静岡北高校では、個人の課題研究からグループの研究へ進み、科学の内容を英語で伝える学習も組み合わせています。2026年春の大学合格表と令和7年度SSH報告から、研究の方法と説明を理系推薦へつなげる準備を考えます。
2026年春の大学合格表には京都大学1人・静岡大学7人・高知工科大学4人。SSHでは「解決デザイン」で学ぶ技法を個人研究へ生かしています。
静岡北高等学校の大学合格実績
対象は令和7年度大学合格実績(2026年3月31日現在)の高校全体の大学別欄です。
| 大学 | 合格者数 |
|---|---|
| 京都大学 | 1人 |
| 静岡大学 | 7人 |
| 静岡県立大学 | 8人 |
| 高知工科大学 | 4人 |
| 山梨大学 | 5人 |
| 東京農工大学 | 1人 |
| 芝浦工業大学 | 2人 |
| 東京都市大学 | 5人 |
出典:静岡北高等学校・令和7年度大学合格実績(令和8年3月31日現在)。
大学合格者数です。現役・既卒の内訳は非掲載のため、その内訳や実進学人数を補っていません。私立大学・大学校の混在欄からは大学の行だけを抜粋しています。
地元大学と県外の理工系大学への合格例が掲載されています。課題研究で使った方法を、大学でどのように発展させたいかを考えてみましょう。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
静岡北高等学校のSSH探究・研究発表
以下は、学校公式の令和7年度SSH報告書本文にある高校の科目と実施内容をもとに整理した活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 解決デザインと課題研究Ⅰ | 高校の対象学年 | 計画、証拠の収集、分析、考察、結論、振り返りの技法を学び、個人研究へ活用。 |
| 課題研究Ⅱ | 高校の対象学年 | 個人研究での成功や失敗をもとに、教科の見方・考え方を組み合わせてグループ研究を実施。 |
| 科学実験英語・科学対話英語 | 理数科・普通科の学年別科目 | 1・2年は科学実験を英語で伝え、3年は科学技術と社会を考えて英語の表現へつなげる。 |
出典:静岡北高等学校・令和7年度SSH研究開発実施報告書・前半、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
英語で伝える学習も、研究そのものと同じく根拠が大切です。条件・結果・考察を区別し、専門用語を知らない相手にどう伝えたかも振り返ってみましょう。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
個人研究からグループ研究へ進むときは、自分の仮説や実験結果が、班の方法を決めるうえでどう役立ったかを整理しましょう。研究を英語で説明した経験があれば、図表や表現を変えた理由も説明材料になります。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
物理・数理
物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。
化学・生命
化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。
情報・データ
情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
静岡北高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
併設中学校の活動も高校の実績として載せていますか?
SSH報告書は中学校・高校を含みますが、この記事では高校の科目と大学合格を選んでいます。中学生の活動を高校生全員の実績としては扱っていません。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
スキルパスで、研究経験を大学進学につなげる
高校で積み重ねた探究・研究を、大学で学ぶ理由と自分の強みとして伝えましょう。
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