自分の経験だけで人を理解したつもりにならない大切さを感じました。大学では心理と支援について学びたいです。

これは独自の練習例です。実際の事前資料を読み、テーマを調べ、本人の経験と関連付けて考えてください。通常面接の志望動機・実績の準備も必要です。

実績の名称だけで終えず、本人が考えた方法、工夫、分かったこと、大学で深めたい疑問を説明してください。

資料と発表、口頭試問をつなげて練習する

総合型Aの法律・地域行政学科では、指定された課題の発表資料を使います。企業システム・産業情報学科の発表型も、提出した資料に沿って発表する方式です。学科ごとに持ち込みや提示方法が異なるため、同じ資料の使い方を全学科に当てはめないようにしてください。

社会文化学科は、レポートのコピー持参が推奨されていますが、提出後に加筆した資料への差し替え等は認められていません。社会福祉専攻の総合型Aは、小論文課題のコピー持ち込みを原則認めない案内です。自分で書いた内容を説明できるよう練習しましょう。

英米言語文化学科は日本語・英語の口頭試問に備えます。日本文化学科は、活動成果の提示をする場合も、なぜ取り組み、何を学んだかを説明する練習が大切です。

スキルパスでは、本人の資格学習、探究、制作、地域活動等から、書類、発表、小論文、面接の準備を支援します。学科ごとの課題と本人の経験を照らし合わせ、質問に応じて説明できるよう練習を重ねます。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

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2027年度の日程と出願条件

公募制の学校推薦型一般は、出願2026年11月2日~6日、試験11月25日・26日のうち指定日、小論文は25日、合格発表12月8日11時の予定です。現役または2026年卒業者で、学校長の推薦、全体の学習成績の状況3.2以上等が必要です。英米言語文化学科は全体3.0以上、英語3.2以上等が条件です。

学校推薦型スポーツも同日程です。対象種目、競技実績、学校長の推薦、入学後の活動継続等の条件があります。全体の学習成績の状況は3.1以上、英米言語文化学科は全体3.0以上・英語3.2以上等が条件です。一般・スポーツはいずれも専願制です。

総合型B日程は、出願2027年2月10日~16日、試験3月3日~5日のうち指定日、合格発表3月17日11時の予定です。社会文化学科以外の小論文試験は3月3日に実施します。社会文化学科は指定されたレポート等を出願時に提出してください。

総合型A日程の2027年度試験は2026年10月に実施済みです。翌年度に向けて参考にする場合も、次年度の募集要項で条件・課題を確認してください。

公募推薦と総合型Bの出願は郵送のみで、最終日消印有効です。学科別の課題と、指定された面接日も確認しましょう。

志望理由を整理する際は、次の記事も参考になります。

沖縄国際大学の志望理由書例文|総合型・推薦対策【2027年度】スキルパスの理系特化推薦対策

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