甲府南高校は、2026年度からSSH認定枠で探究を継続しています。学校が公表した令和7年度の大学合格集計と、1・2年生の研究を発表したMinamiフォーラムをもとに、研究を伝え直す準備を紹介します。
学校の令和7年度合格集計では国立大学90人・公立大学47人。Minamiフォーラムでは、1・2年生の研究に外部からの助言や評価を受けています。
山梨県立甲府南高等学校の大学合格実績
以下は、学校が2026年4月に公開した令和7年度の大学合格集計です。現役と既卒を合わせた人数を掲載しています。
| 大学 | 合格者数 |
|---|---|
| 東京大学 | 5人 |
| 東北大学 | 4人 |
| 千葉大学 | 4人 |
| 東京農工大学 | 3人 |
| 筑波大学 | 1人 |
| 山梨大学 工学部 | 10人 |
| 山梨大学 生命環境学部 | 5人 |
| 東京都立大学 | 7人 |
出典:山梨県立甲府南高等学校・令和7年度等の国公立大学詳細(2026年4月公開)、山梨県立甲府南高等学校・令和7年度大学合格状況(2026年4月公開)。
原典の令和7年度という区分に合わせています。大学全体の行と学部別の行は表示上も区別し、山梨大学工学部10人を大学全体の人数とはしていません。合格者数であって実進学人数ではありません。
地元大学の学部別の合格例と、県外の大学への合格例を確認できます。研究で身に付けた方法と大学の専門を結び付け、学部の内容を具体的に調べてみましょう。
学校の合格実績と、これから出願する総合型・公募推薦の条件は別です。出願資格、提出できる研究資料、学力試験、合格後の入学条件を方式ごとに確かめましょう。
山梨県立甲府南高等学校のSSH探究・研究発表
以下は、2026年2月6日のSSH研究発表会Minamiフォーラムの記録です。2026年度の認定枠への移行より前の活動です。 次の表は公式資料で確認できる活動です。
| 活動名 | 対象・時期 | 公式資料で確認できる内容 |
|---|---|---|
| 課題研究の成果発表 | 1・2年生・2026年2月6日 | 取り組んできた課題研究の成果を発表。保護者、外部学校関係者、連携校生徒を含む120人が来校。 |
| 外部からの指導助言と評価 | 同発表会 | 研究への助言・評価を受けた。学校は各研究へフィードバックし、研究の改善につなげる方針を報告。 |
出典:山梨県立甲府南高等学校・SSH研究発表会Minamiフォーラム(2026年2月9日掲載)、科学技術振興機構・令和8年度SSH指定校一覧(2026年10月1日更新)。
発表を終えた時点の研究内容と、これから改善する予定の内容は区別しましょう。質問を受けて根拠が不足していると気付いた点を、追加の調査や実験で確かめると、研究を深めた過程を説明できます。
SSHの研究経験を、総合型・公募推薦に生かす
研究テーマの名前だけでなく、自分が考えたこと、確かめた方法、結果から分かったことを説明しましょう。
発表会で受けた評価を振り返り、方法への指摘と説明の仕方への指摘を分けてみてください。研究を変える必要があるのか、条件や図表を詳しく示す必要があるのかを考えると、次に取り組むことが具体的になります。
志望理由書では、高校で取り組んだ問いから、大学で学びたい理論や研究方法へつなげてみてください。活動名に加え、自分が考え、試し、修正した過程を具体的に伝えることが大切です。
チームで研究した場合は、共同の成果と自分の担当を分けて整理しておきましょう。うまくいかなかった実験や予想と異なった結果も、原因をどう検討したかを示す材料になります。
資格・コンテスト・探究を深める活動例
以下は、これからの学習や活動を考えるための例です。この学校の生徒が取得・受賞した実績を示すものではありません。
物理・数理
物理検定や数学・統計の学習に取り組むなら、探究で用いた式の前提や測定誤差との関係まで調べてみましょう。検定の成績と、実験や解析でその知識を使った経験を組み合わせると、学んだ内容が具体的になります。
化学・生命
化学検定・生物検定の学習を、反応の比較や身近な生物の観察へつなげる方法が考えられます。実験条件、安全への配慮、比較できるデータかどうかも記録しておきましょう。
情報・データ
情報オリンピックやデータ分析用のプログラム作りも、今後の活動候補です。処理の仕組み、動作確認、改良の理由まで説明できるようにしてみてください。ここで挙げた資格やコンテストは今後の例であり、学校の取得・受賞実績ではありません。
資格の取得や大会への参加で終わらず、学んだ知識を自分の研究や分析に使った経験まで整理することが大切です。
総合型・公募推薦を目指すための準備
志望する学部・学科の募集要項で、出願資格と評価内容を早めに確認しておきましょう。
| 確認したいこと | 準備のポイント |
|---|---|
| 出願資格 | 学科・課程、卒業年度、評定、履修科目、資格、学校長の推薦など |
| 学力の確認 | 数学・理科・英語、口頭試問・学力試験・共通テストの有無 |
| 研究や活動の資料 | 問い・研究方法・結果・考察、本人の役割、提出できる資料の範囲 |
| 志望理由 | 高校の研究で生まれた関心と、大学で学びたい授業・研究分野とのつながり |
| 日程と入学条件 | 出願期間、試験日、合格後の入学条件、他大学との日程 |
SSHでの活動だけで合否が決まるとは限りません。研究の説明と基礎学力、志望理由書・面接を合わせて準備してください。
次の3大学は、これから志望校を考えるための参考です。この学校の過去の進学先を追加しているものではありません。各大学の記事と募集要項を読み、自分の研究分野や出願条件との相性を確かめてください。
山梨県立甲府南高等学校のSSH活動と大学進学でよくある質問
2026年度は新たな通常の5年指定ですか?
JSTの2026年度一覧では認定枠です。この記事では認定枠への移行と、それ以前の発表会の実施時期を分けています。
FLOW実績づくりから出願まで、高校生活の流れに沿って支えます
- STEP 01高1〜高2資格・コンテストに挑戦
理系大学が評価する資格やコンテストに、知識ゼロから挑戦します。
- STEP 02高2〜高3春高大接続プログラムに挑戦
大学・研究機関の講座や研究体験への参加を、応募から支援します。
- STEP 03高3夏〜秋出願書類と面接で仕上げる
志望理由書と面接に向けて、資格や探究の経験を自分の言葉で説明できるように支援します。
- 合格第一志望
合格へ
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