東京慈恵会医科大学の医学科は、二次試験でMMI形式の面接を行います。異なる課題・評価者による6つの面接を通じ、対話の中で考えを伝える力等を評価します。看護学科も二次試験に面接があり、看護への関心や判断、相手を尊重する姿勢等が評価の対象です。

この記事では、2027年度の医学部医学科・看護学科の一般選抜を扱います。以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。大学の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には、本人の実際の経験を入れてください。

医学科のMMIと、看護学科の二次面接

学科面接の概要併せて確認する評価
医学科MMI形式。異なる課題で異なる評価者と対話する6つの面接。面接全体60分・30点二次で小論文90分・25点、調査書等25点。一次の得点に加算して判定
看護学科二次で面接。アドミッション・ポリシーに照らし、調査書とともに評価一次成績に二次評価を加味して判定

医学科の60分は、6つの面接を行う全体の時間です。1つの課題について60分話す試験と考えず、課題ごとに考えを整理して対話する練習が役立ちます。

看護学科は、要項にある試験日の9~17時という実施時間帯を、一人の面接時間と読み違えないよう注意してください。医学科のMMIの回数や時間も、そのまま看護学科に当てはめることはできません。

出典:大学公式2027年度医学科学生募集要項1・8ページ、2027年度看護学科学生募集要項1・9ページ。

医学科は6つの課題・評価者との対話に備え、看護学科は看護への関心と本人の判断・行動を説明する準備が大切です。

本人の経験から、医療を学ぶ理由を整理する

医学科では、相手を理解して考えを論理的に伝える力、自分を振り返る力、状況に応じた行動を判断する力等を評価します。看護学科も、主体性、看護への関心、コミュニケーション、社会や多様性への理解等を評価の観点としています。

振り返る経験面接練習で説明してみること
授業・資格学習何を理解し、どの疑問が残ったか
探究・制作・発表本人の役割、根拠、予想と異なった結果
周囲と協力した活動相手の意見を聞き、進め方を見直したこと
医療への関心経験と調査を通じ、何を学びたいと考えたか

医学科の調査書等評価は25点です。資格名や役職だけを並べる準備に偏らず、学業や活動を通じて何を考えたかまで振り返りましょう。本文の検定・コンテスト例が、一律の加点対象になるという意味ではありません。

医学科・看護学科の質問例と回答の組み立て方

医学科:医学を学びたいと考えた疑問を、どう調べましたか

……(本人が健康や医療に疑問を持った経験)……から、……(授業、読書、探究、調査等)……を進めました。……(資料や結果を比べたこと)……を通じ、……(当初見落としていた条件)……に気付きました。大学で医学の知識と考え方を学び、相手の状況を確かめながら判断する力を深めたいです。

生物検定、化学検定、物理検定、統計検定や科学探究の発表等の実績があれば、学んだ内容を何の疑問に使ったか整理してください。実験や調査の結果から言える範囲を説明し、専門的な診断・治療の効果を本人の経験だけで断定しないことも大切です。

医学科・MMIの練習:立場が異なる人の意見を、どう確かめますか

……(示された場面について、分かっている事実と不明な点を整理する)……。私はまず……(相手に確かめたいことと、その理由)……を考えます。……(考えられる対応と、影響を受ける人)……を比べ、……(現時点で妥当と考える行動と根拠)……を説明します。状況が変われば……(判断を見直す条件)……も確かめます。

これは対話の練習用の組み立て方です。大学の実際の課題ではありません。結論を急ぐ前に相手の立場や分からない点を整理し、質問を受けて理由を補う練習が役立ちます。

学校や探究チームで意見が分かれた経験があれば、本人が何を聞き、どんな根拠を共有したか振り返ってください。対話の途中で考えを見直した理由も説明してみましょう。

看護学科:相手を尊重し、周囲と協力するために何を工夫しましたか

……(本人が関わった学校や地域の活動)……で、……(相手の状況や意見を十分に理解できていなかった場面)……がありました。……(本人が話を聞き、確かめたこと)……を受け、……(関わり方を変えた点)……があります。大学で看護の知識と技術を学び、本人の意思と状況を確かめて支援を考える力を身に付けたいです。

語学資格、理科の検定学習や調査・発表の経験があれば、知識の習得と、相手に合わせて伝える工夫を整理しましょう。活動先の人の私的な情報を詳しく話す必要はありません。説明に必要な範囲で、本人の行動と学びを伝えてください。

実績の大きさだけでなく、根拠を確かめた過程と、相手の話を聞いて考え直した経験を説明しましょう。

MMIの対話、小論文、看護の面接を練習する

医学科のMMIは対話形式です。答えを暗記する練習に偏らず、課題について本人の考えを述べ、理由を尋ねられたら説明を補う練習が役立ちます。相手の質問を受けて前提を確かめることも大切です。

医学科の小論文は、課題文の要約300字以内と、それを踏まえた本人の考え1,200字以内です。筆者の考えと本人の意見を分け、理由が伝わる文章を書く練習を重ねましょう。

看護学科は、看護への関心とともに、状況に合った判断や態度、相手を尊重したコミュニケーションも評価します。本人の活動を基に、その場で何を考えて行動したか説明する練習が大切です。

スキルパスでは、資格学習や探究、発表、学校や地域の活動を振り返り、本人が経験と考えを説明する練習を支援します。成果だけでなく、考え方の変化や改善の過程も整理します。

FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます

  1. STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦

    理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。

  2. STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦

    大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。

  3. STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる

    志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。

  4. 合格第一志望
    合格へ

コースと合格実績をトップページで見る

2027年度の医学科・看護学科の日程

学科出願期間一次試験・二次試験
医学科2027年1月4~25日、書類は締切日消印有効一次2月11日、二次2月20~22日のうち指定の1日
看護学科2027年1月4~29日、書類は16時必着一次2月7日、二次2月10日

医学科の出願情報登録は2026年12月21日から可能です。一次合格発表は2月17日、二次合格発表は3月1日です。二次試験は西新橋キャンパスで行われます。

看護学科は、一次合格発表が2月9日、二次合格発表が2月12日です。試験会場は国領キャンパスです。英語は大学の筆記試験ではなく、提出した英語資格・検定試験のスコアを換算します。対象試験、証明書、有効期間を要項で確認してください。

医学科と看護学科では、書類の締切条件、試験日、二次試験会場が異なります。学科ごとに確認しましょう。

最新の情報は大学公式の医学科入試概要と看護学科入試概要で確認してください。志望理由の整理は関連記事でも紹介しています。

東京慈恵会医科大学の志望理由書例文スキルパスの理系特化推薦対策

    合格を実現するスキルパスによる受験相談はこちら


    「第一志望合格率8割」を3年連続実現中

    合格を実現するスキルパスによる受験相談はこちら

    メールアドレス 必須

    相談者お名前 必須

    相談者の属性 必須

    現在の学年 必須

    電話番号 必須

    希望日程、曜日など 必須


    こちらで希望をお伺いの上、日程は担当者と調整後確定します。複数の日程を2,3日の余裕をもってご記入ください。土日・祝日も対応可能です。(10:00〜23:00まで対応可能です)

    所属高校・中学

    志望大学、ご要望、特に知りたいことなど

    当塾を何で知りましたか? 必須

    コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です