太田医療科学大学の総合型は約10分の個別面接、公募推薦は約20分の集団面接です。筆記試験の内容も方式で異なります。理学療法・作業療法を目指す理由を、本人の学習や活動に基づいて説明する準備が大切です。
2027年4月開学の健康科学部リハビリテーション学科、理学療法学専攻・作業療法学専攻を扱います。以下は独自に作成した架空の練習用の質問・回答例です。大学の過去問、出題予告、合格者の回答ではありません。省略部分には本人の実際の経験を入れてください。学校推薦型は公募制を紹介します。
総合型の個別面接と、公募推薦の集団面接
| 方式 | 面接 | 併せて準備する試験・書類 |
|---|---|---|
| 総合型A | 個別面接10分程度 | 当日の講義20分と、その内容の筆記試験40分。自己PRシート、調査書等 |
| 総合型B | 個別面接10分程度 | エントリー時の課題内容に関する筆記試験30分。自己PRシート、調査書等 |
| 公募推薦Ⅰ・Ⅱ期 | 集団面接20分程度 | 当日提示テーマの小論文800字・60分。志願理由書、推薦書、調査書等 |
公募推薦の20分程度は集団面接の時間です。一人が20分間話し続ける試験と考えず、質問を聞き、本人の考えと経験を簡潔に伝える練習が役立ちます。
総合型Aは当日の講義、Bは事前に取り組んだ課題に沿う筆記試験です。面接と筆記の時間を分け、受ける方式に合わせて準備してください。
出典:大学公式2027年度学生募集要項6~11ページ。
総合型は個別面接、公募推薦は集団面接です。本人の経験と志望専攻で学びたい理由を、質問に応じて説明しましょう。
自己PRシート・志願理由書から、経験と学びをつなげる
総合型は自己PRシート、公募推薦は志願理由書等を提出します。本人が調べたこと、実際に試したこと、活動の役割を分けて整理してください。
| 振り返ること | 面接前に説明してみる内容 |
|---|---|
| 興味を持った経験 | 身体の動きや生活について、何を疑問に思ったか |
| 調べたこと | 授業や資料で分かったこと、まだ分からないこと |
| 本人の工夫 | 学習や活動で試し、結果を受けて変えたこと |
| 専攻で学ぶ理由 | 理学療法・作業療法のどの内容を深めたいか |
公募推薦の調査書では、学業・出欠、取得資格、部活動、生徒会、スポーツ、文化芸術、ボランティア等の諸活動が評価の対象です。名称や成績だけでなく、本人がどう取り組んだかも振り返りましょう。
公募推薦は、2027年3月卒業見込み、全体の評定平均値3.0以上、学校長推薦、合格した場合の入学確約等の条件があります。卒業済みでも対象になる総合型の資格と混同しないよう注意してください。
理学療法・作業療法の質問例と回答の組み立て方
理学療法学専攻:身体の動きや健康について、何を調べましたか
……(本人が身体の動きや運動機能に疑問を持った経験)……から、……(授業、読書、観察、探究等)……を進めました。……(記録や複数の資料)……を比べ、……(最初の考えを見直した点)……があります。大学で身体の働きと理学療法を学び、根拠を確かめて相手の状況を理解する力を身に付けたいです。
物理検定、生物検定、統計検定や科学探究の発表等の実績があれば、知識をどの疑問や結果の読み取りに使ったか説明しましょう。高校までの観察から専門的な治療効果まで断定せず、調べた範囲を伝えてください。
作業療法学専攻:生活の中の活動について、どんな疑問がありますか
……(本人が日常生活の活動や参加に関心を持った経験)……から、……(読書、調査、学校や地域での活動等)……を続けました。……(相手の話や資料)……を受け、……(当初見落としていた状況)……に気付きました。大学で人の生活と作業療法を学び、本人の意思や環境も踏まえて支援を考える力を深めたいです。
生物や数理に関する検定学習、語学資格、調査・発表等の経験があれば、相手の状況をどう理解したかも整理してください。活動先の人の私的な事情を詳しく話す必要はありません。本人の行動と学びを、必要な範囲で伝えましょう。
両専攻共通:他の人と協力するため、何を見直しましたか
……(本人が周囲と協力した活動)……で、……(考え方や進め方の違い)……がありました。私は……(相手に確かめたことと、その理由)……を基に、……(実際に試した行動)……を考えました。……(結果と、今後改善したい点)……があります。大学でも相手の立場を聞き、役割を果たしながら学びたいです。
部活動、委員会、探究チーム等の実績は、全体の成果と本人の役割を区別しましょう。受賞歴や役職だけで終えず、意見を聞いて本人の考えが変わった過程も振り返ってください。
実績の名称に加え、知識を使った場面、本人の役割、考え直した過程まで説明することが大切です。
個別・集団面接と、方式別の筆記試験に備える
個別面接では、自己PRシートに書いた経験について、なぜその行動を選んだか説明してみましょう。集団面接では、他の人の話も聞き、質問に合う本人の考えを伝える練習が役立ちます。
総合型Aの学修能力試験に向けては、講義を聞き、重要な内容を整理して説明する練習が考えられます。Bは、本人がエントリー時に取り組んだ課題を振り返り、根拠や考え方を整理してください。
公募推薦の小論文は、問いに対する結論と理由を、時間内にまとめる練習が大切です。本文の検定例がすべて一律に加点されるという意味ではありません。本人の学習と志望内容の関係を整理するための例です。
スキルパスでは、資格学習、探究、発表、学校や地域の活動を振り返り、書類と面接の準備を支援します。成果とともに、試行錯誤や改善の過程を本人の言葉で伝える練習を重ねます。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
2027年度の公募推薦・総合型の日程
| 方式 | 出願期間・必着 | 試験日・合格発表日 |
|---|---|---|
| 公募推薦Ⅰ期 | 2026年11月9~20日 | 試験11月29日、合格発表12月9日 |
| 公募推薦Ⅱ期 | 2026年11月24日~12月7日 | 試験12月12日、合格発表12月21日 |
| 総合型B | 2026年10月26日~11月6日 | 試験11月15日、合格発表11月25日 |
| 総合型A | 2026年10月5~16日 | 試験10月25日、合格発表11月4日 |
総合型Aの試験と、総合型Bの事前エントリー受付は終了しています。Bは、大学構想説明会またはオープンキャンパスへの参加等の条件があり、10月9~16日のエントリーを経て出願許可を受けた人が正式に出願する方式です。エントリーと課題の提出だけでは、正式な出願にはなりません。
総合型A・Bは両方に出願できず、いずれかを選びます。総合型と公募推薦は専願です。作業療法学専攻の公募推薦Ⅰ期で地域枠を希望する場合は、卒業後の貢献に関する条件や、志願理由書の記入指示も確認してください。
2027年度はWeb出願の制度がありません。冊子の書類または公式サイトから印刷した所定様式を用い、簡易書留・速達で郵送します。
太田医療科学大学は郵送出願です。Bの事前エントリー・出願許可と、正式出願の締切を分けて確認してください。
最新の条件、訂正情報と様式は大学公式の受験生の方で確認してください。志望理由の整理は関連記事でも紹介しています。


