福岡女子大学の総合型選抜は、面接に加えて、学科ごとに討論、講義のレポート、口頭試問、研究発表等が組み合わされます。志望理由だけでなく、本人が取り組んだ研究や調査を、根拠とともに説明する準備が大切です。
国際文理学部の国際教養学科・環境理学科・生活情報科学科・食・健康学科を扱います。以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。大学の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制を紹介します。
総合型の学科別試験と公募推薦の面接
| 方式・学科 | 面接に加えて準備する内容 |
|---|---|
| 総合型・国際教養 | グループディスカッション、講義45分とレポート45分 |
| 総合型・環境理学 | 選択科目の口頭試問、自由研究に関する質疑応答 |
| 総合型・生活情報科学 | 研究発表15分、質疑応答15分 |
| 総合型・食・健康 | グループディスカッション、発表10分と口頭試問15分程度 |
| 公募推薦・全学科 | 面接、指定された大学入学共通テスト、書類審査 |
環境理学科の口頭試問は、化学・生物・物理・数学から出願時に一科目を選びます。解答準備10分の後に15分程度の質疑応答があり、自由研究についての15分程度の質疑応答は別です。
国際教養・食・健康のグループディスカッションは合同実施です。志願者が少ない場合は、事前の案内により面接に変更されることがあります。
出典:大学公式2027年度学生募集要項26~36ページ。
面接と、研究発表・口頭試問等は別の評価項目です。志望学科で必要な組み合わせに合わせて準備しましょう。
志望理由書と研究の記録を整理する
総合型は、出願書類を基に本人の考えや活動を伝える準備が大切です。環境理学科・生活情報科学科は、自由研究等の実績を客観的に示す資料が出願条件に含まれます。
| 振り返る内容 | 説明してみること |
|---|---|
| 研究のきっかけ | 本人が何を疑問に思い、なぜ取り組んだか |
| 調査・実験の方法 | 比較した条件、使った資料、本人の担当 |
| 結果の読み取り | 確かめられたことと、まだ分からないこと |
| 大学で学ぶ理由 | 高校までの取り組みから深めたい内容 |
発表資料、研究活動概要、研究発表趣旨等は、学科ごとに必要な書類と作成指示が異なります。発表で使うデータや印刷物を含め、所定の様式を確認してください。
公募推薦は全体の学習成績の状況4.0以上、学校長推薦、合格時の入学確約等の条件があります。総合型には学科別の評定・履修・英語資格等の条件があるため、それぞれの資格を区別しましょう。
4学科の質問例と回答の組み立て方
国際教養学科:複数の立場から考えた経験
……(本人が言語や文化、社会の違いに疑問を持った経験)……について、……(読書、調査、対話、発表等)……を進めました。……(複数の意見を比べて考え直した点)……があります。大学で……(関心のある分野)……を学び、異なる立場の人と理由を確かめながら考える力を深めたいです。
英語資格、探究発表、地域や国際交流等の実績は、本人の行動と結び付けて説明しましょう。討論の練習では、他の人の意見を聞き、自分の考えとの共通点や違いを整理してください。
環境理学科:自由研究の方法と根拠
……(本人が自然や環境の現象に疑問を持った経験)……から、……(観察、実験、調査等)……を続けました。……(比較した条件や結果)……を基に、……(考えたことと残った課題)……を整理しました。大学で自然科学の基礎を深め、方法と根拠を確かめて研究する力を伸ばしたいです。
物理検定、化学検定、生物検定、科学探究のコンテスト等の実績があれば、どの知識を研究で使ったか振り返りましょう。口頭試問に向けては、選んだ教科の基本事項を、式や現象の理由まで説明する練習が役立ちます。
生活情報科学科:データや仕組みを使って考えた経験
……(本人が暮らしや情報の扱いに疑問を持った経験)……について、……(調査、分析、制作等)……に取り組みました。……(データや利用者の意見)……を受け、……(本人が見直した方法)……があります。大学で……(深めたい内容)……を学び、生活と情報の関係を考えたいです。
ITパスポート、統計検定、情報オリンピック予選Bランク、プログラミングや探究の発表等の実績があれば、本人の担当と改善の過程も整理してください。研究発表は、方法、結果、考察の関係が伝わるか練習しましょう。
食・健康学科:科学的な調査と食への関心
……(本人が食や健康に疑問を持った経験)……から、……(科学分野の実験や調査)……を進めました。……(記録や資料を比較して分かったこと)……があり、……(調べた範囲では結論を出せなかった点)……も残っています。大学で食と健康を体系的に学び、根拠を確かめて考える力を身に付けたいです。
化学検定、生物検定、統計検定や科学発表等の実績は、測定や比較でどう役立ったか説明しましょう。高校で行った調査から、特定の食品の健康効果まで断定しないことも大切です。
研究や資格の実績は、結果だけでなく、本人が選んだ方法、考察、残った疑問まで説明しましょう。
面接・口頭試問・発表の練習
面接では、提出した志望理由と本人の経験を結び付け、質問に応じて答える練習を重ねてください。発表や口頭試問の時間を、別に行う面接の時間と混同しないよう注意しましょう。
研究の説明では、事実と考察を分けることが大切です。質問に答えきれない場合も、何を確かめられ、どこからは未確認かを伝える練習が役立ちます。本文の資格例は、公式の一律の加点を示すものではありません。
スキルパスでは、資格学習、実験、データ分析、探究発表等を振り返り、書類と面接の準備を支援します。本人の役割と試行錯誤を整理し、志望学科で学ぶ理由を自分の言葉で伝える練習を重ねます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の公募推薦と総合型の日程
| 方式 | 出願・試験 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 公募推薦 | 出願2026年11月5~12日17時必着、面接11月28日 | 2027年2月8日 |
| 総合型 | 出願2026年9月16~29日、試験10月31日実施済み | 2026年11月6日 |
公募推薦は、11月の面接だけで選考が終わる方式ではありません。指定された大学入学共通テストの教科・科目も受験する必要があります。
公募推薦の面接は当日9~17時の時間帯に実施される案内ですが、これは一人の面接時間ではありません。受験案内で本人の集合時刻等を確認してください。
公募推薦は面接と共通テストの両方に備え、Web出願・支払い・書類郵送を期限内に進めましょう。
最新の訂正情報、出願資格、日程は大学公式の2027年度入試情報で確認してください。


